犬は大根を食べてもいい?犬に大根の栄養素や与える際の注意点

犬は大根を食べても大丈夫なの?

大根は、犬が食べても大丈夫な野菜です。

愛犬に手作り食をあげている場合、進んで取り入れたい野菜でもあります。

大根には、ビタミンA、C、B1、B2、B6と大量のビタミンが含まれていて、

ナイアシン、ビオチン、カロテン、葉酸なども含まれていて、ミネラルや酵素類も、どの栄養素も犬にとって、重要な栄養素になります。

大根の栄養成分・効用

大根に含まれる酵素で犬の免疫力アップ!

大根には、ジアスターゼ(でんぷん分解酵素)、プロテアーゼ(蛋白質分解酵素)、リパーセ(脂質分解好悪素)、オキシターゼ(発がん物質など毒を解毒する酵素)などの酵素が含まれていて、それらはどれも犬の免疫力を高め、また、ジアスターゼは食べた食物の消化を助けてくれます

大根に含まれるアリルイソチオシアネートで犬の解毒をしましょう

アリルイソチオシアネートは、大根おろしやワサビの匂いを嗅いだ時に、たまにツーンと鼻に来ることありますよね。

あの辛い匂いがアリルイソチオシアネートです。

それは、最初から大根の中に存在しているわけではなく、切ったり擦ったりすることで、大根の細胞が壊れ、グルコシノレートとミロシナーゼという酵素が化学反応を起こし、アリルイソチオシアネートが誕生します。

このアリルイソチオシアネートは、殺菌作用や解毒作用、抗炎症作用、発がん抑制などたくさんの効果があるとされています。

大根に含まれるカリウムで犬の高血圧予防

大根にはカリウムという成分が含まれています。

カリウムを摂ることで高血圧の予防や改善、利尿効果、筋肉のリラックス効果もあります。

大根はもともと水分が多く含まれているので、大根の水分とカリウムが体内に入ることで、脱水を防ぐこともできます。

大根に含まれるベータカロテンで犬の皮膚の健康を保ちます

ベータカロテンは、体内でビタミンAに変わります。

ビタミンAは、新陳代謝を高めてくれ、皮膚や粘膜を乾燥や炎症から守ります。

ベータカロテン始め、その他のビタミン類も大根の根の部分より、葉の部分に多く含まれています。

犬に大根をあげる量とあげ方

犬に大根をあげるといっても、フルーツみたいに、オヤツ代わりにあげるわけにもいかない様子だし、どうやってあげたら良いでしょうか。

犬に大根をあげたい。
量はどれくらい?

犬に大根をあげるのは、おそらく手作りご飯の副食として、あげることが多いのではないでしょうか?

メインがお肉やお魚で、付け合せの野菜としてあげるようになりますが、小型犬の場合で約15〜20gがちょうどいいとされています。

ただ、他にも野菜や炭水化物を加えるのなら、カロリー計算をしてあげるようにします。

皮付き大根 100gあたり18kcal

犬に大根は加熱してあげる?生であげる?

私たちが大根を食べるときは、その料理に合わせ、加熱したり生で食べたり、様々レパートリーがありますが、犬にあげるときはどうしたらいいと思いますか?

答えはケースバイケースです。

大根の根の部分(白い部分)は、酵素が大量に含まれているので、ぜひ、生であげたいところです。
ただ、犬によっては、大根の独特の味を嫌がる場合があります。
そんなときは、慣れるまで少し加熱して味を和らげてあげるようにします。

大根の葉の場合は、生であげてしまうと消化不良を起こす可能性があるので、葉の部分は調理してあげるようにしましょう。

犬が喜ぶ大根を使ったヘルシーレシピ

では具体的に、大根を使った手作りヘルシーレシピをご紹介いたします。

大根初チャレンジの犬へ「大根とチキンのあんかけご飯」

材料(5kgくらいの犬用)

  • 大根(白い部分) 15g
  • 大根(葉の部分) 5g
  • にんじん     5g
  • チキン           35g
  • ご飯       適量
  • 片栗粉      適量

作り方

  • 大根とにんじんは、火が通りやすいようにさいの目に切っておきます。
  • 大根の葉の部分は、みじん切りにします。
  • チキンは食べやすいサイズに切ります。
  • フライパンで、チキンを炒め、一度皿に出します。
  • 同じフライパンで、にんじん、大根の白い部分、葉の部分の順で炒めていき、火が通ったところで、水を加え煮ていきます。
  • 野菜が柔らかくなったところで、チキンをフライパンに戻し、片栗粉を溶いた水を流し入れ、とろみをつけます。
  • 犬用の皿に適量のご飯を盛り、大根のチキンのあんかけソースを乗せて完成です。

あんに、ほんの少しだけ、ごま油を入れると香りが良くなり、犬の食欲もさらに上がります!

今回はチキンでご紹介しましたが、それ以外のお肉でもお魚でも代用可能です。

生の大根を愛犬にあげたい!「薄い肉で、大根おろしロール」

材料

  • 大根おろし 適量
  • お好きな薄切り肉 適量
  • お好みでチーズや野菜

作り方

  • 大根おろしを準備しておきます。
  • お好みで準備した薄切り肉を、ヘルシー志向なら湯通しで火を通し、匂い良く、犬の食欲を増進したいなら、焼きます。
  • お好みで、他の野菜も使うのであれば、野菜は食べやすく、巻きやすいように細切りにし、火を通しておきます。
  • 肉の粗熱が取れたら、サランラップの上に肉を広げ、大根おろし、お好みでチーズや野菜も一緒に乗せて、サランラップでギュッと巻いていきます。
  • 形が落ち着くまで、冷蔵庫で寝かせます。
  • 愛犬の体の大きさに合わせ、必要であれば、一口サイズに切ってあげてください。

犬に大根をあげるときの注意点

大根はとても万能な野菜で、犬にとっても食べた感がある野菜ではないでしょうか。

ただ、犬に大根をあげるとき、いくつか注意したい点があります。

犬の主食は、動物性タンパク質です。
大根のあげすぎに注意

どんなに大根が体にいいといっても、それをメインにしてしまうのは、逆に栄養バランスが壊れてしまい、消化不良を起こしたり、下痢や嘔吐に繋がることもあります。

あくまでも犬の主食は動物性タンパク質である、肉や野菜です。

大根はそのメインを支える縁の下の力持ちでなければいけません。

犬の腎臓が弱っている時には、大根は要注意

大根にはカリウムがたくさん含まれています。

利尿効果がある大根なので、腎臓にも良さそうなイメージがありますが、腎臓がすでに弱っていたり、病気がある場合には、カリウムを過剰にとることで、症状が悪化することがあるので、注意が必要です。

犬に大根アレルギーがないか注意

そして、1番気にしなければならないのが、大根アレルギーがないかどうかの観察です。

大根だし、アレルギーなんて大丈夫!と安易に思わないでください。

最近では、人も犬もアレルギー体質であることが多く、今まで大丈夫でも、突然、アレルギー反応を起こすことも珍しくありません。

大根の初デビューは、一気に20gという量をあげず、その半分など、少ない量からあげるようにして、食後の様子を観察しましょう。

痒がる様子がなくても、翌日のウンチが緩かったり、ひどい場合、下痢になるなど症状がある場合は、一度大根をあげるのをやめて様子を見ます。
症状が続くようなら、獣医さんに診てもらう事をおすすめします。

犬に大根を与える場合について さいごに

秋から冬は、大根が活躍する料理がたくさんありますよね。

みなさんのご家庭次第ですが、結構大根って、1本買っても、場合により、半分でも余してしまうことありませんか?

そんな時、自分の愛犬も一緒に大根を食べれたら、家族みんなで健康になりつつ、大根を消費することができますね。