犬はセロリを食べてもいい?犬にセロリの栄養素や与える際の注意点


セロリは私たち人間の間でも好みが分かれます。生はダメだけど、加熱したらOKなど様々です。一方犬はというと、もちろん犬にも個々で好き嫌いがありますが、結構好んで食べる犬が多い感じがします。では実際、犬にセロリをあげて大丈夫なんでしょうか?注意することはないのでしょうか?今回はセロリについてご紹介いたします。

犬はセロリを食べても大丈夫か?

結論から言うと食べて大丈夫です!

人の場合、独特な匂いと味を気にする人も多い中、逆に犬は、そんなセロリを美味しそうに食べることが多いようです。

噛んだときのシャリシャリとした食感が気持ちいいこともあるかもしれませんね。

ファイトケミカルと呼ばれるくらい体にいいセロリは、あげ方次第で、積極的に犬にあげてもいい食材の1つになります。

どんな成分があり、どんな風にあげたらいいかを詳しくみていきましょう。

セロリの栄養成分・効用

セロリはその昔、古代ローマ時代には、食物としてよりも薬として食べられていたといわれます。

世界中で食べられているセロリには、驚くほど高い栄養素があります。

もちろんその効果は犬にも発揮します。

セロリに含まれるファイトケミカルで免疫力アップ!

セロリには豊富なファイトケミカルが含まれています。

そのファイトケミカルを摂取して得られる効果には、

  • 血栓予防・コレステロール除去
  • 抗酸化作用
  • デトックス効果

などがあります。

セロリに含まれるアピインやテルペンでリラックス効果

セロリの独特な香りは、アピインやテルピンという成分から生まれています。

実はこの成分には、ストレス解消に効果があり、気持ちをリラックスさせる働きがあります。

人ならば、頭痛などの痛みを和らげる効能があるといわれています。

犬はいちいち頭痛がすると教えてはくれませんが、精神的にリラックスでき、安眠することができます。

セロリに含まれるカリウムで高血圧予防

セロリに含まれるカリウムはキュウリやスイカの倍以上です。

カリウムには体内の余計な塩分を排出してくれ、利尿効果もあるので、体内の水分バランスを調整してくれます。

また、高血圧予防にもなります。

セロリに含まれるβカロテンで目の健康を守る

セロリの葉には豊富なβカロテンが含まれています。

βカロテンは抗酸化作用があることと、目にとてもいいといわれ、眼病予防に効果があり、目の健康維持に重要な栄養素になります。

また皮膚や粘膜にもいいといわれています。

セロリに含まれるビタミンUで健康な胃腸をゲット!

セロリが万能薬として扱われていた理由の1つに、整腸効果があります。

セロリに含まれるビタミンUは、過剰な胃酸の分泌を抑えたり、胃の粘膜を修復して守る効果があります。

胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防にも効果が期待されます。

犬にセロリをあげるときの量とあげ方は?

セロリに含まれる栄養素を見ていくと、様々な効果が期待され、是非とも犬に取り入れたい食材と思いますよね。

では実際、どれくらいの量をどうやってあげていったらいいでしょうか。

犬にセロリをあげる適量は?

犬にセロリをあげるには、適量あげるということが大切になります。

あげる部分は葉でも茎でもどちらでもOKです。

具体的な量は、

小型犬…20.0〜30.0g

中型犬…40.0〜50.0g

大型犬…60.0〜80.0g

になります。

ただし、これは目安になります。

犬それぞれ個体ごとに体質は違いますので、食べさせた後のウンチの状態を見ながら、あげる量は調整が必要です。

犬にセロリをどうやってあげる?

次にセロリのあげ方についてお話します。

セロリは生でも加熱でもOK

セロリには豊富なビタミンが含まれているので、生であげる場合、そういった栄養素を摂取することが可能になります。

ただセロリには、大量の食物繊維が含まれていますので、胃腸が弱い犬の場合、消化不良を起こす心配があります。

そんな時には加熱して柔らかくしてあげるようにします。

初めてセロリをあげる時は少量から

何の食べ物でもそうですが、初めてセロリをあげる時は、まず少量から試すようにします。

セロリが、愛犬の体に合っているか見極める必要があるので、普段の食事にほんの少し混ぜる程度であげることから始め、アレルギーの有無やウンチの状態を確認して、少しずつ量を増やしていきましょう。

犬にセロリをあげるときの注意点は?

セロリをあげる時には繊維に注意

犬に長いままのセロリを預け、シャリシャリとした食感を楽しませてあげたい!と願うところではありますが、セロリの茎は結構硬く、繊維がとても多いです。

そのため、セロリをあげる時には、きちんと筋を取り除くことは絶対ルールになります。

ただそれでも安心できません。

長いままのセロリでは、ウンチをした時に繊維が一緒に出てきて、うまくウンチが出きれずに、飼い主さんが引っ張ってあげなければならない自体もゼロではありません。

最悪、繊維のせいで「腸閉塞」になる可能性もあります。

セロリをあげる時には、細かく切ったり加熱して柔らかくしてあげることが安全です。

または、ミキサーでピューレ状にしてあげることも方法になります。

セロリのあげすぎには注意

喜んで美味しそうにセロリを食べる愛犬を見ると、ついつい余計にあげたくなるのが飼い主の気持ちです。

セロリ自体、それほどカロリーも高くないので、もう少しだけなら…とあげてしまいがちではないでしょうか。

でも、セロリは消化しにくいということを忘れないでください。

食べ過ぎることで、お腹を壊してしまうことがあります。

必ず適量をあげるようにしましょう。

犬にセロリのアレルギーがないか注意

セロリをあげるときの注意点には、繊維以外にもう1つ。

アレルギーがないかどうかも注意しなければなりません。

アレルギー反応は、食べてすぐ現れる場合と、食べ続けた結果現れる場合とがありますので、一概に、食べた後何も起きなかったから大丈夫とは言えません。

アレルギーの症状として、

  • 皮膚を痒がる
  • 顔・耳の中、目・口の周り、お腹の皮膚が赤くなる
  • 湿疹
  • 下痢や嘔吐
  • 外耳炎

などがあります。

ロリをあげ始めて1ヶ月以上経ってから、アレルギー反応がで始めるということもありますので、常に愛犬の状態を観察し、おかしいなと思う症状があれば、セロリをあげることをやめ、獣医さんの診察を受けるようにしましょう。

犬の皮膚疾患は、初期のうちなら割とすぐ治りますが、慢性化してしまうと長期化してしまうことがありますので、早めに検査することをおすすめします。

さいごに

様々な効果が期待できるセロリは、愛犬にあげてみたい食材ですよね。

アレルギーの問題などがないようであれば、積極的にあげてみてもいいのではないでしょうか。

ただしセロリは、毎日食べなくてはいけない食材ではありませんので、栄養バランスを考え、適量を時々あげるということを心がけましょう。