アメリカンコッカースパニエルの安全に暮らすための室内環境


肉球の間の毛はこまめにカット

どの犬にも言えることですが、特にアメリカンコッカースパニエルは被毛が多く、足元をわざとふわふわにブーツカットにしていることも多いですよね。
今回注目したいのは足の裏なんです。

かわいい肉球がありますが、その間から毛が生えていて、それをこまめにカットしてあげないとどんどん伸びて肉球を覆い、その伸びた毛が原因で、特にフローリングの家では滑りやすくなってしまいます。
アメリカンコッカースパニエルは、活発に動くことが好きなので、家の中を走って滑り、膝や関節を悪くすることがないように注意しましょう。

暑さに弱いので、夏の温度に注意

アメリカンコッカースパニエルの被毛はダブルコートです。
シングルコートの犬でも暑い夏は、体に熱がこもりやすく熱中症に注意しなければなりません。
それがダブルコートのアメリカンコッカースパニエルとなれば、さらに注意が必要です。

室内はエアコンで23〜24度を保つようにすることと、場合によっては夏だけサマーカットにすることも涼しく過ごす方法です。
犬は気温22度で湿度が60%を超えると熱中症の危険があります。
家の中でサーキュレーターを使うことで、空気を循環させるのも効果があります。

乾燥や多湿に気をつける

 

乾燥の季節

犬も人同様、乾燥や多湿の時期、注意が必要なんです。
まず秋から冬の乾燥の季節。
アメリカンコッカースパニエルの皮膚も乾燥しだします。
被毛に覆われているので、なかなか皮膚の状態は見えにくいですが、ひどい乾燥が始まるとフケや痒みが現れ、そのまま皮膚疾患を起こすこともあります。

そういうことを防ぐために、家の中で加湿器を使ったり、オイルや保湿剤を使ってあげましょう。
また、肉球も乾燥するとカピカピに硬く鏡餅のようになってしまい、ケガの原因にもなりますので、肉球のクリームをオススメします。

多湿の季節

多湿の時期、1番気をつけたいのが、アメリカンコッカースパニエルの大きなかわいい垂れ耳の中なんです。
垂れていますので蒸れやすくなります。
蒸れている状態が続くと、マラセチア菌が増殖して外耳炎になったりします。

外耳炎は慢性化すると完治に時間がかかりますので、予防が大事です。
蒸れを防ぐため、定期的に耳の中の毛を抜くようにし、場合によっては耳用のパウダーを使い、乾燥を心がけましょう。
夏は、室内が高温多湿にならないように、エアコンと除湿機を使いたいです。

プライベートスペースを作ってあげる

アメリカンコッカースパニエルは基本、人と一緒にいることが大好きです。
でもそのことと、自分のテリトリーを欲しがることは別問題です。
犬も自分だけの場所でゆっくりくつろぐ時間も必要です。

プライベートスペースがあると、そこに行けば安全でホッとできると理解し、そういうスペースがあることで、犬自身が感情をコントロールでき、飼い主とさらにうまくコミュニケーションを取れるようになります。

まとめ

アメリカンコッカースパニエルと楽しく安全に室内で過ごすためには、日頃の手入れの時に、肉球までみてあげることと、耳の中の毛もみてあげるようにしましょう。

犬の皮膚は人よりもかなり薄いので、被毛があっても温度や湿度には、時に私たちよりデリケートです。
できるだけ快適な環境を作れるようにしてみましょう。
また、プライベートスペースを作ることで、犬自身がゆっくり休め、飼い主さんとよりいい関係を築く助けになるでしょう。