アメリカンコッカースパニエルの生理について


犬の生理

犬の生理は「ヒート(発情期)」と呼ばれています。

中型犬であるアメリカンコッカースパニエルは、通常生後6~12カ月頃に最初のヒートがきます。
発情周期は「発情前期」「発情期」「発情休止期」「無発情期」の4つに分けられており、このサイクルを1年間に2回程繰り返します。

発情前期

期間は1週間~10日程です。
陰部が腫れたように膨れて出血が始まります。
出血で陰部を舐める行動が見られます。
他にも生理痛や食欲不振といった症状や、ホルモンの影響で気持ちが不安定になり、落ち着きがなくなったり言うことを聞かなくなったりすることもあります。

発情期

期間は8日間前後です。
陰部の腫れと出血が徐々に減ってきます。
この期間に排卵し、交配期間となります。

発情後期

期間は、約60日~100日程です。
この時期は黄体ホルモンが出ている影響も子宮などの病気が発症することがあります。
まれに偽妊娠する子もいます。

無発情期

期間は、50~80日程です。
ホルモンが最も落ち着いている時期で、症状はありません。

出血しているときはどうしたらいい?

出血量に個体差はありますが、部屋やクッションなどが汚れてしまうことがあるので、期間中は犬用の紙オムツやサニタリーパンツを使用するのが良いでしょう。
しかし犬用の紙オムツは継続して利用する場合は、安価とは言えませんので、人間の赤ちゃん用のオムツにしっぽ穴をあけて代用することもできます。

また、長毛種であるアメリカンコッカースパニエルは、陰部周りが汚れてしまいがちになるので、あらかじめ陰部周りの毛を取り除いておき、汚れていればキレイに拭き取り清潔にしてあげましょう。

ヒート期間中にシャンプーをすることに問題はありませんが、ワンちゃんの調子が良いときに手早く済ませてあげるようにしましょう。

お散歩は連れて行っても大丈夫?

発情前期と発情期は、出血していることもあり独特のニオイがしています。
人間にはほとんど感じられない臭いですが、このニオイがオス犬に刺激を与えてしまいます。
その点に注意をして、できるだけ他の犬との接触を避けるようにすればお散歩に連れて行くことは可能です。
ドッグランなどたくさん犬が集まる場所へ連れて行くのは、この期間は避けた方がいいですが、万が一連れて行く場合などは、オムツなどをして連れて行った方が安心できるでしょう。

まとめ

犬の生理とは妊娠を希望している限り、長く付き合っていかなければなりません。
もし犬に元気がないときや食欲がないと心配になっても、発情周期を理解しておくことで余計な心配がなくなります。

アメリカンコッカースパニエルにとっても快適な生活を送られるように飼い主さんが周期を理解し、その時期に合わせた対応をしてあげましょう。