犬のしつけの基本。しつけのポイントをご紹介

犬のしつけは、人と犬が一緒に暮らしていく上でとても大切なことです。 犬は賢く従順な動物なのできちんとしつければ、どんな犬種でも難しいことはありません。 今回は、犬のしつけの基本やポイントについてまとめてみました。

犬のしつけの基本

犬のつけの意味とは

しつけを単なる「芸」や遊びの一貫として考えていらっしゃる人がいますが、決してそうではありません。
しつけには2つの意味があり、1つ目は愛犬の安全と命を守るための手段です。

例えば、散歩中に首輪が外れてしまったという時、走り出そうとする愛犬に「おすわり」や「待て」の指示で迷子になることや道路に飛び出すことを防ぐことができます。
2つ目は、人と犬が共存していくためのルールを守るための手段です。

可愛い愛犬は、目に入れても痛くないとは思っていても、家族以外の人はそうでもありません。

無駄吠えで近所迷惑になったり、散歩中の飛びつき癖で周りに人に迷惑をかけることもあります。

人と犬が生活していくためには、家族だけの為でなく他の人のためにもしつけをすることは必要なことなのです。

「社会化期」犬の社会性を養う大事な時期

一般的に、犬の生後4週齢~13週齢頃までの期間は「社会化期」と言われていて、この時期に外の世界に好奇心を示し学習意欲を見せ始めます。

その後の生後13週齢~12カ月までが「第2の社会化期」と言われ、環境に適応していくことを学んでいきます。

この2つの期間は、今後の犬の性格が決まると言っても過言ではないほど重要な期間にあたります。
この重要な期間に、家の外へ積極的に連れ出して、家族以外の人や動物、外の空気や風、車やサイレンの音、生活音など、様々なことに慣れさせておきましょう。
これらの体験が不足する社会化不足になると、知らない物事が多くなりそれに接した時に「知らないもの=怖い」と捉えてしまい、吠える噛みつくなどの行動も見られるようになります。
犬にとって社会性を身に付けるということは、しつけの面にも影響を与える重要な事なのです。

犬のしつけ その1 トイレ

室内犬であれば何よりも早く覚えて欲しいと願うのがトイレのしつけですよね。

トイレのしつけは、子犬を迎えたその日から始めましょう。
成功例を重ねることがトイレを早く覚えてもらうためのコツです。

そのためには、床を嗅ぎながらくるくる回ったりする犬のトイレのサインを見逃さず、トイレに誘導して失敗を減らしていきましょう。

寝起きや食後、遊んだ後などに排泄をすることが多いので、それらのタイミングでもトイレに連れて行ってあげましょう。

犬のしつけ その2 甘噛み

子犬の甘噛みには2つの原因があります。

1つは歯の生え変わりによる痒みを抑えるため、2つ目は飼い主のリアクションを楽しんでいるためです。
子犬の甘噛みは仕方がないことでもありますが、成犬になっても癖が抜けない場合は甘噛みとは言っても痛みを伴います。 成長と共に甘噛みを自然としないようになることもありますが、様子を見ながら対処していきましょう。

  • 遊んでいる時に甘噛みをしてきたら、「痛い」と一言だけ言い放ち遊びを中断する
  • 噛まれて困るものは犬の届く場所におかない
  • 噛んでもいいものを与える(おもちゃやガムなど)

犬のしつけ その3 飛びつき

犬の飛びつき癖は、飼い主にとっては愛らしい行動だと思う人も多いでしょう。
それでも、散歩中に知らない人に飛びついたらどうでしょうか。さらに大型犬だったらどうでしょうか。飛びつき癖は、相手にケガをさせる可能性もある危険な行為なので、やめさせなければなりません。
「すわれ」の指示で落ち着かせることができれば問題ないのですが、できない場合は「罰」を与えてやめさせていきましょう。

「罰」と言っても叩いたりすることではありません。びっくりさせることが犬への「罰」となります。
例えば、

  • 飛びついた瞬間に布をかぶせて視界を遮る
  • 大きな音を立てる

などの方法です。

犬のしつけ その4 無駄吠え

多くの飼い主さんが苦労しているのが、犬の無駄吠えです。

近所迷惑にもなってしまうため、吠え癖は矯正していかなければなりません。
とは言っても犬にとって吠えるという行為は、言葉を話せない犬にとってのコミュニケーションツールでもあるのです。 なぜ吠えているのかを考え、それに合った対処をしていきましょう。
例えば、体力があり余り退屈で吠えている場合には散歩の時間を増やしてあげる、怖いものに吠えているのであれば怖くないものだと教えてあげる(社会性)、要求吠えであれば要求には応じず泣き止むまで無視をするなど、なぜ吠えているのかを分析し対応していくことが必要です。

犬のしつけの方法

以前までの犬のしつけは「叱ってしつける」方法が主流でした。

しかし現在では、犬を家族の一員として考える人が増え、犬のしつけは「褒めてしつける」方法が一般化してきました。
それでも、ただむやみに褒めるということだけがポイントではありません。
犬のしつけを有効的に行うためのポイントを抑えておきましょう。

犬のしつけに効果的な褒め方

犬を褒めてしつける方法は、褒めるタイミングが重要となります。
犬に指示をしたら、その指示の動作を行った瞬間に褒めることがポイントです。

例えば「おすわり」と指示をする⇒犬が座る、その瞬間です。

犬の記憶は長くはありません。

犬が座って2・3秒もすれば犬はもう他のことに気を取られています。

そうなると褒められた理由を理解できず一向にしつけを覚えられないでしょう。
次に褒め方です。

褒める時には大袈裟で構いません。

少し高めの声で褒めてあげましょう。

犬は飼い主が喜ぶ姿が好きです。

思い切り喜びながら褒めてあげることで、より「褒める」ことに意味が出てくるでしょう。

犬のしつけに効果的な叱り方

犬が悪いことをすれば時には叱ることも必要となります。
その犬の性格によっても叱り方を変えなければなりませんが、決して叩いて叱ることはしないでください。

また、悪いことをした犬に向かって大声で叱ることもいけません。

大声で叱られると叱られているのではなく喜んでいると認識する犬がいるからです。
基本的には端的な言葉を使って低い口調で叱りましょう

「だめ!!」「いけない」などの言葉です。

そして褒めるとき同様、叱るタイミングを逃さないようしましょう。

いけないことをすればその瞬間に叱るようにしましょう。

犬のしつけポイント その1 遊びながらしつける

遊ぶことが大好きな犬は、遊びの中でしつけていくことが有効的です。
例えばボール遊びをしている時、ボールを欲しがる犬に「おすわり」の指示をして、お座りができてからボールを投げるなど、基本的な指示を盛り込みながら手軽に楽しくしつけていきましょう。

犬のしつけポイント その2 根気強くしつけていく

犬の中でも覚えの早い犬と遅い犬がいます。

早く覚えてくれないからと言って、イライラしたり諦めたりはしないようにしましょう。
一貫性のある落ち着いた対応をすることで犬からの信頼を得ることができ、諦めず根気強くしつけていけば必ずしつけられます。
それでも覚えてくれないという場合には、しつけ方を見直してみましょう。

犬のしつけポイント その3 音を使う方法

音を使ったしつけは近年定着化しつつあります。

これは、叱っても聞かない、指示を出しても聞かない犬に有効的なしつけで、犬が悪いことをすれば「罰=犬がびっくりする音」を与えてしつける方法です。

突然大きな金属音や破裂音がすると驚きますよね。これは犬も同じです。
犬が問題行動と言われるいけないことをした時に、空き缶に小銭を入れたものや、鍵の束などを投げて音を立てることで犬が驚いてその行為を止めます。

そして、やめた時に褒めてあげるということを繰り返しているうちに問題行動を起こさないようになってくるのです。
投げるときには犬に当てないように気を付けることと、飼い主が投げていることに気付かれないようにしましょう。

犬を叩いてしつけるのは?

しかし、小型犬のブームによって小型犬を叩くのは危険だということや、犬を家族の一員として迎える飼い主が増えたこともあり、叩いてしつける方法は批判されています。
それでは、実際のところは叩いてしつける方法は有効的なのでしょうか。

叩いてしつける方法のメリットとデメリットから考えてみましょう。

メリット

  • 飼い主に注意が向く
  • ダメなことが分かるようになる

デメリット

  • ケガの恐れや、ストレスとなる
  • 人の手を恐れるようになる
  • 反抗する可能性がある

メリットから考えると、叩いてしつける方法は有効ではないとは言い切ることはできません。

しかし、ケガの心配や飼い犬との信頼関係を考えるのであれば叩いてしつける方法はおすすめできません。

それに、叩かずにしつけられた犬はたくさんいます。

つまり、叩かなくてもしつけはできるのです。 それなのにわざわざ叩いてしつける必要はあるのでしょうか。

犬のしつけプロにお願い しつけ教室の案内

犬種や犬の性格によっては、一度クセがついた問題行動にどんなに向き合っても止められないということもあります。
そんな時にはプロの手を借りましょう。

正しいしつけ方を教えてもらうことができるので、自分のしつけが合っていたのか、どう接していけばいいのかを教えてもらうことができます。

関東圏

犬のしつけ方教室アウラ【東京都】

口コミでも人気の高い稲城市にあるしつけ教室です。
カウンセリングを受けた後は、オーダーメイドの「遊びの中で学ぶレッスン」で組み立てられたカリキュラムに沿ってマンツーマンのレッスンが受けられます。

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ペットケアサービス・イーワン【東京都】

家庭犬のしつけを専門とした出張訓練に対応してくれます。飼い主自身が生涯に渡って愛犬をコントロールできるよう、JKC公認家庭犬訓練士が指導してくれます。

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遠藤ドッグトレーニング【千葉県】

TV東京「TVチャンピオン子犬しつけ王選手権」にて2年連続優勝されたトレーナーがいらっしゃる柏市にあるドッグトレーニング施設です。委託訓練から訪問指導、しつけ教室を行っており、愛犬の状況や希望によって選ぶことができます。

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関西圏

 

ハーレーアメリカンドッグスクール【大阪府】

メディアで多数紹介されたこともある大阪府枚方市にあるドッグスクールです。
犬の預かり幼稚園として、預かり期間に犬の事を全く叱らずにしつけを行ってくれます。自宅での接し方のアドバイスもしてくれます。

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POP DOG(ポップドッグ)【兵庫県】

兵庫県宝塚市にあるしつけ教室です。一日お預かりでの犬のしつけやケアをしてくれる「ポップドッグ犬の幼稚園」、飼い主さんと愛犬が共に学んで信頼関係を築いていくための「犬のしつけ方教室」、「愛犬と参加するイベント」の開催など、愛犬と楽しむためのライフスタイルを提案してくれます。

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ハッピードッグスクール【京都府】

伏見区にあるドッグスクールで、グループレッスンやプライベートレッスン、出張レッスンにも対応してくれます。それぞれの愛犬にあったトレーニング方法を提案してくれます。

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