アメリカンコッカースパニエルの里親から迎える時の注意点

犬を迎え入れる方法の1つが、保健所や個人、ボランティア団体から譲り受けるという方法です。訳あって飼い主さんを失い、新しい家族を待っている犬たちがたくさんいます。では具体的にどうやって迎え、何に気をつけたらよいのでしょうか。 今回は、その中でアメリカンコッカースパニエルの里親から迎える時の注意点をご紹介します。

犬を受け入れる、条件は揃っていますか?

いざ犬を迎えようとなった時、いろんな機関やグループに直接出向いたり、ネット検索をして調べると思いますが、里親になる条件が提示されていることがあります。
1人暮らし不可だったり、先住犬がいないことや、ペットが飼える住宅に住んでいるかなど。そういう条件全てクリアしているかどうか、きちんと確認が必要です。また、家族がいる方は、家族全員の同意を得てから行動に移りましょう。そして仮に条件の提示がなかったとしても、家族がいる場合、家族の同意は必ず必要です。
新しく犬を迎えるということは、モノを買うのではなく、家族が増えるということです。条件というと堅苦しく聞こえますが、犬と幸せに暮らすため、どれか1つでもクリアできないと、将来的に飼い続けられなくなるかもしれない心配が生まれます。

お見合い、またはトライアルができるか?

保護犬を譲り受けるとき、直接何度も足を運び、ご自身と相性の合う犬と出会うことが1番の理想ではありますが、現実、近くにそういう期間がない場合、なかなか遠くまで何度も尋ねることはできないかもしれません。
今では、ネット検索で遠方のボランティア団体が募集している情報も見ることができます。そこで問題なのが、全く顔合わせなく譲り受けるということです。ネットの写真だけの判断は、実際、思っていたことと違ったり、聞いていなかった疾患を抱えていたりすることもあります。運命のアメリカンコッカースパニエルを探す過程は、ネットを使ったり、電話やメールでいいとしても、いざ実際に迎え入れると決めたら、直接迎え入れ前にお見合いがあることは重要なポイントです。
何度も尋ねることができなくても、1度は実際会えることと、万が一、引き取ってからも一定期間のトライアルがあれば、どうしても自分では対処できない問題が起きた時、再度その犬が不幸の道を辿ることを防ぐこともできます。

料金の確認(ワクチンや去勢・不妊手術)

里親を募集している機関にもよって違ってきますが、民間のボランティア団体や、個人からアメリカンコッカースパニエルを譲渡される場合、ワクチンや去勢・不妊手術の費用を負担する場合が多いようです。
後からのトラブルを避けるため、犬を自宅に迎え入れる前に、どこからどこまでが負担する分なのか、確認するようにしましょう。また、ワクチンや手術済みの場合は、きちんとその証明書をもらうようにします。
ワクチンに関しては、万が一接種していない場合は、ご自身で病院に連れて行く必要があり、したと思っていてワクチン未接種だった場合、新しい環境での生活は、慣れるまで犬にとってもストレスです。免疫力も一時的に落ちているであろう時期に、不必要な病気のリスクを与えてしまいます。

新しい飼い主さんへのテスト

条件が多数あったり、何度も里親とメールでやりとりしたり。それらを面倒だと感じるなら、アメリカンコッパースパニエルの里親になることは考え直してください。犬は必ず先に年老い病気にもなるでしょう。介護も必要になります。
それは、譲渡の事務手続きよりも大変なことです。これら最初の作業は、新しい飼い主さんにとってのテストです。一生のパートナーと思うなら、「面倒」ではなくお互いのためと思い、喜んで受け入れましょう。