犬のトイレ 用意するものからしつけの方法までをご紹介


犬のトイレのしつけについて

犬のトイレのしつけとは

犬のトイレのしつけとは、決められた場所で排泄することを覚えてもらうことです。

トイレをしつける必要性には、室内のあちこちで排泄されると困るという単純な理由があります。

また、室内で排泄させず散歩のときにトイレをさせている飼い主さんは少なくありませんが、その場合、室内にいる間トイレを我慢させることになってしまいます。

我慢させることで膀胱炎や尿路結石などの病気の可能性も出てくるため、我慢させないようにしてあげることが大切です。

他にも、外で排泄させることは環境を汚染してしまうことにも繋がります。

自分の敷地内で排泄させるようにすることが良識ある飼い主だと考えられています。

そういった理由からも、室内の決められた場所でトイレをしつけていくことはとても重要なしつけとなります。

トイレのしつけをする前に

犬のトイレをしつける前にまずしておきたいことがあります。

それは、
・トイレ環境を整えること
・犬の排泄のタイミングを知ること です。

子犬の迎え入れる前にあらかじめトイレの場所を決めて準備しておきましょう。

犬は、基本的にキレイ好きな動物です。

寝床とは離れた場所で排泄する習性を持っているため、寝る場所とは別にして落ち着いて排泄することができる場所を選んでトイレを設置してあげましょう。

次に、トイレのしつけをする前に犬の排泄しやすいタイミングを知っておきましょう。

そのタイミングとは、寝起き、ご飯を食べた後、運動の後です。

このタイミングには、犬の様子をよく観察してみましょう。

床の匂いを嗅ぎながらソワソワと落ち着きなくなると排泄のサインです。

しつけを行うためにはこのサインを見逃さないことがとても大切になってきます。

犬のトイレ 準備するもの

それでは、犬のトイレ環境を整えるために準備するものを見ていきましょう。

犬のトイレ 準備するもの①
~ペットシート~

おしっこを吸収してくれるペットシートは、トイレに欠かせないアイテムです。

◆ペットシートの選び方

吸収力や消臭機能がついているものなど様々な種類がありますので、用途に合わせた大きさと機能のものを準備しましょう。

犬のトイレ 準備するもの②
~トイレトレー~

犬にトレイの場所を覚えてもらうためには、トイレトレーを使うことが効果的です。

ペットシーツだけでは、ずれたりモレたりしてしまうこともあるため、犬がトイレを失敗させないためにもトイレトレーを準備しておきましょう。

子犬の場合は、ペットシーツを噛みちぎってしまうこともあるため、メッシュトレーも合わせて準備しておくと良いでしょう。

◆トイレトレーの選び方

トイレトレーを選ぶ時には、犬の大きさ・性別に合わせたものを準備しましょう。

体のサイズよりも余裕を持った大きめのサイズを選ぶことが大切です。

トイレトレーには性別に合わせて様々な形のものが取り揃えられています。

メスであれば平面型や囲いのあるタイプのもの、オスであればL型や中央に円柱がついているタイプのものなど、性別に合わせたものを選ぶようにしましょう。

犬のトイレ 準備するもの③
~サークル~

犬のトイレのしつけを行う際には、サークル内でしつけていくことをおすすめします。

排泄するまで閉じ込めておくことができるのでしつけに役立つ他、犬は囲いがある方が安心して排泄することができます。

◆サークルの選び方

成長したときの体のサイズを考慮した大きさ・高さのものを準備しましょう。

寝床もサークル内に準備する場合には、トイレスペースと寝床スペースが区切られたものをおすすめします。

犬のトイレ 準備するもの③
~消臭剤~

トイレを早く覚えてもらうためには、トイレを失敗してしまった場所に匂いが残らないようにすることが大切です。

少しでも匂いが残っているとその場所で再び排泄してしまう可能性があります。

消臭スプレーやマーキング防止スプレーなどを準備しておきましょう。

いざ!犬のトイレのしつけ方法

犬のトイレのしつけ方法
~しつけのコツは『成功例を重ねること』~

犬にトイレのしつけを早く覚えてもらうには失敗から覚えるのではなく、成功例を重ねて覚えていくことがとても大切です。

失敗させないようするためには、前述で述べた犬のトイレのタイミングとサインを理解して、飼い主がサインを読み取ってトイレまで誘導しなければなりません。

上手にトイレをすることができれば、たくさん褒めてあげましょう。

褒めながら伸ばしてしつけていきましょう。

犬のトイレのしつけ方法
~子犬を迎えたその瞬間から始めよう~

子犬が初めて家にやってきた日は、コミュニケーションを取りたい、早く環境に慣れてほしいと室内で話してしまいがちですが、実はこれは失敗の元です。

子犬は初めての環境で緊張しています。

緊張している間は排泄することはありませんが、室内で過ごすうちに緊張が解けて処構わず粗相をしてしまうでしょう。

そうならないためには、子犬を連れ帰ったらまず、トイレに連れて行き排泄するまでは出さないようにしましょう。

可哀そうだと思ってしまいがちですが、これから何年も一緒に過ごすためのルールを覚えてもらうためには必要なことです。

トイレで排泄することができれば、たくさん褒めてトイレから出してあげましょう。

犬のトイレのしつけ方法
~トレーニング方法~

◆ステップ1

まず、トイレの場所を覚えてもらいましょう。

犬がトイレのサインを見せたら、トイレに連れて行き閉じ込めておきましょう。

この時に泣いて出たがってトイレの気配がなくなったように見えたとしても排泄するまでは出さないようにしてください。

上手にトイレで排泄ができたらたくさん褒めてあげましょう。

トイレに連れて行く際に「ワンツーワンツー」や「シーシー」などの言葉を繰り返しかけておくと、後に言葉を聞くと条件反射からトイレで排泄することができるようになります。

◆ステップ2

次に、自分からトイレに入ることを覚えさせていきましょう。

トイレのサインを見つけたら、ステップ1でかけてきた「ワンツー」などの言葉を使ったり、トイレから犬を読んで誘導してみましょう。

自分で来られないようであれば、リードを使ったりお尻を押して誘導します。

トイレに入れば扉を閉めて排泄するまでは出さない、ステップ1と同じ手法でしつけていきましょう。

◆ステップ3

自発的にトイレに入ることを覚えさせる最終段階です。

トイレのサインを見つけたら、「ワンツー」などの言葉をかけるだけで自分からトイレに入って排泄することができればトレーニング完了です。

この時すでに、掛け声なしでもトイレで排泄できるようになっている子もいるでしょう。

自発的にトイレに行くことができないようであれば、ステップ2に戻りましょう。

犬のトイレのしつけのQ&A

Q犬が用意したトイレで排泄してくれません

犬がトイレで排泄してくれない理由にはいくつか考えられます。

・トイレ環境が落ち着かない
・前回失敗したときの匂いが残っていてその場所をトイレだと思っている
などが挙げられます。

まずはこれらのことを見直して正しく対処していきましょう。

また、トイレ以外で排泄した時の飼い主の反応を読み違えて、「喜んでいる・構ってもらえる」と思っている場合があります。

トイレ以外の場所で犬が排泄してしまっても話しかけず閉じ込めて、速やかに片付けるようにしましょう。

Q犬がトイレを失敗したときは体罰が有効?

過去には、犬がトイレを失敗したときに体罰を与えたり、犬の鼻をこすりつけて叱る方法が一般的な時がありました。

しかし、この方法は不適切です。

体罰によって、飼い主との信頼関係は壊れてしまうでしょう。

また、失敗したからと言って叱ることもしないようにしましょう。

叱られることで排泄自体がいけないことと覚えてしまい、我慢したり、隠れて排泄するようになることもあります。

褒めて伸ばすことが成功のカギです。

Q犬が散歩のときにしか排泄しない

室内でトイレができていたのに、散歩を始めたら外でしか排泄しなくなったという飼い主さんは少なくありません。

そんな時にはトイレの再トレーニングを行いましょう。

他にも、
・排泄しやすいタイミングの後には散歩しないようにする
・外出前にトイレコマンドを使って排泄させておく
・散歩中にトイレのサインが見られたら「待て」などの指示を出し、室内でトレーニングする
など、工夫を加えてトレーニングし直していきましょう。

まとめ

犬のトイレのしつけは、覚えるのが早い犬とそうでない犬がいます。

失敗して部屋を汚される度にイライラも募ってきますよね。

それでも正しく根気強くしつけていくことができれば、必ずしつけはできます。

イライラを犬にぶつけてしまう前に、トイレ環境やしつけ方接し方を見直してみましょう。