柴犬の毛質とシャンプーのやり方

柴犬の体を清潔に保つために必要なシャンプーですが、シャンプーの効果はそれだけではありません。 シャンプーをすることでノミやダニを取り除き、皮膚炎になりやすい柴犬の皮膚を病気から守ってくれる役割もあります。 今回は、柴犬の毛質についてとシャンプーの仕方を紹介します。

柴犬の毛質は?

柴犬の毛質は、ダブルコートと呼ばれる二重構造になっていて、硬い毛質のオーバーコートが表面上に生えそろっていて、根本の部分にはアンダーコートと呼ばれる柔らかく綿のような毛が生えています。
オーバーコートの硬い毛は、撥水性があり汚れがついても体をブルブルさせるだけである程度の汚れは落ちるようになっています。

そしてアンダーコートも豊富に生え揃っているため、水で濡らしても皮膚にまで行き届きにくく、プロのトリマーでも完全に綺麗にすることはむずかしいと言われる程です。

また、換毛期にはアンダーコートが大量に抜け落ちます。

死毛となった抜け毛をそのままにしておくと、カビや菌が繁殖し皮膚病になってしまう可能性があります。

柴犬の被毛と皮膚を清潔にして、健康を維持するためにも、定期的なブラッシングとシャンプーが必要なのです。

柴犬のシャンプーのやり方

体を濡らす前に、ブラッシングで抜け毛やフケなどを取り除き、毛の絡みは解いて、お湯が行き渡りにくい柴犬の毛並みを整えておきましょう。

柴犬のシャンプーのやり方① シャワーの当て方

シャワーのお湯の温度は、35℃前後に設定しましょう。

人にとっての適温は柴犬にとっては熱すぎるため、ぬるま湯で流していきます。
まずは、後ろ足、お尻から体にかけて徐々に前へ濡らしていくことで柴犬がシャワーを怖がることを慣らしてあげることができます。
この時に、柴犬の撥水性が高い毛質でも皮膚までお湯が行き届くよう、シャワーヘッドを体に密着させてヘッドを持っていないもう片方の手でお湯が皮膚にまで行きわたるように濡らしていくと良いです。

柴犬の顔部分は、耳を押さえて頭部にシャワーヘッドを当てると目に入りにくくなります。

顔を濡らされるのが嫌いな場合は、スポンジにお湯を含ませて優しくゆっくりと洗ってあげるようにしましょう。

柴犬のシャンプーのやり方② シャンプーは2度洗い

基本的には、シャンプーを手で泡立て、顔から順に前から後ろへ、上から下への順で洗いますが、シャワー同様に苦手な柴犬の顔から遠いお尻から前へと後ろへ順番に洗っていくと良いです。
柴犬の皮膚を傷つけないよう、優しくかつ皮膚にまで行きわたるよう意識して洗いましょう。

柴犬は毛量が多いので2度洗いするのがおすすめです。

しかし、シャンプー嫌いの子は無理して2度洗いしようとせず、シャンプーに慣れてきたようであれば2度洗いに切り替えるようにしましょう。
リンスも同じ手順で体全体になじませていき、最後は毛並みに沿ってシャワーをしっかりと当てて流していきましょう。

この時にリンスやシャンプーが皮膚に残っているとアレルギーなど皮膚に異常が出ることがありますので、皮膚にまでお湯を行きわたらせて丁寧に落としていくようにしましょう。

柴犬のシャンプーのやり方③ ドライヤー

柴犬のシャンプーが終わったら、タオルで出来る限り水分を拭き取ってあげます。
その後でドライヤーを使って乾かしていきましょう。

低い温風か送風を使いましょう。

柴犬は毛量が豊富で根元が乾きにくいので、コームを使って毛を掻き分けながら根本からじっくり乾かしてください。

柴犬のシャンプーのやり方 まとめ

柴犬にはシャンプー嫌いの子が多いようで、苦労している飼い主さんも少なくはないかもしれません。
子犬のころから慣れさせておくこと、少しでもリラックスできるよう柴犬にたくさん話しかけながらシャンプーしてあげましょう。