チワワのルーツはたくさんあった!?知られざるチワワの歴史

チワワの歴史には諸説あります。「チワワ」という名前は、1850年にアメリカ人がメキシコのチワワ市から持ち帰ったことに由来します。その後さらなる改良が加えられて現在のチワワに行き着くわけですが、それまでの間、チワワはどんな歴史を辿ってきたのでしょうか。いくつかの節をご紹介します。

チワワのルーツ① 古代メキシコの神聖な犬だった!?

現代から遡ること1000年以上前の9世紀頃に、メキシコ先住民により飼育されていた「テチチ」と呼ばれる小型犬がチワワの由来だとされる説です。

テチチは小柄ながらもガッシリした骨格で、豚のような外見をしていたと言い伝えられています。

当時のテチチを象った彫刻には、現在のチワワに共通する特徴が見られます。

先住民の間で神の使いであると考えられていたテチチは、宗教的な役割を持っていました。

しかしその後スペイン軍のメキシコ侵略により、メキシコの文明は廃れてしまいます。

神聖なる生き物とされていたテチチは、食用にされたり他の犬と交配されたりといった歴史を経て、現在のチワワの元になったと言われています。

チワワのルーツ② 中国人により小型化された犬だった!?

かつて中国では観賞用に生き物を小型化するというブームがあり、中国人はその技術に長けていたとされています。

その時に作られた小型の犬がチワワのルーツとする説です。小型化した犬を中国人移民が中南米に持ち込み、これがメキシコのテチチの起源になったと考えられています。

他にも、中国で小型化された犬を何らかの形で入手したスペイン人がメキシコに持ち込んだという説、メキシコに渡った中国人移民が複数の小型犬を掛け合わせてチワワの原型を作ったという説などもあります。

実際にメキシコでは小型犬のことを「中国犬」と呼んでおり、中国人との関わりに信ぴょう性を持たせています。

チワワのルーツ③ 古代エジプトに存在していた!?

近年チワワのルーツとして最も有力視されているのは、ヨーロッパを起源とする説です。

約3000年前の古代エジプトの遺跡からチワワによく似た小型犬の骨が発掘されており、チワワの先祖がすでに存在していたことが判明しています。

チワワに似た小型犬はエジプトから地中海沿岸の国々に伝えられ、その外観を変えることなく長年に渡り存続していました。そして1800年代に地中海のマルタ島がイギリス領になった折にイギリス、そしてヨーロッパ全土へと広がっていきます。

当時の絵画に描かれた小型犬はチワワとよく似ていることなどからも、この犬がチワワのルーツであると言われています。

チワワのルーツはたくさんあった!?知られざるチワワの歴史について まとめ

チワワの知られざるルーツについてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

チワワの歴史は、これらの説のいずれかかもしれないですし、いくつかの説が混じり合っているかもしれません。

ミステリアスな歴史もまた、チワワの魅力のひとつですね。