犬のブリーダーの選び方。悪質ブリーダーに騙されないために!

おさらい! 犬のブリーダーとは?

犬のブリーダーとは、主に犬を交配させて犬を繁殖し、販売したり、自ら育てた犬をショーに出したりします。

ブリーダーになるには、第1種動物取扱業の登録が必要になります。

また、ブリーダー自身も動物取扱責任者の資格が必要になります。

この資格取得には以下の条件があります。

  • 6ヶ月以上の実務経験があること(ペットショップ、ブリーダー犬舎など)
  • 畜産科の学校を卒業していること
  • 動物に関係する資格を何か持っていること(例:トリマー、動物看護士、公認訓練士など)

また、ブリーダーには、呼び方は人によって違いますが、4種類あります。

プロブリーダー

まさに、飼育している犬種のことを熟知しているプロです。

犬に負担がかからないように、無理な出産は絶対させず、とにかく健康で、その犬種のスタンダードな形を目指しているのがプロブリーダーです。

こういうブリーダーは、お金儲けでしていることが少なく、自分のところの犬を譲る時には、相手をかなり選ぶ人もいます。

それだけ犬を大切にしているわけです。

残念ですが、こういうプロブリーダーは日本には数%しかいないといわれています。

準プロブリーダー

プロブリーダーまではいきませんが、動物を愛して大切にする思いはあり、そこそこ自分のところにいる犬の世話はしっかりしながら、繁殖しています。

しかし、プロブリーダーほど知識や経験がないまま、繁殖をしていることが多いので、生まれてくる犬に先天性の問題があることがあります。

また、利益にこだわる、ビジネスタイプのブリーダーも多く存在します。

譲り先にもこだわりがない場合が多く、プロブリーダーほどうるさくないので、探す方も安易に見つけられ、なおかつ、割とすんなり譲り受けることができます。

アマチュアブリーダー

完全に、素人が自分のカワイイ愛犬に子犬を産ませ、多く生まれたので、どうせならお金に変えよう!というブリーダーです。

繁殖に必要な知識が乏しいのに、繁殖をしているというところは、かなりマイナスポイントですが、憎めないのは、ブリーダー自身は犬をとても愛し、悪いことをしている意識がないのです。

幸か不幸か、こういう素人ブリーダーの犬は安く買い取れるので、市場に多く出回ることになります。

パピーミルブリーダー

いうまでもありませんね。

犬が生きているということすら、全く考えていない、成犬は子犬を作る機械としか思っていない最悪なブリーダーです。

時々、多犬種の犬が、小さな犬舎に乱雑に、身動きも取れないようなケージに入れられ、粗悪な環境で飼育拒否されていたことでニュースになりますが、そういう環境の中、平気でただただ繁殖を行なって、生まれた子犬を安価で売りさばき、成犬の体のことは御構い無しに、休みなく子犬を産ませるのが、パピーミルブリーダーです。

良い犬のブリーダーを見つけるために

様々なブリーダーがいる中、やっぱり良いブリーダーから、元気な子犬を譲り受けたいですよね。

どうしたら良いブリーダーは探せるでしょうか。

ペットショップのように、ブリーダーはどこにでもあるわけではありません。

そこで3つの探し方をご紹介します。

良い犬のブリーダーの探し方① インターネット

1番情報量が多いのは、インターネット検索ではないでしょうか。
お住いの近くにブリーダーがいない場合でも、近県に見つかる場合もあります。

本当に欲しい犬種がある場合や、いい犬を欲しいと思うなら、時間を惜しまず、インターネットで見つけ、直接連絡を取り、犬舎へ出向くことをおすすめします。

また、インターネット上だけで、譲り受けの契約を締結してはいけません。

良い犬のブリーダーの探し方② 動物病院やドッグサロンからの情報

犬のプロである、動物病院やトリマーさんに情報を聞くことも方法です。

彼らは長年、いろんな犬やそれに関わる人たちと仕事をしているので、いいブリーダーを知っていることも多いです。

良い犬のブリーダーの探し方③ ドッグランやドッグ関係のイベントでの情報

ドッグランや、犬が集まるイベントには、かなりの愛犬家が集まります。

そこで得られる情報は、インターネットの情報よりも生の声なので、とても役に立つものだったりします。

まして、自分が欲しいと思っている犬種のオーナーさんがいた場合、迷わず、いろんなことを教えてもらうべきです。

悪質なブリーダーを見分けるポイント

こうしてみていくと、一言に犬のブリーダーといっても、選ぶべきブリーダーと、絶対避けたいブリーダーといますよね。

どうしたら良い犬のブリーダーを見つけることができるでしょうか。

また、どうしたら絶対避けたい悪質なブリーダーを見分けることができるでしょうか。

ポイント5つをご紹介します。

悪質なブリーダーを見分け方 その1. 必ず犬舎に足を運び、犬の環境を見ること

1番大事なことが、自分の目で犬舎を見ることです

まず、犬舎を見学できない。
親犬を見せてくれない。
そういうブリーダーはその時点で、候補から外しましょう。

自分が育てている犬に自信があり、ブリーダーとしての誇りを持っているブリーダーは、喜んで見せてくれます。

犬舎も、そこにいる全ての犬がキレイであれば、信頼度がかなり上がります。

逆に、犬舎が汚かったり、臭いが強烈だったりする場合は、ちょっと疑ったほうがいいかもしれません。

悪質なブリーダーを見分け方 その2. こちらの質問に全て答えてくれるか

ブリーダーにいろんな質問をぶつけてください。

子犬はどれ位の間隔で産ませているのですか?

譲り受け時期は、子犬が何ヶ月の時ですか?ペットショップでは通常40日から売りに出されますが、犬の社会化などを考えた場合、優良なブリーダーの場合、親や兄弟とともに2ヶ月は一緒に生活させようとすることが多いです)など、質問してみましょう。

対象としている犬の知識がどこまであるのか、色々根掘り葉掘り聞いてみましょう。

優良なブリーダーの場合、どんなに細かい質問であっても、逆に喜んで質問に答えてくれるブリーダーが多いです。

愛犬家あるあるでしょうか。
大好きな犬の知識は誰かと共有したがる頼もしい人が多いです。

逆に、面倒臭がったり、適当な答え方をするようであれば、 ビジネスブリーダーの場合もあります。

犬をお金としか考えていないブリーダーは、細かい質問を嫌がる傾向があります。

悪質なブリーダーを見分け方 その3. 譲渡後のしつけや健康相談ができるか

良いブリーダーは、犬を譲って終わりではありません。

育てる過程での健康やしつけ相談にのってもらえることが多いです。

また、送り出した自分の犬にもちゃんと責任を持ってくれることが多いです。

そのため、必ず、譲り受けた後のフォローがあるのかないのか、チェックしましょう。

どこまでのサポートがあれば正解・不正解ということは、一概には言えませんが、少なくとも、大事に育ててきた犬の子供であれば、よその家に送り出しても気になるものではないでしょうか。

悪質なブリーダーを見分け方 その4. ドッグショーで優勝経験がある

良いブリーダーは、繁殖目的ではなく、質のいい純血種の犬を守ることに、重点を置いている場合が多いです。
なので、自分で一生懸命育てた犬をショーに出し、優勝などしています。

優勝できるくらいの犬を育てているということは、優良な犬を繁殖できる知識と経験があるということです。

悪質なブリーダーを見分け方 その5. その他の注意として

流行りの犬種ばかり、しかも他犬種扱っている場合や、やたらとミックス犬の繁殖をしているところは、すべてとはいいませんが、やはり専門性に欠け、ビジネスに偏りすぎ、丈夫で健康な犬を繁殖という趣旨からズレているブリーダーもいるので注意が必要です。