柴犬のしつけは大変?成功のカギは仔犬にあり!

柴犬は純粋な日本犬として、国の天然記念物に指定されているのをご存知でしたか?日本犬には大型の秋田犬、中型の甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬がいますが、柴犬は唯一の小型犬です。 柴犬は小型で飼いやすいことから、古くより家庭の番犬として親まれてきました。 愛玩のために飼われる小型の洋犬とは異なり、日本犬独特の頑固さと独立心を持つ柴犬のしつけには、いくつか注意しなければならないことがあります。柴犬と上手に暮らしていくために押さえておきたいしつけのポイントをご紹介します。

柴犬を室内で飼う

柴犬は古くから番犬として屋外で飼われていました。警戒心が強く縄張り意識の強い柴犬は番犬として外飼いに適した犬だといえるでしょう。愛玩用に多くの洋犬が室内で飼われるようになり、生活環境の変化などから、柴犬も室内で人と一緒に暮らすようになってきました。外犬であった柴犬が室内で快適に暮らすためには、どんなことに気をつければいいのでしょうか。注意しておきたいポイントやしつけ方についてお話しします。  

しつけを始める時期は?

仔犬にとって生後3ヶ月間は社会性を身につけるとても重要な時期です。この時期に母親や兄弟と一緒に暮らすことで、犬本来の縦社会のしくみを理解していきます。生後3ヶ月以降に親から離し、しつけを始めましょう。
プライドが高く甘えベタな柴犬は人に慣れるのに時間がかかることがあります。成犬になっても、人とのより良い関係を保つためには、仔犬のときのしつけがとても重要になってきます。

リーダーを認識させることから始めよう

柴犬は頭が良く人にはとても従順な犬です。自分より強く、信頼できると認めた飼い主には忠実に従います。そのためには柴犬に飼い主との上下関係をしっかり認識させる必要があります。ダメなことにははっきり強く叱り、指示に従ったら思いっきりほめてやりましょう。善し悪しの指示をしっかり出してやることで、飼い主が自分のリーダーであることを理解します。
独立心の強い柴犬は必要以上にかまわれることを好みません。過度な甘やかしはせず、一定の距離を保ちながら友好な主従関係を作っていきましょう。

トイレトレーニングとハウスについて

室内飼いの柴犬のトイレトレーニングはトイレシートに座らせることから始めましょう。成犬になると散歩でしか用を足せなくなる柴犬が多くいます。トイレシートの習慣がないと、天候によって出られないときや、長時間の留守番などでは排泄を我慢してしまいます。シートで排泄してから散歩に行くようにして、室内でも用を足せるよう習慣付けましょう。

柴犬は自由な自分だけの場所を好みます。落ち着ける場所にサークルを置いて、静かにひとりで過ごせる時間を与えてやることが大切です。サークルの中にトイレとベッドを置くのが一般的ですが、柴犬は警戒心の強い犬なので、自分の排泄物の匂いが身近に残るのを嫌います。ハウスとトイレは別の場所に離して置きましょう。

噛みぐせをつけない

柴犬は身を守るという保護本能と、ものを集めるという捕獲本能が強い犬です。柴犬が噛むのは、知らない人の手から身を守るためであったり、自分の近くにあるものを奪われないためだったりします。それを噛みぐせにしないためには、人の手がほめたり撫ぜたり、おやつがもらえたりする優しい手だと教えてやる必要があります。また、一度くわえたものを飼い主の言葉の指示(離せ、渡せ、等)で離すことを、楽しく遊びながらしつけることで物への執着を減らすことができます。

最後に・・・

柴犬は他の愛玩犬のように、飼い主にべったり甘えてくるような可愛さの犬ではありません。飼い主には忠実でありながらも、決して人に媚びない凛々しさが魅力的な犬です。柴犬は仔犬の時にしっかりとしつけることによって、日本犬本来の良さを持つ素晴らしい相棒になってくれるでしょう。