犬がついてくるのにはこんな理由があった!


犬,ダックスフンド

犬がついてくるのはなぜ?

犬が飼い主の行く先についてくる行動を「後追い行動」と呼びます。
愛犬の愛らしい行動の1つではありますが、犬の後追い行動を全て犬の愛情表現と捉えてしまってはいけません。
中には改善すべき理由も隠れています。
それでは早速、ご自宅の愛犬がついてくる理由を探ってみましょう。

犬がついてくる理由① 本能

犬がついてくる理由、それは飼い主のことをボスと認識しているからかもしれません。
犬は、本能的にボスについていく習性を持っています。
そのため、室内であってもついて来るのです。
本能でついて来る場合には、ボスと認識している人にしかついていきません。
家族の1人にしかついていかないという場合なら、その人のことをボスだと認識していることから後追い行動をしていることが考えられるでしょう。

犬がついてくる理由② 問題行動

犬がついてくる理由には、問題として捉えるべきことがあります。

◆分離不安

分離不安とは、飼い主への依存心が強く、ひとりになったときにパニックを起こしたり、破壊や吠えるなどの問題行動を起こしてしまうことです。
分離不安の犬に見られる行動の1つに、飼い主の行く先々ついてくることがあります。
リラックスして休んでいる時でも、飼い主の動きに敏感に反応し、行き先が例えトイレであろうとお風呂であろうとついて来きます。

分離不安になる大きな原因としては、社会化不足があります。
また、過度に甘やかしてきたことで飼い主に依存してしまっていることも考えられます。

一緒に過ごせる時間は問題ないかもしれませんが、留守番などの時には愛犬に過度のストレスを与えてしまうことになります。
年を取るとともに不安感が増し症状が悪化することも少なくないため、早い段階から解消していきましょう。

◆要求行動

要求とは言ってもそのほとんどが、「おやつが欲しい」かもしれません。
他にも、「お散歩連れて行って」「なでて」などもあるでしょう。
いずれにしても、過去についていったら要求を満たしてもらったことを覚えているのです。

つい可愛いからと犬の要求に応えがちですが、犬の要求に全て応えていると、犬が主導権を握ってしまうことになり主従関係が壊れてしまいかねません。
いずれ行動が大胆になり、吠えたり飛びついたりして要求してくることも予想されます。
愛犬が要求してきても時には心を鬼にして、要求には応えないようにしましょう。
主導権は飼い主さんが握ることが大切です。

ただし、この要求行動に「トイレに行きたい」が入っている場合は、また話は変わります。
扉が閉まっている、外で排泄しているなどの理由で、自力でトイレに行くことができない場合には、飼い主さんの後をついていくことでトイレアピールをしているのかもしれません。
そこはしっかり見極めて対処してあげましょうね。

犬がついてくる理由③ 飼い主さんが大好き

過度に甘やかしているわけでもなく、問題行動でもなく愛犬がついてくる場合には、単に飼い主さんのことが大好きだからついてきているのかもしれません。
飼い主さんへの愛情を表現していて、信頼関係の証でもあるので特に対処は必要ありません。
優しく話しかけて愛情を返してあげてください。

ついてくる犬への対策が必要なとき

犬がついてくる行動は飼い主からすると愛らしい行動ではありますが、家事をしている時や来客対応をしている時など、ついてこられると困る時もあるでしょう。
また、問題行動によってついてくる場合には、対策が必要となってきます。

1人でも安心して過ごせるせるように

どんな理由でついてくる場合にも、その行動をやめさせるには、愛犬が1人でも安心して過ごせることが必要です。
それは、落ち付いて過ごせる環境を作ってあげることから始まります。
静かな部屋に快適な寝床を準備してあげましょう。
そして、普段から部屋に放し飼いにしている場合には、サークル内で過ごす時間を設けて、1人でも安心して過ごせるようトレーニングしていきましょう。
犬が出してほしいと鳴いている間は決して相手にしてはいけません。
静かになってから褒めて出してあげるようにして、その時間を徐々に長くして慣れさせていきましょう。
時間はかかるかもしれませんが、次第に1人でも過ごせるようになり、後をついてきて欲しくない時、サークルに入れておくことができるようになります。

分離不安はプロに相談することも必要

分離不安の場合には、飼い主にとっても愛犬にとっても問題となってくるので速やかに対策が必要です。
しかし精神的な問題なので、ご自分での留守番トレーニングでは改善できないことも多く、その場合にはプロに相談されることをおすすめします。
分離不安症の治療は、行動療法と薬物療法を併用するアプローチが最も効果的だといわれています。
行動療法の専門家であるドッグビヘイビアリストかドッグトレーナーや、薬物療法の専門家である獣医師に相談してみましょう。

まとめ

ご自宅の愛犬がついてくる理由は、どの理由に当てはまりましたか?
もしかしたらおやつ欲しさのためについてきている事を知って、複雑な気持ちになっているかもしれませんね。
愛犬と正しく接して信頼関係を築いていくことで、愛情表現でついてきてくれるようになるでしょう。
飼い主さんにとってもその理由が1番うれしいと感じる瞬間になるでしょう。