【動物看護士が解説!】犬のワクチンって、どんな種類や効果があるの?

今回は犬のワクチンについてです。狂犬病予防ワクチンは、国で接種が決められています。混合ワクチンについては、任意なので必ずしも接種しなければいけないというものではありませんが、ペットショップやドッグランを使用する際に必要な場合もあります。混合ワクチンにも、色々な種類があり効果も違ってきます。ぜひ、チェックしてください。

犬のワクチンについて

なぜ、犬にもワクチンが必要なのでしょうか?犬のワクチンは大きく分けて2つあります。

狂犬病予防ワクチン混合ワクチンです。

生後2~3か月の間、子犬は母乳を飲むことによって母犬からの免疫力を譲り受けることができるため、身を守ることができているのですが、以降は自分で守らなければいけません。

ここで登場するのが、ワクチンです!!

感染症に対するワクチンについてですが、こちらはもし感染した場合でも重症化までの状態を阻止することができます。
犬用の混合ワクチンの種類は3~11種まであり、予防できる種類が変わってきます。

地域によって異なってきますので、動物病院の獣医師と相談しながら決めていきましょう。

犬用ワクチンによって防ぐことのできる病気は?

犬用ワクチンによって防ぐことのできる病気① 狂犬病

人畜共通感染症で、愛犬に必ず犬用ワクチン接種させる必要があります

狂犬病は日本での発症はここ30年以上ありませんが世界各国では、現在も感染の報告があります。

また、人畜共通感染症です。

日本では狂犬病予防法により、飼い主は必ず(一部の理由を除く)愛犬に接種をさせる必要があります。

犬用ワクチンによって防ぐことのできる病気② 風邪(ケンネルコフ)

このウイルスは、犬の鼻や口、目から体内に侵入してリンパ節などで増殖して高熱、咳や鼻水などの症状を引き起こします。さらに二次感染があった場合は重症化します。

主な犬の風邪

犬ジステンパー、犬伝染性肝炎、犬アデノウイルス2型感染症、犬パラインフルエンザウイルス などがあげられます。

犬用ワクチンによって防ぐことのできる病気③ 犬の腸炎

感染している犬の嘔吐物、排泄物に接触すると感染します。

このウイルスは口から体内に侵入し、リンパ節などで増殖した後、腸管や骨髄でも増殖します。

症状は、嘔吐や下痢です。

また、パルボウイルス感染症の場合は感染力が強いため、重症化になりやすく死亡率も高いウイルスです。

主な犬の腸炎

犬パルボウイルス感染症、犬コロナウイルス感染症 などがあげられます。

犬用ワクチンによって防ぐことのできる病気③ 犬のレストスピラ症

レストスピラ菌に感染した野生動物、ネズミなどのげっ歯類や犬などの尿により鼻や口、目、 傷口を介して感染します。

症状は、肝臓や腎臓を炎症させ、重症化すると死亡します。

この感染症の注意する点は、「人畜共通感染症」ということです。

犬用ワクチンの副作用について

犬用ワクチンの副作用主な症状は?

主な症状は発熱、食欲の低下、蕁麻疹などです。

さらに、重度な副作用ですと「アナフィラキシー反応」です。

このアナフィラキシー反応は、呼吸困難になるなどの生命に関わるため危険です。
なお、犬用のワクチンの副作用がでる確率は15万分の1となっており、低いですが犬用ワクチン接種後の愛犬の様子に変わりがないかなど、しっかり見ましょう。

犬のワクチンについて まとめ

犬のワクチンについて、いかがでしたか?

ペットショップなどでも提示がある場合もある犬用ワクチン。

愛犬にワクチンを接種することで、防げたり重症化をしずに済む病気もあります。

しかし、場合によっては副作用がでる場合もありますので、愛犬のワクチン接種は動物病院の獣医師と相談しましょう。