犬はどのくらい賢いのか?犬の知能ランキング


犬は訓練やしつけにもよく反応することができる賢い動物です。
犬との何気ないコミュニケーションの中で、犬の賢さを実感するときも多くあるのではないでしょうか。それでは、犬には一体どのくらいの知能があるのでしょうか。
今回は犬の知能について、犬種ランキングなどを紹介していきます。

ボーダーコリー​​​​​​​

犬の知能について

犬の知能とは

犬の知能とは、元々持っている本能行動や経験から学習し、自分で判断し行動する知能的な行動を指すことができます。
犬の知能については、これまでも様々な研究が行われてきました。
それらの研究によって、犬には短期記憶力があることが分かっており、2~3秒前のことなら性格に想起できるそうです。
他にも、ジェスチャーなどの動作読み取り能力、人間の言葉の聞き取り能力などに優れており、これらの能力を訓練やしつけで引き出しているのです。

犬の知能を人間で例えるなら・・・

人の言葉を覚えその言葉の指示に従うことができる犬の知能を人間で例えるなら2~3歳のレベルを持っていると言われています。
人間の2~3歳と言えば、相手の言葉を理解し言葉やジェスチャーで周りの人とのコミュニケーションも取ることができる年齢です。

犬は、人の言葉を200個ほど覚えることができるそうです。
自分の名前や、日常的にかけられる「かわいい」「ご飯だよ」などの言葉から「おすわり」「まて」「おいで」などの指示を理解し、それに伴った行動に結びつけられるのもこの記憶力のおかげです。
訓練によっては知的な潜在能力をさらに引き出せるとも言われています。

また、犬種による知能の差があるようで、知能の高い犬種なら250もの言葉を聞き分けることができるそうです。

犬と人の脳の構造の違い

犬と人と脳は、形や大きさなどは違いますが基本的な構造の違いはありません。
ただし、犬は「大脳新皮質」という部分が人間ほど発達していないため、創造性や倫理観、理性を持っておらず、人間社会での善悪を自分で判断することができません。
そのため、「しつけ」によって人と犬とが共存していく術を身に付けていく必要があるのです。

また、記憶のメカニズムにも人との違いがあります。
論理的に記憶を組み立てる人に対して、犬の場合は、嗅覚・視覚・聴覚・味覚・触覚の五感と感情から記憶しています。
例えば、「この音がしたら美味しいものが食べられる」と記憶しているから食器の音に反応して喜び、動物病院では「この匂いは痛いこと(注射)をされる場所だ・怖い場所だ」と怯えてしまうのです。

犬の知能は 全動物の中だと何位?

とても賢い印象の強い犬ですが、人間を除く全動物の中では意外にも6位に位置付けられています。

動物の知能ランキング ベスト10

1位:チンパンジー
2位:豚
3位:イルカ
4位:オウム
5位:クジラ
6位:犬
7位:タコ
8位:ゾウ
9位:リス
10位:猫

知能が高い犬 ベスト10

知能が高い犬 第1位
「ボーダーコリー」

ボーダーコリーは犬の中でも断トツの賢さを持つ犬だと言われています。
その知能は人間に例えると2~5歳の知能を持っているのではないかとされています。
ボーダーコリーは、元々は牧羊犬として活躍していました。
飼い主の指示に忠実に従い、時には自分の考えで行動することもでき、「牧羊犬として世界で最も使われている犬種」と言われていることからもその賢さが伺えます。

知能が高い犬 第2位
「プードル」

日本で大人気犬種であるトイプードル。
プードルには、スタンダード・ミディアム・ミニチュア・トイの4つのサイズがありますが、いずれのプードルも、元々は作業犬として活躍していたことから作業遂行能力や知性が備えられています。
その賢さからサーカスなどでも活躍してきた歴史を持ちます。
プードルには自立心や思考力も見られ、人を喜ばせることが好きでもあるので、現在ではセラピー犬としても活躍している知能の高い犬種です。

知能が高い犬 第3位
「ジャーマンシェパード」

警察犬としてのイメージが強いジャーマンシェパード。
多くの警察犬がジャーマンシェパードなのには、それに相応しい知性と能力を備えているためです。
他の犬種の中でも人間への忠誠心と服従心を持ち、訓練することや作業を好む犬種だと言われています。
どんなにつらい訓練でも、忍耐強く練習をして修得していくことができる賢く優れた犬種なのです。

知能が高い犬 第4位
「ゴールデンレトリバー」

国内でもペットとして人気のある大型犬のゴールデンレトリバー。
元々は、水鳥猟で活躍していた猟犬で、主人の合図に忠実にしたがい俊敏に行動することができます。
飼い主に気に入られようとする性格から、人の気持ちを読み取ることに長け自分で考えて行動することのできる賢くて優しい犬種です。

知能が高い犬 第5位
「ドーベルマン」

ドーベルマンは、洋画などで番犬や護衛犬として出ていることも多いですよね。
それもそのはずで、ドーベルマンは護衛犬としてジャーマンピンシャーとシェパードなどを掛け合わせて作り出された番犬や護衛犬としてとても優れた犬種です。
飼い主に対する強い忠誠心と愛情深さを持っており、知的で洞察力に優れ、厳しい訓練にも耐えることができる制御のしやすさからも軍用犬や警察犬、麻薬探知犬など幅広く活躍しています。

知能が高い犬 第6位
「シェットランドシープドッグ」

通称「シェルティ」で、国内でも一時ブームとなった元牧羊犬です。
牧羊犬らしく飼い主に対する服従性が高く、状況を判断する知性もあり理解力にも長けた優れた犬種です。
牧羊犬としての資質で警戒心が強くよく吠えることから、国内では一時の人気ぶりからは人気落ちしてしまいましたが、訓練性能が高い犬種のためしつけで抑えることが可能です。
そのため、現在でも多くの愛好家を持つ賢くて従順な犬種です。

知能が高い犬 第7位
「ラブラドールレトリバー」

盲導犬としてのイメージが強いラブラドールレトリバー。
元々は水鳥猟の猟犬として活躍しており、穏やかで攻撃性の少ない性格、知性と順応力が高く、自分で状況を判断して行動する能力を持っています。
現在ではペットとしてだけでなく、盲導犬・警察犬などの作業犬として幅広く活躍している賢くて優秀な犬種です。

知能が高い犬 第8位
「パピヨン」

ランキング内で使役犬として活躍していた他犬種とは異なり、ランキング内唯一古くから愛玩犬として人気のある犬種です。
明るくて人のことが大好きな愛玩犬らしい性格を持っていて、家族の気持ちを汲み取り、先回りした行動ができる従順性を持ち合わせています。
小型犬ではありますが、その賢さと活発さからドッグスポーツ競技会に出場する子もいるほどです。

知能が高い犬 第9位
「ロットワイラー」

怖いイメージを持たれていることも多いロットワイラー。
確かに、祖先犬はイノシシ猟で使われた犬であり、ロットワイラー自身も牛追いや荷引きなどに使われてきたような力強い犬種です。
それでも、実際には飼い主に従順で忠誠心が強く、大変素直な性格を持っています。
賢さと豊富な体力、素直な性格からも訓練性能が高く、現在では警察犬や軍用犬、山岳救助犬として活躍しています。

知能が高い犬 第10位
「オーストラリアン・キャトル・ドッグ」

あまり知られていないオーストラリアン・キャトル・ドッグは、オーストラリアを原産とする牧牛犬です。
吠え声を出さずに牛を誘導して、言うことを聞かない牛にはかかとを軽く噛んで驚かせて従わせるスタイルを得意とします。
その、しつけの飲み込みの早さ・状況判断力・行動力から現在でも作業犬としての人気が高く、オーストラリアだけでなく、アメリカの西部やニュージーランドなどで活躍しています。

まとめ

いかがでしたか?
犬は人間で言うと2~3歳の知能を持つと言われています、飼い主のトレーニング次第で最大限に発揮してあげることができます。
ただし、賢い犬ほど家族の中でリーダーになろうとすることもあります。
犬は善悪の判断ができないので、飼い主の方がリーダーとなり正しく導いてあげられることが必要となるのです。
そして、その知能を最大限引き出してあげられるのも飼い主次第なのです。