ヨークシャーテリアの毛色の変化について

犬種によっては、カラーバリエーションが豊富な犬種があります。例えばチワワは、毛色の種類が豊富であることで有名です。トイプードルは、毛色の種類だけでなく、カットの方法によっても全然違う表情を見せてくれるので、とても興味深い犬種ですよね。ではヨークシャーテリアはどうでしょう?毛色に種類はあるのでしょうか?

仔犬の頃の毛色

ヨークシャーテリアの仔犬は、ブラック&タンという毛色で生まれて来ます。ほぼまっくろの状態ですが、成長とともに変化が見られます。他の犬種(例えばチワワ等)で、毛色のバリエーションが豊富な場合は、生まれてきた毛色そのままに成長することが多いです。セーブルカラーという茶系の仔は劇的な変化を遂げることもありますが、チワワのブラック&タンの仔が将来的に違う毛お色になるなんてことはまずありません。しかし、その点ヨークシャーテリアは違います。 生まれた時は見分けがつかなかった赤ちゃんたちも、成長とともに毛色がそれぞれに変化し、寿命を全うするまで、毛色の変化が楽しめるとても魅力的な犬種と言えるでしょう。

ヨークシャーテリアの毛色の種類

実は、ヨークシャーテリアの毛色の種類としては1種類のみです。ダーク・スチール・ブルーという毛色のみです。ヨークシャーテリアにも毛色の種類がたくさんあると勘違いされがちなのですが、この毛色が薄いか濃いかの違いであるというだけなんです。生後6~12ヶ月頃に、このダーク・スチール・ブルーという毛色になり、その後は落ち着くようです。 更に年齢を重ねて行くと、この毛色が薄くなって、ゴールドに見えたりと変化はありますが、基本的な毛色はこのままです。しかしながら、色の濃淡で毛色が違って見えるのはヨークシャーテリアの特徴でもありますので、そういう意味では毛色の違いを楽しめる犬種と言えるでしょう。

タンってどういう意味?

ところで、タンって意味ご存知ですか?よく、目の上にある眉のような毛の部分のことをタンだと思っている方がおられますが、実は違うんです。タンは、なめし皮の色茶色系の色の一種で皮の色を示す言葉。ですので、この目の上の毛の部分が白い場合はタンとは言わないのです。 ヨークシャーテリアの場合は、この部分が白いということはなく、タン色なので仔犬のときはブラック&タンとして間違いないのですが、他の犬種では違う場合があります。毛色や部分でも違うので、ややこしいですが面白いですよね。

七変化を楽しめる

ヨークシャーテリアは、七変化が楽しめる犬種だとも言われています。成長とともにこんなにも毛色が変化する犬種は結構珍しいのではないでしょか?毎日見ているとわかりにくいかもしれませんが、その時々で写真を撮っていると、やはり違いに驚きます。 また、最近ではヨークシャーテリアもさまざまなカットが開発され、編み込みをしたりと色々なお顔が楽しめるようになりました。ドッグショーに出す場合は、ショーカットといってどくとくの毛の伸ばし方が必要ですが、家庭犬として飼われている場合は毛色の変化だけでなく、色々なカットを楽しむのも良いですね

自慢の我が子に適した手入れを

ヨークシャーテリアはなんといっても手入れが重要です。シルクのような美しい毛をいつまでも保つためには、専用のシャンプーを試したり、ヨークシャーテリアに詳しいトリマーさんに相談するなど、お手入れに力を入れてあげていただきたいと思います。