犬が栗を食べても大丈夫!?適量や与え方、注意点は?

秋を代表する食材と言えば、やはり「栗」ですよね。ほのかな甘みとホクホクとした食感は、子供からお年寄りまで、幅広く好まれています。そんな美味しい栗ですが、食事をしていると、いつのまにかそばに愛犬が欲しそうにしているなんてことも。そんな姿を見ると、ついついあげたくなりますが、果たして犬も栗を食べて大丈夫なのでしょうか。

犬は栗を食べても大丈夫

栗には、犬が中毒症状を引き起こすような成分は含まれていないので、与えても大丈夫です。しかし生の状態のままでは非常に固く消化が悪いので、必ず茹でてから与えるようにしましょう。

茹でるときは皮を剥き、渋皮もきれいに取り除いて黄色い実の部分だけにしてから、柔らかくなるまで茹でるようにしてください。

そして、取り除いた皮や渋皮は、犬が誤って食べてしまうといけないので、すぐにごみ箱に捨てるようにしましょう。栗の固い皮は、犬の体内で消化できません。誤飲には十分に気をつけてください。  

犬に与える適量と与え方

栗は1粒(13g)で約21kcalあるので、意外とカロリーは高めです。そのため、犬に与える量の目安は、中型犬で1粒が適量と言われています。よって、小型犬ならば、2/3粒、大型犬であれば2粒ぐらいにしておくのがよいでしょう。

そして与える際ですが、栗の表面がツルンとしているので丸い粒のまま与えると、うまく噛めずに丸飲みしてしまいます。そのため消化しやすいように細かく潰したり、裏ごしたりしたほうがよいです。

細かくした栗は、そのままおやつとして与えてもいいですし、普段食べているフードにトッピングして与えてみてもよいでしょう。ただし、カロリーオーバーにならないように、栗をあげた分はフードを減らすなどして、調節することをお忘れなく!

犬にとっての栗が体にいい理由

栗はホクホクとして甘くて美味しいだけではなく、栄養も豊富です。では、栗に含まれている栄養素は、犬にとってどのような効能があるのでしょうか。

でんぷんが豊富でエネルギー源となる

栗には、エネルギの源であるでんぷんが非常に多く含まれています。そのため、効率よくエネルギー補給をすることが可能です。

食物繊維が便秘改善に効果的

便通を促す働きがある食物繊維も含まれており、便秘の改善に効果があります。また、悪玉菌を減らし、腸内環境を整える働きもあることから、腸の病気の予防にも役立ちます。

豊富なビタミンCが免疫力をアップ

栗はビタミン類も豊富なのですが、とくに抗酸化作用があり、体の免疫力をアップする働きをするビタミンCを多く含んでいます。ビタミンCは、本来は加熱すると損失してしまいますが、栗に含まれているビタミンCは、でんぷんに包まれているおかげで、加熱しても損なわれません。そのため、しっかりと摂取することができます。

カリウムが高血圧の予防に

栗に含まれているカリウムは、体内で余分になったナトリウムを体外に排出し、血圧を下げる働きをします。そのため脳梗塞や脳内出血の予防に効果が期待できます。

加工品の栗をあげるのはNG

例えば栗の甘露煮などのような加工品を、犬に与えるのはNGです。このような加工品には、糖分が多く含まれておりカロリーが高いため、犬が食べることはできません。したがって、なにも味付けされていない、茹でた栗を与えるようにしましょう。

まとめ

栄養豊富な栗は、上手に与えれば犬の健康を損なうような心配はなさそうですね。ただし、カロリーが高いため、そこだけは気をつけてくださいね。また、食物繊維が豊富なので、犬の体質によっては軟便や下痢になることもあります。犬が食べたあとは、体調のチェックも忘れずにするようにしましょう。