どう向き合えばいいの!?ポメラニアンの問題行動について


小さくてフワフワで、ずっと見ていても飽きることないポメラニアン。
ポメラニアンと言えば長年人気のある犬種ですが、可愛い見た目とは打って変わって性格は勇敢で活発、それでいて警戒心が強くて臆病な一面もあり、問題行動によって飼い主を困らせてしまうポメラニアンも少なくはありません。
飼い主にとっては悩みの種である問題行動ですが、そもそもなぜそのような行動をしてしまうのでしょうか?今回は問題行動の原因や対処法についてご紹介します。

ポメラニアンの問題行動ってどんなこと?

『犬の問題行動』とは、飼い主が“困った”と感じる犬の行動を指します。
問題行動の内容としては無駄吠えや噛み癖、いたずら、異食、粗相、手足などを噛んだり舐め続ける自傷行為、飛び掛かる、食ふんなどが代表的です。
この中でも、ポメラニアンの飼い主が悩む問題行動で多いのは、無駄吠えと噛み癖です。
これらの問題行動の中には家族だけでなく、他人や近所にまで迷惑がかかったり、時には危険を及ぼしてしまう可能性もあるため、飼い主としては何としても問題行動を治したい!と思いますよね。
とはいえ、飼い主が『問題行動』と捉えていても、当の本人である犬にとっては本能に従ったごく自然な行動であるため、早急に改善させるというのは難しく、根気よく問題行動の改善を試みなくてはなりません。
また、間違った方法でしつけをすることによりさらに問題行動を増やしたり悪化してしまう事もありますので、しっかりと原因を追究しながら正しい方法で教えていきましょう。

ポメラニアンが問題行動を起こす原因って何?

問題行動を起こしてしまう原因については主に二つに分けられます。

すりこみ期が不十分、または社会化不足

生後4週から7週までをすりこみ期と言い、母犬からの愛情を十分にもらったり兄弟犬と遊んだりすることによって犬社会を学びます。
この時期にしっかりと母犬や兄弟犬との触れ合いをしているかどうかで、先々の性格や情緒が左右する言われています。
また、生後4週から13週の様々な事を受け入れて吸収する時期を社会化期と言い、この期間に色々な体験や経験をさせることがとても大切で、この大切な時期に母犬や兄弟犬と無理やり離されてしまったり、人間社会で生活する上で必要な経験ができていないと、将来的に情緒が不安定になったり警戒心や不安が強い犬になってしまう可能性があります。

飼い主による間違ったしつけ

飼い主の間違ったしつけや接し方により、問題行動を悪化させてしまっている場合があります。
現行犯ではない時に厳しく叱ったり、体罰をしたりしていませんか?強く厳しく叱られたり体罰を与えられると、犬は飼い主に対して恐怖心を抱いてしまいます。
“飼い主=怖い”になってしまうと、何かあった時に咄嗟に自分を守ろうとして、犬が飼い主を噛んでしまった!なんてことにもなりかねません。
間違ったしつけを行っていた場合はすぐにしつけ方を改め、信頼関係を築きなおさなければなりません。

問題行動にはどう対応すればいいの?

飼い主にとっては困ってしまう問題行動ですが、もしかするとその行動は犬から発している何かのサインなのかもしれません。
問題行動を治すためには、まずはその問題行為を行うに至った経緯やその時の犬の気持ちなどについて探ってみましょう。

問題行動を起こす時の犬の感情について、これらが考えられます。

  • 不安や恐怖を感じている
  • びっくりした
  • 遊んでほしい、かまってほしい
  • ストレスを感じている
  • 大切な物を取られそうなので守りたい
  • 体力を持て余している

問題行動を起こす原因が分かる場合には、まずは原因を取り除いてあげましょう。
例えば、インターフォンの音で不安を感じて吠えてしまう犬に対して「吠えるな!」と厳しく叱っても、犬の不安は無くなりません。
それどころか、厳しく叱られることによって恐怖に恐怖を上乗せしてしまい、犬の心境は穏やかではありませんよね。
この場合は優しく声をかけたり、日頃からお座りや伏せで落ち着かせる習慣をつけてあげて、吠えた時にお座りや伏せをさせれば、自ずと落ち着くはずです。
このように、問題行動を行うには何らかの原因があることを認識し、まずは原因の追究から始めましょう。

まとめ

いかがでしたか?すぐに直したい問題行動であれば、プロのドッグトレーナーに相談したり、お任せするという方法もあります。
犬の立場になってみると、飼い主と話せないため気持ちがうまく伝えらず、もどかしく思って問題行動を起こしているのかもしませんね。
そう思うとより一層愛しさが込み上げませんか?愛犬と楽しく穏やかに生活を共にしていくためにも、これからも犬の気持ちに寄り添いながら信頼関係を深めていってくださいね。