ティーカッププードルの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

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ティーカッププードルの基本情報

ティーカッププードルはジャパンケネルクラブでは正式名称として登録されていません

ティーカッププードルはトイプードルであると考えられています。

一般的に、どのようなプードルがティーカッププードルと呼ばれているのかは、体重によります。

3kg前後のプードルはトイプードルと呼ばれていて、体重2~3kgのプードルはタイニープードル、プードルと呼んでいます。そして一番小さな体重2キロ以下のプードルをティーカッププードルといいます。

見かけはいかにも体が弱そうな印象のティーカッププードルですが、極小のトイプードル同士をかけ合わせて生まれた純粋なティーカッププードルは寿命が14~15年で、特に他の超小型犬よりも短いというわけではありません。

購入する時は純粋なティーカッププードルであるかどうかを確認する必要があります。

ティーカッププードルの歴史

スタンダードプードルは猟犬として活躍

ティーカッププードルの歴史を語るためには、まずスタンダードプードルの歴史から始めなければなりません。

スタンダードプードルはフランスが原産国であるとされています。
しかしその祖先となる犬はロシア、または中央アジアの土着犬でした。
その後ヨーロッパに移動して13世紀頃にドイツからフランスに渡っていったという説が有力とされています。
初期のスタンダードプードルは猟犬として活躍していました。

 

ヨーロッパに渡って小型化されたプードル

ヨーロッパに渡ってからプードルはスタンダードサイズから小型化されていくことになりますが、15世紀のドイツの画家アルブレヒト・デューラーによる版画の中にスタンダードプードルよりも小型化されたプードルが何度も登場しています。

さらに時代が進んで17世紀にはトイプードルがフランスの上流社会の人たちの愛玩犬として大人気となりました。

さらに18世紀にはイギリスに広まり、上流階級の人たちに愛されました

アメリカに渡ってさらに小型化してティーカッププードルへ

ティーカッププードルが登場してきたのは約10年前、アメリカが発祥となります。

しかしサイズが矮小化することによる遺伝病の弊害が解決していないこと、他のプードルは小型化しても使役犬という役割を果たしているのに、ティーカッププードルは愛玩犬にとどまっていることなどで、独立した犬種として認められていません。

あくまでもトイプードルの規格外サイズとされていますが、今後どのようにティーカッププードルの立場が変わってくるのかが注目されます。

ティーカッププードルの特徴

ティーカッププードル,トイプードル

ティーカッププードルの大きさは?

ティーカッププードルの大きさには、きちんとした規定がありません

現在の日本では、成犬になった時点で体重が1.8~2kg以下のトイプードルをティーカッププードルとして扱っていることが多いです。

ティーカッププードル発祥の地であるアメリカでは、体重6ポンド(2.7kg)以下、体高9インチ(23センチ)以下としていることが多いです。

ティーカッププードルの毛色

ティーカッププードルの毛色はバラエティ豊かですが、基本になっているのはブラック、ホワイト、ブラウンです。

基本のカラーの中間色という位置づけでグレー、シルバー、ブルー、クリーム、アプリコット、ベージュ、レッドがあります。

レッドやアプリコット、シルバーは成長につれて退色していくことがあります。

稀に複数の毛色が混ざったティーカッププードルも存在します。

ティーカッププードルの毛の長さは?

ティーカッププードルの毛は長毛ですが、際限なく伸び続けるという毛質ではありません。

シングルコートで抜け毛は少ないですが、巻き毛であることが多いので毛が絡みやすく手入れしないと毛玉になってしまいますので、定期的なトリミングが必要です。

ティーカッププードルのカットスタイルはいろいろあり、人気のテディベアスタイルや耳の毛を長くしたスタイルなど、個性的なカットスタイルを楽しむことができるのも特徴です。

ティーカッププードルの性格・気質

ティーカッププードルの性格はトイプードルと同じ?

ティーカッププードルの性格は、ほとんどトイプードルと変わりません。

プードルは猟犬をしていた犬ですので、活発で利口で、運動も得意です。

警戒心が強いこともありますが、飼い主には従順で甘えん坊で、社交性もあるのでとても飼いやすい犬種です。

 

わがままにならないように注意!

犬はサイズが小さくなると神経質で飼い主に依存しやすくなる傾向があります。

ティーカッププードルは、もともとが甘えん坊なので、甘やかしてしまうとわがままな犬になってしまいますので、甘やかしすぎないようにすることが大切です。

ティーカッププードルは毛色で性格が違う?

トイプードルは毛色で性格が違うと言われることがあります。

ティーカッププードルもそういう傾向がありますが、個体差によるところが大きいです。

一番よく見かけるカラーのレッドは明るい性格の犬が多いと言われていますが、参考程度にするのがいいでしょう。

 

ティーカッププードルの飼い方・しつけ(トイレ・散歩の頻度)

小さすぎるのでケガに注意!

ティーカッププードルは成犬になっても小さいですが、子犬の頃は本当に小さくて抱っこするのが怖いくらいです。

ましょう。

また床にいると、小さすぎるために、気がつかずに踏ん抱っこする時には落とさないように、してあげでしまいそうになることがあるので、注意が必要です。

また人間から見ると低いソファや椅子でも、飛び降りたりすると小さな体には強い衝撃を受けてしまいますので、気をつけてあげるようにしたいですね。

 

ティーカッププードルのしつけはラク?

ティーカッププードルはとても頭が良いので、しつけに手間取ることは少ないでしょう

トイレのしつけも子犬の時にしっかりと覚えさせるようにしましょう。

トイレなどのしつけのコツは失敗しても決して叱らずに、うまくできたときは思い切りほめてあげることです。

小さくてぬいぐるみのようなので、つい甘やかしたくなってしまいますが、甘やかしてしまうとしつけがし難くなります。

飼い主だけでなく家族全員で甘やかさないことを徹底しておくようにしましょう。

ティーカッププードルは運動好きですので、一日に二度位、散歩に連れて行ってあげるようにしましょう。

散歩は運動不足解消だけでなく、ストレス解消やしつけの場にもなりますので、飼い主のそばに寄り添って歩く練習もするようにしましょう。

暑い時期や雨の日などは部屋で遊ぶようにして運動不足とストレスの解消ができるようにしてあげましょう。

 

ティーカッププードルのお手入れ

トリミングをしっかりと

ティーカッププードルは抜け毛は少ないですが、絡まりやすい毛質なので、毎日のブラッシングは必須です。

ブラッシングをすることで皮膚の様子も確認することができますので、ブラッシングは習慣化するようにしましょう。

臭いや汚れが目立ってきたらシャンプーをしてあげましょう。

ティーカッププードルはいろいろなカットを楽しめる犬種でもありますので、時々ペットサロンでトリミングとカットをしてもらって個性的なスタイルにしてみるのもいいですね。

 

歯磨きもしっかりと

犬は歯周病になりやすいので、歯磨きを習慣化するようにしましょう。

子犬のうちは口に触れられることに慣れさせるようにしましょう。

子犬の時期から始めると成犬になっても嫌がらずに磨かせてくれるようになります。

最初はガーゼなどでやさしくこするだけでも十分ですので、少しずつ奥歯まで磨けるようにしていきたいですね。

ティーカッププードルの注意する病気

ティーカッププードルがかかりやすい病気は、ほとんどがトイプードルがかかりやすい病気と同じだと考えていいでしょう。

クッシング症候群

クッシング症候群は小型の高齢犬に多い病気です。

過剰に副腎性ホルモンが分泌されることで、様々な症状を引き起こします。

典型的な症状は水をよく飲む、胴体の毛が左右対称に脱毛するなどです。

骨折

体が小さすぎるために、ちょっとしたことで骨折してしまいます。

他の犬では大丈夫な高さのソファでも、ティーカッププードルにはとても高い高さになってしまうことがあるので、ソファなどへの飛び乗りや飛び降りには気をつけましょう。

膝蓋骨脱臼

膝のお皿の位置が正常な位置よりもずれてしまう病気で、先天的なものと後天的なものとがあります。

後天的なものは、ソファから飛び降りたり、フローリングの床で滑ったりすることで発症しやすくなりますりで注意しましょう。

また肥満によって足に負担がかかることでも発症しやすくなりますので、太らないように気をつけることが必要です。

外耳炎

ティーカッププードルは垂れ耳で、耳の中に毛が生えているために外耳炎になりやすくなっています。

外耳炎になると何度耳掃除をしても耳垢が溜まってしまい、耳の中が臭うようになります。

臭いのほかにも頭をしきりに振る、耳をよく搔いているなどの仕草で発症していることがわかります。

外耳炎予防のためにも、耳の中の点検と耳掃除を習慣づけるようにしましょう。

進行性網膜萎縮症

遺伝的な目の病気で、最終的には失明してしまうこともあります。

最初は暗い所で目が見えにくくなり、やがて明るい場所でも見えなくなってきます。

遺伝性の病気なので予防はできませんが、徐々に進行していきますので、暗い場所を嫌がるなどのサインが見えてきたら注意するようにしましょう。

低血糖症

ティーカッププードルは小食のことが多く、栄養をきちんと摂ることができずに低血糖症になることが多いです。

低血糖症は見逃してしまうと命に関わることもありますので注意が必要です。

低血糖症になると、ぐったりして痙攣を起こすことがあります。

低血糖になった時にためにブドウ糖を用意しておくようにするといいでしょう。

ティーカッププードルを購入する時に注意することは?

ティーカッププードルを手に入れることは難しい?

ティーカッププードルは成犬になっても小さくて、飼育スペースもそれほど広い場所は必要なく飼いやすそうなので、飼育したいと考える人は多いでしょう。

しかし純粋なティーカッププードルを手に入れることは、それほど簡単なことではありません。

 

ティーカッププードルは高額

ティーカッププードルはとても繁殖が難しい犬種で、純粋なティーカッププードルはそれほど多くはありません。

そのため、購入するとなると高額になってしまうのはやむを得ないと言えるでしょう。

 

ティーカッププードルの購入は信頼できるブリーダーで

ティーカッププードルとして販売されている子犬の中には、生後3ヶ月位の未熟なトイプードルの子犬である場合があります。

トイプードルである場合は、成犬になるとティーカッププードルの大きさにとどまらずに大きくなっていまうことがほとんどです。

飼育してから「こんなはずではなかった」ということがないように、ティーカッププードルを購入しようとする場合は、信頼がおけるブリーダーを探して、親犬もきちんと確認する必要があります。

ティーカッププードルは、きちんと選べば、特に体が弱いということもなく寿命も他の小型犬と変わりません。

ティーカッププードルを探すのは簡単ではありませんが、しっかりと知識を得て信頼できるブリーダーを見つけて、健康なティーカッププードルを迎えたいものです。

ティーカッププードルの基本情報~さいごに

ティーカッププードルは生きたぬいぐるみのようで、とても可愛く、誰もがその姿に癒されることでしょう。

しかしティーカッププードルという犬種はまだ認められておらず、選ぶのも大変難しいです。

しっかりと選ぶことができれば、注意点は多いですが、寿命も特に短いというわけではなく元気に暮らしていくことができます。

飼う場合は、見かけの可愛さだけで選ぶことなく、しっかりと手間を惜しまずに選ぶようにしたいですね。