ウエストハイランドホワイトテリアの基本情報!歴史や性格・特徴について。心配なしつけやお手入れ方法もご紹介

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ウエストハイランドホワイトテリアの基本情報

マルチーズ?ではありません!似てるけど違うウェストハイランドホワイトテリア

一見、立ち耳のマルチーズ?!とも思えなくない見かけですが、全く違う犬種になります。

真っ白な被毛で小型犬という見かけは、「守ってあげたい」というような、ほわっと優しいイメージが湧いてしまいますが、ウエストハイランドホワイトテリアは、体こそ小さいですが、力強い足を持ち、テリアらしく活発に動き回り、とても明るく元気な犬種になります。

どちらかというと、ウエストハイランドホワイトテリアが飼い主さんを守るというくらい、頼もしく強く、飼い主さんに忠実に行動します。

とはいえ、ぴょんとした立ち耳と、どっしり短い足で自信満々に歩く姿は、愛さずにはいられません。

ウエストハイランドホワイトテリアの歴史

ウエストハイランドホワイトテリアはスコットランドで誕生

ウエストハイランドホワイトテリアは、ポルラロッホ出身のマーカム大佐の手により、ケアンテリアから時々生まれた白い被毛の犬と、また別の白い被毛の犬種とを交配させて誕生したのが始まりといわれています。

もともと、白い被毛のケアンテリアは丈夫でないことが多かったのですが、その白い被毛のケアンテリアを他の白い被毛の犬と交配させることで、体の弱さを改善させ、有色のケアンテリアに負けない強さと、猟犬としての腕も負けないウエストハイランドホワイトテリアを生み出しました。

被毛が白いことで、キツネなどと混同されることもなく、猟犬として人気が出ることとなりました。

ウエストハイランドホワイトテリアの特徴

  • 大きさ:小型犬
  • 体重:7〜10kg
  • 体高:23〜28cm
  • 被毛の種類:ダブルコート
  • 被毛の長さ:ミディアムロング(被毛はシルキーな見た目ですが、ゴワゴワした強い被毛が特徴)
  • 被毛の色:ホワイト

ウエストハイランドホワイトテリアの体格について

体は小さいですが、猟犬として活躍してきただけあり、体全体ががっちりと筋肉質で、足は短めですがとても力強く歩きます。

また、特徴的なウエストハイランドホワイトテリアのしっぽは、小動物を捕まえるのに、小さな穴に入り込んだときなどに、しっぽを掴んで引っ張り出せるように、わざとあの様な形に改良されたそうです。

ウエストハイランドホワイトテリアの性格・気質

ウエストハイランドホワイトテリアは周りをも明るくします

ウエストハイランドホワイトテリアは、ちゃんとテリアの気質を受け継いでいて、好奇心旺盛で、とても活発です。

遊ぶこと、走り回ること、動くものを追いかけるのが大好きです。

そんなウエストハイランドホワイトテリアの動きは、見ているだけで周りを和ませ、不機嫌だった人を笑顔にするパワーを持っています。

ウエストハイランドホワイトテリアは警戒心も強いけど…

ウエストハイランドホワイトテリアは体こそ小さいですが、警戒心がとても強く、番犬向きといえます。
無駄吠えのしつけは必要ですが、いざという時に、吠えまくって助けてくれるのは頼もしいですよね。

そしてこのウエストハイランドホワイトテリア、警戒心はとても強いのですが、同時に甘えん坊な性格も持ち合わせています。

なので、かわいさが目立って甘やかして育ててしまうと、ちょっとしたことで吠える問題犬になってしまうので注意が必要です。

ウエストハイランドホワイトテリアはしつけ次第で名犬に

ウエストハイランドホワイトテリアはどんなにかわいくても、元猟犬です。

自分で考え判断したがるところがあり、時に頑固な一面を見せ、しつけが大変なことがあります。

ただ同時に、猟犬として良き私たちのパートナーであったのも事実です。

猟犬は基本的にどの犬種も賢いので、きちんと信頼関係が築ければ、ウエストハイランドホワイトテリアはこれほどないくらい、飼い主さんに忠実なパートナーになります。

ウエストハイランドホワイトテリアはケンカっ早い江戸っ子気質

ウエストハイランドホワイトテリアが、かわいく走り回り遊ぶ姿はとてもかわいいのですが、とてもやんちゃで気が短いところがあります。

きちんとしつけがされているウエストハイランドホワイトテリアでも、あまりに執拗に触られたり、嫌なことがあると、我慢の限界で怒ることがあるので、子供へは注意が必要です。

多少の短所はありますが、普段は喜怒哀楽がハッキリした気持ちのいい犬には違いありません。

ウエストハイランドホワイトテリアの飼い方・しつけ

ウエストハイランドホワイトテリアのトイレトレーニング

ウエストハイランドホワイトテリアは好奇心旺盛で、特に子犬の時はあちこち家中を探検したがり、いたる所でオシッコをしがちです。

基本的にトイレを覚えるまでは、ある程度行動範囲を狭く区切り、トイレトレーニングに専念しましょう。

トイレトレーだけではなく、かなりの範囲にトイレシートを敷き詰め、どこで排泄をしてもトイレ成功になる状況を作り、褒めて覚えさせるようにします。

毎回褒めることによって、どこで排泄をすれば褒めてもらえるかを学習し、犬の方からトイレに行って排泄するようになったら大成功です!

ウエストハイランドホワイトテリアがトイレをしたくなるタイミング

  • 起床時
  • 食後
  • 水を飲んだ後
  • 遊んだ後

これらのタイミングで、床の匂いを嗅ぎだしたり、その場を回りだしたらトイレのサインです。

サインを見逃さず、トイレの場所に連れて行くか、トイレのタイミングの時間に、したがる仕草がなくても、トイレに連れて行き、排泄をするまで待つのも方法です。

ウエストハイランドホワイトテリアの散歩の仕方と頻度

ウエストハイランドホワイトテリアは、ある程度の運動量は必要としますが、必ず月何回かはドッグランに連れて行かなきゃならないなど、神経質に、そこまで綿密にする必要はありませんが、時間がある時にはドッグランなどで思い切り走らせてあげるといいでしょう。

普段の散歩も、毎日同じルートではなく、時々全く違うルートを歩くことで、ウエストハイランドホワイトテリアの冒険心をくすぐり、いつも以上に散歩を楽しく歩くようです。

普段は散歩プラス、家でのボール遊びなどでも十分運動になります。

散歩の頻度:1日2回、1回につき30分〜60分

ウエストハイランドホワイトテリアのストレス解消や、社会化のために、たまにドッグランや山や川など、普段と違うところに連れて行ってあげると非常に喜び、健康にもいいのでおすすめします。

ウエストハイランドホワイトテリアのしつけについての注意

ウエストハイランドホワイトテリアはとても賢く、また、かわいいです。

ついつい甘やかしたくなる気持ちはわかりますが、ウエストハイランドホワイトテリアはその都度、ちゃんと飼い主さんを見ています。
一貫性のないしつけや、中途半端な態度でしつけをしてしまうと、犬の方が優位だと判断し、言うことを一切聞かないわがまま犬になってしまいます。

また、叱ってばかりのしつけも、ウエストハイランドホワイトテリアのプライドを傷つけ、卑屈にさせてしまうだけなので、まずはウエストハイランドホワイトテリアという犬の特徴を知った上で、一貫性を持って、根気よく「褒める」しつけを徹底するようにしましょう。

ウエストハイランドホワイトテリアのお手入れ

ウエストハイランドホワイトテリアのトリミング

ウエストハイランドホワイトテリアのトリミングには、ペットカット(クリッパーやハサミを使ってカット)とプラッキング(古くなった被毛を抜き、硬い被毛を映えさせるカット)と2種類あります。

どちらを選ぶかは、飼い主さん次第になります。
それぞれのメリット・デメリットをご紹介するので、参考にしてください。

ペットカット

  • メリット:いろんなスタイルにしてあげられる。
    カットに痛みゼロ
  • デメリット:テリア特有の硬い被毛にはならず、軟毛になります。

プラッキング

  • メリット:定期的に被毛を抜くことで、テリア特有の強く硬い被毛が生えてくるのと、皮膚が丈夫になります。
  • デメリット:プラッキング自体、被毛を引き抜くので痛いです。
    犬によっては、ストレスになることもあります。

ウエストハイランドホワイトテリアのシャンプーとブラッシング(臭い対策)

ウエストハイランドホワイトテリアは、他の犬種に比べて臭いは気になることがあまりなく、ダブルコートといっても、抜け毛もそんなに目立ちません

とはいえ、あまりにお手入れを怠ると臭ってきますし、家中、抜け毛だらけになんてことにもなりかねません。

また、ウエストハイランドホワイトテリアは皮膚が弱いこともあるので、皮膚の状態を見て、月に2回はシャンプーをしてあげるようにしましょう。

また、できればブラッシングは毎日してあげることをおすすめします。
スリッカーブラシでもつれなどを梳かし、最後にコームで仕上げます。
そうすることで、被毛に艶が増し、皮膚の新陳代謝が高まり、皮膚の免疫力を上げることができます。

ウエストハイランドホワイトテリアのお顔ケア(涙やけ予防)

ウエストハイランドホワイトテリアの被毛が白いので、マメに顔をキレイにしてあげないと、涙やけになってしまうことがあります。

常に、目の周りや口周りが涙やよだれで濡れていることで、雑菌が繁殖して被毛が赤く変色するといわれます。
普段から、目の周りや口周りは清潔に保ち、乾燥させておくことが大事です。

また、涙やけの原因には、食べ物によるアレルギーが関係していることもあるので、こまめに顔をキレイにしていても、なかなか涙焼けが治らないという時には、一度病院で診察を受け、アレルギー検査などをしてみてもいいかもしれません。

ウエストハイランドホワイトテリアの歯磨き

基本的に犬は、人に口を触られるのが嫌いです。

まして、歯ブラシでゴシゴシなんて、ありえないほど嫌なはずです。

しかし、犬にとって歯磨きはとても重要で、歯周病になってからでは取り返しがつかないため、歯磨きは必ず必要です。

少しでもストレスなく歯磨きするために、子犬の頃から口を触れるように慣らすことから始め、指を口に入れる、歯ブラシに慣れさせるなど、順を追って、少しずつ時間がかかっても必ず、歯ブラシはできるようにしつけましょう。

ウエストハイランドホワイトテリアの注意する病気

ウエストハイランドホワイトテリアの注意する病気 その①  皮膚病

皮膚病で1番多いのは、膿皮症やアトピー性皮膚炎です。
アレルギーからなる場合や、バクテリアや最近からなる場合とあります。

湿疹やかゆみが出るのが特徴で、1度なると繰り返す傾向があります。

皮膚の異常を見つけたら、慢性化する前に早めに治すようにしましょう。

ウエストハイランドホワイトテリアの注意する病気 その② 鼠径ヘルニア

先天的になる場合が多いようです。
治療としては、外科手術で、飛び出した臓器を元の場所に戻して上げるようになります。

予防としては、食後すぐに激しい運動をしないことです。

ウエストハイランドホワイトテリアの注意する病気 その③ 膵炎

太り過ぎや、高脂肪な食事や、人の食べ物をしょっちゅう食べていることでなる場合があるようです。

また、膵炎から糖尿病になることもあるので、注意が必要です。

急性膵炎の場合、命を落とす危険性があるので、場合によっては救急で病院へ行く必要があります。

ウエストハイランドホワイトテリアはどんな人向けの犬種?

小型犬だから、扱いも簡単だろうと思っては飼えない犬です。

おとなしく家で、ゴロゴロしてくれるタイプの犬ではないので、きちんと、活動的なウエストハイランドホワイトテリアの習性に付き合える人でなければ、長く一緒に生活して行くのは難しいでしょう。

また、最初のしつけが肝心で、中途半端なしつけでは、無駄吠え+噛み癖のある問題犬になってしまうことがあります。

テリア犬という犬を理解した上で、一緒にその習性を楽しめる人には、最高に楽しめる相棒になるでしょう。

ウエストハイランドホワイトテリアについて さいごに

テリア犬には、20種類以上の犬種がいます。
その中でも、ウエストハイランドホワイトテリアは上位を常にキープするほど人気がある犬種です。

見た目のキュートさももちろんですが、独立心があり、人には媚びません!という態度を見せつつ、飼い主さんラブ!!とばかりに甘えてきたり。

そんな瞬間瞬間の動きと愛らしい行動が、世界中を虜にするのでしょう。

日本ではまだまだ飼われている数は少ないですが、確実にファンを増やしつつあるのは事実のようです。