マルチーズの生命を奪うリンパ腫を早期発見するには

マルチーズは、リンパ腫にかかりやすい犬種といわれています。リンパ腫は発見が遅れると死につながる恐ろしい病気です。しかし早期発見ができれば、普段通りの生活を送れる可能性も高まります。リンパ腫とはどういう病気なのかを知って早期発見に役立てましょう。

マルチーズは要注意!犬のリンパ腫とは、どんな病気?

犬のリンパ腫とは、免疫細胞であるはずのリンパ腫が腫瘍に変化し、それが異常に増殖する病気です。ごく簡潔にいうと、血液のガン(癌)のことです。血液によってガン細胞が全身に行き渡るので、犬の体のあらゆる部位がガンに侵されてしまいます。どの犬でもリンパ腫にかかる可能性はありますが、マルチーズはかかりやすい犬種のひとつといわれています。

マルチーズのリンパ腫の症状

首や手足の付け根、おっぱいなどにシコリができます。触れて分かることもありますが、シコリの位置によってはこの段階では分かりにくいこともあります。 症状が進んでくると、マルチーズの元気がなくなってきます。食べても食べても体重が減少します。筋力も衰えてくるので、やせ細っていきます。ガンができた部位によっては、呼吸が苦しくなったり咳き込んだり、食べ物を未消化で吐き出したりもします。

マルチーズのリンパ腫の治療方法

まずは腫瘍細胞を抜き取って、リンパ腫であることを確認します。リンパ腫の基本的な治療方法は、抗ガン剤による投薬療法です。放射線治療を行う病院もありますが、ごく一部の施設に限られており、効果もはっきりとは分かっていないのが現状です。 腸閉塞や内臓破裂などが起きた場合は外科手術を施しますが、あくまで目の前の危機を取り除くためです。全身に行き渡る性質のあるリンパ腫では、全部の悪性腫瘍を手術で取り除くことは不可能なのです。

マルチーズの犬のリンパ腫の原因

犬のリンパ腫の原因は諸説あり、そのうちのひとつが遺伝です。しかしながら、なぜ発生しやすい犬種とそうでない犬種とがあるのかは、いまなお研究段階です。

マルチーズのリンパ腫を早期発見するには?

マルチーズのリンパ腫早期発見の大切さ

マルチーズのリンパ腫を完全に予防する方法は、残念ながらありません。また一度発症すると完治させるのは難しく、やがていつかはリンパ腫によって命を落とすことがほとんどです。 しかしながら、早期に発見して早期治療ができれば、病気と付き合いながら普段通りの生活が送れて、長く生きることも可能になるのです。さらに早期治療は、愛犬の辛さや痛みを和らげることにもつながります。

マルチーズのリンパ腫を早期発見する方法

早期発見のポイントは、
  • スキンシップを毎日取る
  • 定期的に検診を受ける
ことです。 ブラッシングをしがてら、毎日マルチーズの体に触れて異変がないか確認しましょう。飼い主さんとスキンシップを取ることは、愛犬のストレス緩和にも役立ちます。 犬がリンパ腫にかかりやすいのは6~9歳頃といわれています。シニアにさしかかったら、元気そうにみえても検診を受けるようにしましょう。

犬のリンパ腫になってしまった時に大切なこと

リンパ腫の治療効果と進行具合は、個体によって異なります。この先何年間、治療を続けていくのかも犬の症状によって違ってきます。また飼い主さんの方針や経済的な事情もあるでしょう。そのため治療方法については、獣医の言いなりになるのではなく、病院側とよく話し合っていくことが大切になります。 また、ストレスは病気の大敵です。長時間の留守番はさせないようにし、普段からたくさん触れ合って愛犬を満足させてあげて下さい。フードの見直しが有効な場合があります。特に添加物がたくさん入ったドックフードは与えないようにして下さい。

マルチーズの生命を奪うリンパ腫を早期発見するには まとめ

リンパ腫は、マルチーズにとって危険な病気です。しかし早期発見により、発症してからも長く生きられる可能性が高まるのです。ものを言わぬ犬の病気に気付いてあげられるのは、飼い主さんだけです。一日でも長く一緒に暮らせるように、毎日の触れ合いを大切にして下さい。