アメリカン コッカー スパニエルの名前の由来

犬の犬種は、世界で非公認犬種を含めて700~800種類もあると言われています。 そしてそれぞれの犬の犬種名には、由来があります。その由来とは、人や土地の名前からつけられている犬種、行動やしぐさが由来となった犬種、容姿が由来となった犬種がいます。例えば「ドーベルマン」は人の名前からつけられており、「パピヨン」は大きな耳が蝶々(パピヨン)に似ていたことからついた容姿からの名前、「スピッツ」は火(スピッチ)が付いたように吠えることから「スピッツ」とつけられました。改めて犬種名の由来を知ると面白いですよね。 それでは、アメリカンコッカースパニエルの名前の由来とはどういったものなのでしょうか。その由来を知るために、まずはアメリカンコッカースパニエルの歴史から紹介していきたいと思います。

アメリカンコッカースパニエルの歴史

アメリカンコッカースパニエルの歴史は古く、元はスペインで鳥猟犬として活躍していました。この頃に、小さい鳥を狩るために適した小型な体へと改良されたという説がありますが、多くの説があり定かではありません。
そして、1620年に移民とともにメイフラワー号でイギリスからアメリカへ渡りました。 当時はイングリッシュコッカースパニエルと同じ品種と考えられていましたが、1935年に別品種として区別されるようになった事を機に、更に人気に拍車がかかり、アメリカでコンパニオンドッグとして定着していきました。

アメリカンコッカースパニエルの名前の由来

アメリカンコッカースパニエルの名前は、アメリカンコッカースパニエルの歴史そのものを意味しています。
「アメリカン」はアメリカで品種登録されたことからで、「コッカー」とは鳥の狩りのために改良された犬のことで、「シギ(コック)をとる犬」という意味があります。「スパニエル」とは、「スペインの」という意味です。 つまり、「アメリカで登録された、スペインの鳥猟犬」という意味になります。
ちなみにアメリカでは、アメリカンコッカースパニエルの陽気な性格から、「メリー(陽気な)コッカー」と呼ばれて愛されています。

日本で有名となったのは、やはりあの映画がきっかけ!!

アメリカンコッカースパニエルは、当初からアメリカでは絶大な人気を築いていましたが、日本で有名となったのは、1955年に公開されたディズニー映画「わんわん物語」が公開されたことがきっかけとなりました。ヒロイン役のモデル犬種がアメリカンコッカースパニエルだったのです。この映画の公開を機に、日本でも大人気となりアメリカンコッカースパニエルを飼う人が増えましたが、毛の手入れや運動量の多さなど世話をするのに手がかかることから、その大人気ぶりを維持することはありませんでした。
それでも、アメリカンコッカースパニエルの優雅で気品のある姿と性格の良さから、現在でも多くの人に愛されていて、人気のある犬種だと言えます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
「アメリカンコッカースパニエル」という名前を何気なく呼んでいましたが、由来を知ることでアメリカンコッカースパニエルの見方が少し変わったのではないでしょうか。
また、「メリー(陽気な)コッカー」と呼ばれるほどアメリカンコッカースパニエルが親しまれ続けてきたことを、改めて感じたのではないでしょうか。