飲ませないで!犬にとってのコーヒーの危険性とは


コーヒーの成分について

コーヒーは人にとってとても身近な飲み物です。
インスタントなどもあり、家庭でも容易に飲むことができます。
そんなコーヒーの代表的な成分と言えばカフェインです。
最近ではノンカフェインという言葉もよく聞くくらい、有名な成分ですよね。
このカフェインが、実は犬にとってとても危険な成分なんです。

なぜカフェインが危険なのか

カフェインは元々アルカロイドの一種で、毒にも薬にもなる成分です。
トリカブトの毒、麻薬、マラリア治療の特効薬などにも使われています。
人にも致死量というものが存在し、過剰摂取は死の原因にもなります。
体の小さい犬は、人よりも遥かに少ない摂取量で死に至ってしまうこともあるのです。
たとえ死ぬほどの摂取量ではないとしても、カフェイン中毒という重篤な症状を引き起こすこともあります。

カフェイン中毒とはどんなものか

カフェイン中毒とはカフェインの興奮作用により、神経過敏を起こしてしまう症状のことです。
以下に主な症状をまとめました。

  • 興奮状態
  • 失禁
  • 頻尿
  • 下痢
  • 嘔吐

酷い状態に陥ると痙攣を起こしたり、意識が朦朧とし昏睡状態に陥る場合もあります。
カフェイン中毒の特徴として、発症までに時間がかかるということが挙げられます。
摂取後約1、2週間後に症状が現れます。
そのためその場で症状が出ないせいか油断して病院に連れて行かない飼い主もいるようです。
必ず誤飲してしまった場合は、その誤飲してしまった量を把握しすぐに病院に連れていきましょう。

カフェインの致死量はどれくらいか

一般的に1㎏に対して100~200㎎と言われています。
つまり5㎏の小型犬であれば500mgの摂取で致死量に達してしまうということです。
症状が現れるのには個体差があるため、一概にもこの量以下でも大丈夫とは言えません。
中には少し舐めただけでも症状を起こす個体もいればいつまでたっても平気な顔をしている個体もいます。
少量であれば飲ませても大丈夫という方もいますが、元々飲ませなくてもいいものですので、与えないに越したことはないでしょう。

コーヒー以外にカフェインが含まれるもの

カフェインが含まれるものはコーヒーだけではありません。
例えば身近なものとして以下が挙げられます。

  • チョコレート
  • ココア
  • 緑茶
  • 栄養ドリンク
  • コーラ

コーラにカフェインが含まれているとは知らない方も多いのではないでしょうか。
場合によってはカレーなどにもカフェインが含まれていることがあるようです。
人が摂取しているものを犬に与える場合は必ず成分表をチェックし、カフェインが含まれていないか確認しましょう。
また気を付けている方も多いとは思いますが、食べ物や飲み物を置きっぱなしにはしてはいけません。

まとめ

いかがだったでしょうか。
カフェインは犬にとっては摂取してもいいことはありません。
コーヒーに限らず人が食べられるから、おいしいからと甘やかすように食べ物を与えていては犬の身体に様々な症状が出てしまうかもしれません。
人と同じものを食べて生活できるのであれば、初めからドッグフードなどは存在しなかったことでしょう。
愛犬のためにも犬の届かない場所に食べ物は置きましょう。