柴犬のケア「耳掃除」ってどうするの?

犬の耳掃除というと、何となくイメージ的に、垂れ耳の犬だけに必要なことのような気がしませんか?柴犬のように立ち耳の場合ってどうなんでしょうか。常に耳はふさがっていないので、換気されていいように思えますが、実際どうなのでしょうか。どんなことに気をつけて、どのようにケアしたらいいのでしょう?

柴犬の耳の形

犬の耳には、いろいろ種類があります。垂れ耳はよく聞くと思いますが、それだけではなく、ボタン耳やドロップイヤー、コウモリ耳など探すと面白い名前の耳があります。
そして、柴犬の耳は「立ち耳」という種類になります。上にピント立っているのが特徴で、柴犬の他に、ジャーマンシェパードやシベリアンハスキーなども立ち耳を持っています。

柴犬の耳の状態は1つじゃない

柴犬の耳は立ち耳なので、耳の形が垂れている犬に比べれば、耳の中が蒸れたりすることがないため、耳の中の状態をさほど心配しなくてもいいように思えます。>br> ただ中には、犬自身の体質で脂性だったりする場合、例え立ち耳を持っていても、耳垢がたまりやすかったりする個体があるので注意が必要です。
そして、立ち耳は比較的蒸れるということが少ないですが、風の強いや花粉が多く飛んでいる時の散歩などで、耳の中が汚れることがあります。

柴犬の「耳掃除」の仕方

柴犬は立ち耳なので、ご紹介したように耳の中は比較的、蒸れにくい作りではあります。ただ、耳が立っているがために土埃や花粉で耳の中が汚れやすいので、定期的に耳掃除をしてあげなければなりません。
では「耳掃除」具体的にどうするかというと、犬の耳の汚れ次第ですが、あまりこまめにやりすぎてもいけません。耳に刺激を与えすぎて、炎症を起こす原因になってしまいます。
だいたい週1くらいを目処に、まず、耳の中の様子をティッシュなどで拭いて色などを見ます。耳の中の匂いも同時に確認しましょう。そして次に、イヤークリーナーという耳掃除用の液体のクリーナーを耳に流し入れ、犬に首を振ってもらい、液体を外に出します。そして、残っている水分をコットンなどで拭き取ります。この時綿棒を使ってしまうと、汚れを耳の奥に押し込むことがあるので、綿棒のような細いものは使わないようにしましょう。

イヤークリーナーに関しては、飼い主さんがうまくできない場合は、無理に液体を流し込むようなことはせず、クリーナーをコットンなどに湿らせ、拭ける範囲をきれいにするなどに留めましょう。
上手に耳の中のクリーナーを拭き取れない場合、結局耳の中を蒸らす原因を作ってしまうので良くありません。どうしてもできない場合は、獣医さんやトリマーさんにお願いしましょう。

柴犬の耳の状態。こうなったら獣医さんへ

正常な犬の耳の中にも「耳垢」は存在します。おそらく耳垢が出ない犬はいないかもしれません。ただ、定期的に犬の耳掃除をする中で、いつもと違う色の耳垢や匂いがあるときは、放置せずに獣医さんに診てもらいましょう。
特に、赤茶色の耳垢で発酵したような匂いがあるときは、マラセチアが考えられます。また、黒い耳垢だと、耳ダニの可能性もあります。
いずれの場合も、どんなに耳掃除を頑張っても、炎症を起こしてしまった耳は、薬なしでは治りません。慢性化しないうちに薬で治療しましょう。