『噛む柴犬』にしないために~原因・対策・しつけについて~


柴犬は『噛む犬』?

柴犬は日本犬の中で一番小さい犬種ではありますが、骨格はしっかりしており、筋肉質で引き締まったスタイルは何ともかっこいいですよね。
柴犬は歴史も古く、縄文時代には人間と共に生活していたとも言われています。
勇敢で警戒心が強く、リーダーと認識した人に対して絶対的な信頼をおく従順さから、昔から猟犬や番犬としても重宝されていました。
オオカミの血を受け継いでいることもあり、自信に満ち溢れ、攻撃性を秘めている一面もあります。
さらに、誰にでも甘えるタイプではなく、リーダー以外に対しては淡泊で独立心がある気難しさも備えているため、気に食わない事があるとつい噛んでしまうという柴犬もいます。
しかし、一概に柴犬が『噛む犬』という訳ではありません。
飼い主との主従関係をしっかりと築き上げ、しつけの行き届いた『噛まない柴犬』も沢山いるのです。

柴犬よ、なぜ噛んだ?

噛み癖と一言で言っても、噛み方も色々ですし、噛むに至った経緯や環境、柴犬の年齢によっても違います。
今回は子犬、成犬別に考えられる原因について見ていきましょう。

柴犬の子犬の場合

  • かまってほしい、遊びたい
  • 遊んでいて興奮Max
  • 嫌な事、怖い事があった
  • 歯の生え変わりでかゆい(生後4~6か月)

柴犬の成犬の場合

  • 警戒心
  • 強いストレス
  • 恐怖心
  • 脳の異常

犬の噛み癖は家族だけでなく他人に危害を加えてしまう危険性もあるため、飼い主にとっては何とか直したい点だと思います。
しかし、柴犬に限らず、本来犬にとって噛む事は自然な事であるという事をまずは私たち飼い主が理解しなければなりません。
その上で、人間社会で共存していくためには噛んではいけないという事をしつけていく必要があります。
成犬になってからではしつけができないという訳ではありませんが、犬にとっても飼い主にとっても根気や時間が要しますし、子犬の頃にしっかりとしつけておくに越したことはありません。
後々狂暴化して手が付けられない柴犬にならないためにも、小さなうちからしつけをしっかりと行いましょう。
次はしつけ方や対策について見ていきましょう。

柴犬よ、もう噛ませはしない

柴犬の子犬の場合

子犬の間は柴犬に限らず、とにかく何でも噛みます。
人間に例えると何も分からない赤ちゃんと同じ状態ですから、飼い主が根気よく教えていかなければなりません。
遊んでいる最中にヒートアップして手を噛んでしまったり、甘えて噛みをする時もあると思いますが、その時は大きな声で「痛い!」と大げさに痛がり、噛むことはいけないと教えましょう。
スリッパやカーテンなどの噛んでほしくない物を噛む場合は「ダメ!」と伝え、噛んでも良いおもちゃを差し替えて渡してあげるといいでしょう。

また、日頃から過敏にストレスを感じたり、情緒不安定になる度に噛む犬にならないためにも、子犬の頃から色々な経験を体験させ、新しい環境や事柄でも順応できるストレスに強い犬にしてあげましょう。

柴犬の成犬の場合