愛犬を癒す!マッサージは健康管理やしつけにも効果的!

最近よく犬にマッサージをするといいとよく耳にすることがあります。しかし人と違って犬の体ではどこをマッサージするべきかわかりませんよね。またマッサージをすることによってどのような効果が期待できるのでしょうか。マッサージのツボや便利なグッズなどご紹介します。

犬のマッサージ こんな効果があるんです!?

まずは犬のマッサージの効果についてご紹介します。

マッサージには主に犬の健康管理を目的としたものと、犬のしつけを目的としたものがあります。


マッサージでできる犬の健康管理

マッサージでできる犬の健康管理① 血流の促進

運動をすると疲労回復物質として乳酸というものが分泌されます。

犬をマッサージをすることによって、この乳酸を肝臓や筋肉に早く送ることができ、疲労の回復を早めることが期待されています。

しかし運動直後のマッサージは筋肉を傷めてしまうこともあるので、少し時間をおいてからマッサージをするといいでしょう。

マッサージでできる犬の健康管理② 腫瘍やリンパの腫れ

犬の身体をくまなく触ることをマッサージによって習慣づけることで、犬の体の変化にいち早く気づくことができます。

腫瘍やリンパの腫れは、悪性の場合気づかずに大きく成長させてしまうと命を脅かしてしまう恐れもあります。

また良性の腫瘍でも大きくなればリンパや神経を圧迫させてしまうこともあるので、小さいうちに取り除くためにもチェックを欠かさず行う必要があります。

マッサージでできる犬の健康管理③ 皮膚疾患

体中を毛で覆われている犬は、小さな皮膚の疾患であれば毛が抜け落ちてしまったり、異常なほどに掻くようになってから出ないと皮膚の異常に気が付くことができません。

犬の毛が抜けてしまうなんてかわいそうですよね。

早めに皮膚の異常を確認し、対策することで異常が広範囲に広がることを防ぐこともできます。

 

マッサージでできる犬のしつけ

マッサージでできる犬のしつけ① 信頼関係を強くする

犬にとって体を触らせるという行為は、気を許し仲間だと認めた証拠になります。

腹部や足先など通常では触られるのを嫌がる場所でも抵抗なく触れるようになることは、犬との信頼関係、絆がしっかりと築かれている証拠です。

また人に触られるということに慣れるので、動物病院に連れていく際にも獣医師や看護師に対して極端に抵抗することが少なくなります。

マッサージでできる犬のしつけ② ご褒美にする

犬にマッサージを一度すると、とても気に入り何度も催促をしてくることがあります。その際にいつでもマッサージをしてしまうと、催促すればマッサージをしてもらえるんだという認識をしてしまい要求吠えを助長してしまうことがあります。

要求吠えは酷くなると近隣にも迷惑が掛かってしまうため、我儘を覚えさせないためにもマッサージは言うことを聞いた時だけと認識させる必要があります。

 

その他

飼い主自身がリラックスできる

アニマルセラピーというものをご存知でしょうか。

人は動物と触れ合うことで血圧が低下したり、脳からアルファ波と呼ばれる脳波が分泌されリラックスする効果があります。犬へとマッサージをすることによって、アニマルセラピーと同じような効果を得ることができるのです。


犬のマッサージ よくきくツボはここ

犬のマッサージ よくきくツボ① 眉間から鼻先にかけて

犬が自身では痒くても掻くことが中々できない場所です。

この場所だけでなく、顔の周辺というのはあまり触られたくない場所でもあります。

そのため顔周辺を触るということはいわゆるボディコントロールをするという意味合いが強くなってきます。

どこを触られても反抗しないようにするには避けては通れない場所です。

犬のマッサージ よくきくツボ② 前、後ろ足の付け根

人で言えば脇の下と太ももの付け根になります。

この場所には多くのリンパ腺があるため、力を強くしてはいけません。

あくまでも優しくさするようなイメージで軽くほぐしてあげましょう。また腫れなどがないかもしっかりと確認して、嫌がるようなら無理にはマッサージをしないことが大切です。

犬のマッサージ よくきくツボ③ 耳の後ろから背中にかけて

耳の後ろにも多くのリンパ腺が存在しています。

耳の付け根を軽く持ち優しく揉み解し、背中に向かって両手の親指で優しく押し撫でます。

この時背骨は押さず、背骨の脇を押し撫でてください。

この方法は特にミニチュア・ダックスフントやコーギーなど胴が長く、ヘルニアになりやすい犬種におすすめです。

もし痛がる部分がある場合には病院で診てもらいましょう。

犬のマッサージ よくきくツボ④ 首回り

首回りは特に凝りやすい部分です。両手で首を持ち、円を描くように凝りを解していきます。

喉の辺りは圧迫してしまうと息苦しくなり嫌がってしまうので、優しく触れるようにします。

犬のマッサージ よくきくツボ⑤ 肩の周辺や太もも

普段から体を支えるために使っている部分なので、犬の体の中で最も凝りやすい部分です。

血液やリンパを流すようなイメージで手のひら全体で毛の流れに沿って撫でるようにしましょう。

 

犬のマッサージ こんなグッズも

残念ながら犬用のマッサージのグッズはあまり存在しません。

しかしマッサージの道具としても使えるものは、ブラシです。特におすすめなのはグローブタイプのブラシになります。

このブラシは撫でるようにブラッシングを行うことができるので、毛の手入れをしながらマッサージをすることが可能です。そこで詳しくマッサージの方法が開設されている本をいくつかご紹介します。

(社)日本ペットマッサージ協会 「ワンちゃんのリンパマッサージ」

リンパマッサージについて詳しく解説されている本です。通常は筋肉の解し方や一般的なマッサージ方法が書かれているものが多いですが、この本はリンパに特化した珍しい一冊といえます。

マイケル・W.フォックス、山田雅久 「フォックス先生の犬マッサージ」

マイケル・W.フォックス氏はドッグマッサージの第一人者とも言われています。

イラストでの解説だけでなく、実際の施術の様子の写真なども使用されています。

また著者は獣医師でもあるので、犬の体の構造に基づいたマッサージ方法が提言された一冊です。

松江香子 「ドッグホリスティックケア あなたの愛犬を癒す、心と体のマッサージ」

日本初の米国式ドッグケアブックです。マッサージ以外にも食事やアロマセラピーなど幅広い分野のことが書かれています。マッサージの図解が分かりやすく、初心者におすすめの一冊です。 
 

犬のマッサージ お店

どんなお店でやってくれるのか

自分でやるよりもプロに任せたい、もちろんそんな飼い主さんもいるかと思います。

しかし実際にマッサージをしてくれる店舗というのはどんなものがあるのでしょうか。

場所にもよりますが、場合によってはトリミングサロンなどでもマッサージを行ってくれる場所もあるようです。

またあまり多くはありませんが最近ではマッサージ専門の店舗も存在します。

マッサージを学べる教室

犬へのマッサージが周知するにつれ、マッサージの方法を学ぶことのできる教室やセミナーが増えてきています。マッサージをしてあげようと思っても、微妙な力加減やあまり触らない方がいいところなどを間違えてマッサージしてしまうかもしれませんよね。そんな不安がある方はまずはしっかりと学んで、少しずつマッサージに慣れていくことができます。愛犬と一緒に講義を受けることができる場所もあるようなので、自身にあった教室選びを心掛けましょう。