アメリカンコッカースパニエルが無事出産を迎えるには?


出産の際の予兆やサイン

犬は交配をしてから約63日で出産します。
ちょうど63日目で出産となればいいのですが、人間の出産時の陣痛のような分かりやすい予兆やサインはあるでしょうか?
犬は出産が近づくと、落ち着きがなくなってきます。
約60日に入った頃からそのような行動が見られます。
例えば、ウロウロしたり、「巣作り行動」と呼ばれる穴を掘るようなしぐさをしたり、お気に入りのおもちゃやタオル、飼い主さんの匂いの付いているものなどを一箇所に集めたりします。
さらに出産に近づくと、食欲が落ちたり、頻繁にトイレへ行ったりするようになります。

また、呼吸が速くなったり、体温が平温よりも1℃程度下がってきたりします。
このような兆候やサインが見られるようになると、そろそろ出産の始まりです。

アメリカンコッカースパニエルの出産の用意

愛犬のアメリカンコッカースパニエルの出産に備えて、用意すべきものを紹介します。
まず、落ち着ける場所を確保してあげましょう。
落ち着ける場所とは、出産する場所に柔らかい素材の毛布やタオルなどをひいてあげ、その周りをダンボールや板などで親犬が安心するように囲ってあげましょう。
アメリカンコッカースパニエルは、暑さと寒さにも弱いので、室温を適度に保つようにしておきましょう。

基本的には、母犬が出産後のケアをする事がほとんどですが、なかなかうまくできない母犬もいます。
へその緒が上手に切れてなければ、飼い主が切ってあげなければいけないので、消毒したハサミやしっかりとした太い糸も用意しておいた方がよいでしょう。
授乳を嫌がる母犬もいますので、そのために哺乳瓶やミルクも用意しておくといいでしょう。

アメリカンコッカースパニエルの出産時の注意点

アメリカンコッカースパニエルは、基本的には人間が手助けをしないでも出産することができます。
しかし、お腹の中の子犬が大きかったり、母親が小柄だったりして、上手に出産できない場合もあります。
そういう場合、動物病院で帝王切開をしてもらわなければなりません。

出産当日、急に難産になり、命を落としてしまう場合もあります。
そうならないためにも、出産予定日の1週間前くらいに、動物病院で検査を受け、お腹の赤ちゃんの数や大きさや状態、母犬の骨盤の広さなどを、事前に診てもらっておくと安心出来るでしょう。
もし、なんらかの問題があり、出産当日、帝王切開になったとしても、動物病院側で帝王切開する準備をしてもらえます。

出産当日、様子がおかしいと感じたらすぐに動物病院へ連れて行きましょう。
また、出産予定日を大幅に過ぎたり、早産だったり、生まれた子犬や母犬の様子がおかしかったりする時も、すぐに動物病院で診てもらいましょう。

まとめ

愛犬のアメリカンコッカースパニエルが無事にお産を迎えるためには、用品や環境づくり、飼い主の心の準備も必要になります。
犬種によって出産の仕方が違うというわけではありませんが、少し神経質なところがあるアメリカンコッカースパニエルの性格や特徴も頭に入れておいて、出産を迎えるための準備をしておきましょう。
もし、何か異常があれば、すぐに動物病院へ相談し、必要であれば動物病院に連れて行きましょう。