マルチーズの脱臼は怖い!原因と治療、予防法について

マルチーズは生まれつき脱臼しやすい犬種です。中でも膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)は、マルチーズによくみられる脱臼の病気です。脱臼の原因と予防方法を知って、愛犬を脱臼の危険から回避させましょう。

マルチーズの膝蓋骨脱臼とは

膝蓋骨脱臼(別名:パテラ)は、膝の関節がずれたり脱臼したりして、歩行が困難になる病気です。
マルチーズをはじめとする小型犬は遺伝的になりやすい性質があります。
早期の段階では、自然に治ることもあります。しかし重症になると、膝が常に脱臼したままになり、後ろ足が委縮して動かなくなります。
歩き方は不自然になり、走ることができなくなります。
さらに悪化すると、他のじん帯にも影響が及び、ひどい場合はじん帯断裂を起こすこともあります。

マルチーズの膝蓋骨脱臼の発見方法と治療方法

生後1歳未満の若年期に発症することも多いです。
成長期に病気にかかると進行が速いので、早期の発見がとても大切といえます。 初期の場合、歩いていていきなり後ろ足をピーンと伸ばしたり、パキッと音がしたり、犬がキャンッと鳴いたりすることで分かります。しかし、マルチーズによっては痛がらない場合もあるので、気付きにくいこともあります。早期に発見できれば、投薬しつつ、激しい運動を控えることで治していくことができます。 しかし脱臼は繰り返すことが多いので、次第に慢性化してきます。最終的には常に脱臼したままになってしまいます。後ろ足がガニ股になり、足を引きずったり、スキップのように跳ねて歩いたりするようになります。こうなると外科手術が必要になりますが、膝蓋骨脱臼の外科手術を実施している病院は、少ないのが現状です。

マルチーズの膝蓋骨脱臼の原因

膝蓋骨脱臼の原因は先天的なものと後天的なものがあります。 先天的な原因は、生まれつき膝まわりの筋肉やじん帯が弱く、関節が外れやすくなっているため起こります。後天的な原因としては、ケガや落下、膝への過度の負担が挙げられます。

マルチーズの膝蓋骨脱臼の予防

先天的な原因は取り除くことはできませんが、後天的な原因は日々の生活の中で気を付けることができます。予防方法としては、
  • 高い所から飛び降りさせない
  • フローリングを走らせない
  • 激しい運動をしない
  • 肥満にしない
などが挙げられます。特に近年では、フローリングが原因で発症するケースが増えています。愛犬が活動するスペースにはじゅうたんやマットを敷いて、滑り止め対策を施しましょう。膝や足腰に負担をかけないように生活して下さい。

マルチーズの脱臼は怖い!原因と治療、予防法について まとめ

マルチーズは生まれつき脱臼しやすい犬種なので、脱臼をさせないように配慮することが大切です。もしも脱臼した場合でも、早期に発見できれば治療もスムーズにすすみます。日頃から愛犬の様子に気を付けておきましょう。