トイプードルの子犬にパピーカットがおすすめな理由

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トイプードルの基本情報

  • 原産国:フランス
  • グループ:愛玩犬
  • サイズ:超小型犬
  • 平均寿命:12~15歳
トイプードル

トイプードルの概要

国内での人気ナンバー1を誇るトイプードル。
JKC(ジャパンケネルクラブ)の飼育登録数では、2008年からナンバー1の座を維持し続けています。

トイプードルは、犬種としては「プードル」に区分されています。
そしてプードルには、トイプードルの他にもスタンダード・ミディアム・ミニチュアのサイズがありますが、その4種の中でも圧倒的な人気を誇るのがトイプードルです。

プードルの原産国はフランスで、使役犬として荷車を引いたり水猟犬として活躍していたスタンダードプードルから小型化されて生まれたのが「トイプードル」です。

知能が高くフレンドリーな性格、そして抜け毛や体臭が少ないことでも知られており、その見た目の愛らしさから人気を集めています。

トイプードルの身体的特徴

  • 体重:3~4kg
  • 大きさ:超小型犬
  • 体高:24~28cm
  • 体型:3つのタイプがある「スクエア」「ハイオン」「ドワーフ」
  • 被毛:独特な巻き毛が特徴的
  • 毛色:ソリッドカラー(単色)のみ認められており、
    「ホワイト、ブラック、シルバー、ブラウン、ブルー、グレー、シルバー・グレー、クリーム、カフェ・オ・レ、レッド、アプリコット、ベージュ、シャンパン」など
トイプードル,白

トイプードルの身体的特徴

【大きさ】

トイプードルは、体高24~28cm 、体重3~4kgの超小型犬に分類されます。

【他サイズプードルとの違い】

JKC(ジャパンケンネルクラブ)では、成犬時の「背中から地面までの高さ(体高)」を基準として4つのプードルに区分されています。

スタンダード:体高45~60cm
ミディアム:体高38~45cm
ミニチュア:体高28~38cm
トイ:体高24~28cm

ちなみに、トイプードルとして迎えたはずが、ミニチュアサイズにまで大きくなったというようなケースもあるようです。

【体型】

近年では、トイプードルの体型が「スクエア」「ハイオン」「ドワーフ」の3つに分けられています。

「スクエア」とは、体長と体高がほぼ同じ正方形に近いスタイルのことで、プードルの一般的な体型です。
運動能力が高い特徴を持ちます。

「ハイオン」とは、体長よりも体高が長く、足が長めなスタイルのことです。

「ドワーフ」とは、体高よりも体長が長い、足が短いスタイルのことで、近年人気の高いタイプです。

【顔】

くりくりとしたアーモンド形の目に、真っすぐなマズルを持ちます。

最近では、「テディベアカット」が似合うマズルが短めで大きな目を持ち、鼻の小さい子犬ほど高い人気を持つようです。

【尻尾】

尻尾は太く長い上向きの尻尾を持ちます。

狩猟犬時代には怪我の防止を目的として断尾が行われていることが一般的でしたが、現在では外観上の理由から生後まもなく断尾されることがあります。

【被毛】

モコモコの巻き毛がこの犬最大の特徴と言えるでしょう。

硬めのクルクルと巻いた被毛で、シングルコートからなっています。
それでも、子犬の頃にはフワフワの毛質をしていて、成長と共に硬くてクルクルの巻き毛へ変わっていきます。

抜け毛が少なく、比較的体臭も少ないことから、他の犬種との交配によるミックス犬としても人気があります。
(ラブラドゥードルやゴールデンドゥードルなど)

【毛色】

JKC(ジャパンケネルクラブ)では、ソリッドカラー(単色)のみが認められています。

基本カラー(原色)は、「ホワイト」「ブラック」「ブラウン」です。
この三色を元に、「シルバー」「ブルー」「グレー」「シルバー」「グレー」「クリーム」「カフェ・オ・レ」「レッド」「アプリコット」「ベージュ」「シャンパン」など多彩な毛色があります。

また、2色以上の「ブラック&タン」や「ホワイトが主のパーティカラー」なども存在していて、アメリカなどの海外では人気があるようです。

ただし、日本ではJKCによって基本はソリッドカラー(単色)のみが認められているため、上記の2色以外の複数の色が混じっている場合には「ミスカラー」とされています。

トイプードルの性格・気質

  • 好奇心旺盛で活発
  • 甘えん坊でフレンドリー
  • 全プードルの中でも最も知能が高いと言われることも
  • 神経質な面も持っている
  • 毛色によって性格が異なることも
トイプードル

トイプードルの性格・気質①
家庭犬として優れた性格の持ち主

トイプードルはとても活発で明るい性格です。

人間が大好きで人懐こく、飼い主に対しては特に甘えん坊な性格であると言われることが多いです。

他の犬とも上手に付き合うことができる社交的な性格でもあります。

また、トイプードルには様々な毛色がありますが、毛色によって性格が違うと言われています。

「レッド」は明るく天真爛漫、「ホワイト」は知能が高く慎重派、「アプリコット」は臆病で吠えやすい傾向があるなど、毛色によって性格に違いが見られるようです。

トイプードルの性格・気質②
知能の高さは全犬種中2位

知能が高いことで知られるトイプードルですが、その賢さは全犬種中、ボーダーコリーに次ぐ2位と言われています。

さらにトイサイズは、全プードルの中では最も知能が高いと言われることもあります。

そのことから、サーカス犬として活躍していたり、近年では、警察犬に採用されるなど様々な場面で活躍している多才な犬種だとも言えるでしょう。

しつけやすい特徴を持ち、飼いやすいさでも定評のある犬種ですが、逆に賢すぎるがために甘やかして育てることでわがままな性格になってしまうことがあります。

トイプードルの子犬のパピーカットとは

トイプードル

トイプードルパピーカットとは

子犬の生後~1歳ごろまでの期間をパピー期と呼びます。

この期間に子犬は成犬へと体の成長が大きく見られる期間になりますが、被毛においても言えることです。

トイプードルの被毛は、硬めでくるくると巻いた毛が特徴的ですが、子犬の頃はフワフワで柔らかく綿毛のような軽い毛をしています。

このパピー時期の毛質を生かしたカットが「パピーカット」です。

このパピー期独特の柔らかい毛は、だいたい1歳~1歳半ぐらいまで続きます。

成長と共に成犬のコシのある毛になっていき、様々なスタイルを作りやすくなります。

トイプードルのパピーカットのスタイル

パピーカットでは、子犬ならではの毛質を生かしたフワフワで丸みを帯びたスタイルに仕上げるのが定番です。

ただし、すべてのトイプードルが同じ体型や顔立ちをしているわけではないため、ボディバランスや顔立ちに合ったスタイルなど、可愛く見える形はそれぞれ違い印象も異なります。

カットして長さを整えながら、将来やりたいスタイルに向けて徐々にベースを作っていきましょう。

トイプードルの子犬のパピーカットが必要な理由

トイプードルの子犬がパピーカットをするメリットは、見た目の可愛さ以外にもあります。

トイプードル,茶

理由① 「トリミングに慣れさせるため」

トイプードルは放っておくとどんどん毛が伸びていく犬種なので、定期的なトリミングは必須です。

そのため子犬の頃からシャンプーやカットに慣れさせておくことが大切です。

成犬になってから初めてトリミングに連れていくと、慣れるのに時間がかかることもあります。

怖がりの犬は、初めはシャンプーだけをしてもらうなど、性格に合わせて徐々に慣らしていくと良いでしょう。

理由② 「衛生的にするため」

口周りや手足、肛門周りなどは、毎日の食事や散歩、排せつなどで何かと汚れがちな場所です。

この部分が伸びすぎると不衛生な状態になりますので、こまめにカットして汚れにくいようにしておきましょう。

雑菌が繁殖すると臭いの原因にもなってしまうでしょう。

トリミングサロンだけでなく、自宅でもカットできるようにしておくことをおすすめします。

また子犬は動きが活発で何かと汚れがちですので、短くカットしておくと手入れが楽です。

理由③ 「毛質を整えるため」

子犬のうちからこまめにカットしておくことで、毛質がしっかりして、毛量が増えぎっしりと毛が生えると言われています。

反対にパピーカットをせずに伸ばしっぱなしのままにしておくと、細くてコシのない毛になってしまいがちです。

トイプードルのカットスタイルの中には、長い期間をかけて土台作りが必要なカットスタイルもあるため、したいスタイルにするためにはこまめなカットを行って、被毛が成犬の被毛へ育つよう整えていくことが必要です。

トイプードルのいろいろなスタイルを楽しむためにも、子犬の頃からこまめにカットしていきましょう。

理由④ 「健康チェックにも役立つ」

トリミングをする際は全身の隅々のお手入れを行うため、体に異常がないか確認することができる機会となります。

特にドライヤーを体に当てる時には、普段は確認しづらい全身の皮膚の状態までチェックすることができます。
ノミ・ダニはいないか、脱毛がないかなどに気付けやすくなるのです。

このことから「トリマーは第2のドクター」とも言われています。

トイプードルのパピーカット トリミングデビュー

パピーカットはいつからできる?

トイプードルのパピーカットは、一般的に生後4カ月頃がデビューの目安だと言われています。

犬の生後3カ月頃までは、まだ足腰も弱く体調も不安定なため、トリミングによって体調を崩してしまう可能性があるでしょう。

また、トリミングサロンを利用するためには、感染症の心配がないワクチンプログラムが終了して1週間以上経っていること、それがお店の条件になっていることも多いため、生後3か月頃を過ぎるまではシャンプーすることやトリミングサロンに連れて行くことはできません。

そのため、一般的にトリミングデビューする時期は生後4カ月頃になるでしょう。

このころからトリミングデビューをさせておくと、飼い主以外の人に触れられることや他の犬と出会う機会ともなるため、社交性を身に付けられるといったメリットがありますよ。

トリミング頻度

トイプードルの被毛は、放っておくと伸び続けていくためパピー期でも月1回程度を目安にしましょう。
カットをしないでいると毛が伸びて毛玉ができる原因にもなるでしょう。

トリミング料金

トリミングの料金は、地域やお店によっても様々です。

一般的にトリミング料金は、犬種によって決められていることが多く、トイプードルのトリミング価格相場は約5,000円~10,000円程度となります。

しかしまだ体の小さなパピー期の場合には、「パピー割引」などで10%~の割引があるお店もあります。

または例えパピーであっても犬種で定められた料金から変わらないお店もありますので、あらかじめ確認しておくと良いでしょう。

トイプードルのパピーカットは飼い主さんのためにも必要!?

トイプードルのパピーカットは、あどけなさが残る子犬に似合っていてとてもかわいいのですが、成功するか否かは、飼い主さんの注文方法とトリマーの腕にかかっています。

そのためパピーカットを通して、飼い主さんもトリミングの知識がつきますし、トリマーとの相性をみることができます。

いざやりたいスタイルをやろうと思った時に、安心して任せられるトリマーを見つけていれば安心ですよね。

できればパピーカットの時から失敗は避けたいものですが、飼い主さんも初心者の場合、トリマー選びはすんなりいかないこともあるかもしれません。

最初はシャンプーや手足の毛のカットだけにとどめ、トリマーの人柄やサロンの信頼度をチェックしてみるのも良いのではないでしょうか。

トイプードルのカットスタイル紹介

近年では様々なスタイルをした犬たちを見るようになりましたが、そのスタイルのほとんどがトイプードルから生まれたスタイルだということをご存知でしょうか?

それほどスタイルを楽しめる犬種ということでもあります。

トイプードルの人気あるカットスタイルをご紹介します。

トイプードルのカットスタイル①
「テディベアカット」

トイプードル人気のきっかけとも言え、今や定番スタイルともなっているのがこの「テディベアカット」です。
丸みのある顔に作り上げることで、まるでクマのぬいぐるみのような姿が愛らしいスタイルです。

毛足が短くなるので毛玉ができにくく、お手入れもしやすいスタイルです。
ただし、口の周りに毛を残すため、食べ物で口が汚れやすく、こまめに口をふいてあげる必要があります。

成犬期のように毛量が多くコシのある子ほど似合うスタイルとなるため、パピー期にはこまめなカットでコシのある毛質に育てていくようにしましょう。

トイプードルのカットスタイル②
「ピーナッツカット」

ピーナッツのように正面から見ると頭から口にかけて8の字のシルエットになっているスタイルのことです。
テディベアカットが似合わない、マズルが長めの子に似合うカットスタイルとなります。

食べ物で口周りが汚れやすいので、こまめに拭いてあげましょう。

また、毛量が多くコシのある子ほど似合うスタイルとなるため、パピー期にはこまめなカットでコシのある毛質に育てていくようにしましょう。

トイプードルのカットスタイル③
「アフロカット」

頭部をまん丸のアフロにしたスタイルです。
毛色やマズルの長さを問わず、どんなトイプードルにでも似合うスタイルとなります。

ある程度毛を長くしておく必要があるので、ブラッシングなどの日々のケアが大切です。

トイプードルのカットスタイル④
「ビションカット」

「ビションフリーゼ」の定番カットスタイル「パウダーパフ」のスタイル、トイプードル版です。

本家に似せるためには、「ホワイト」の毛色のトイプードルにおすすめのスタイルです。

毛足を長めに残すスタイルになるので、パピー期から「ビションカット」にしたい旨をトリマーさんに伝えておき、土台作りをしていきましょう。

この記事のまとめ

トイプードルの子犬のパピーカット
  • 1歳半ごろまでのパピー期の毛質は柔らかくフワフワ
  • パピーカットはボディバランスや顔立ち合ったスタイルそれぞれのスタイル
  • パピーカットが必要な理由には、
    「トリミングに慣れさせる」
    「衛生的にするため」
    「毛質を整えるため」
    「健康チェックにも役立つ」 などがある
  • トリミングデビューは生後4カ月頃が目安
  • トリミング頻度:月1回程度
  • トリミング料金:約5,000円~10,000円程度
    「パピー割引」があるお店もある。
  • トイプードルのカットスタイルには土台作りが必要なカットスタイルも。
    将来やりたいスタイルに向けてこまめなケアを

トイプードルの子犬にパピーカットがおすすめな理由 さいごに

かわいいパピーカットは、毛質の柔らかいトイプードルの子犬ならではの醍醐味です。

またトイプードルを将来的にかわいくできるかどうかは子犬の頃のトリミングにかかっています。

また、犬のトリミングは見た目だけでなく、トイプードルの健康的にも大切なことです。
普段からブラッシングなどのこまめなケアを行って、可愛さも実用性も兼ね揃えたパピーカットを存分に楽しんでいきましょう。