犬は梅干しを食べてもいい?犬に梅干しの栄養素や与える際の注意点

犬は梅干しを食べても大丈夫か?

結論から言うと…、食べても大丈夫!!

犬にとっての危険食材に「梅」が入っていることがありますが、これは「生の梅」と「梅の種」ことで、梅干しは犬に与えても大丈夫な食材になります。
梅干しの果肉部分には、犬が中毒を起こすような成分は入っていません。
しかし、塩分が高すぎる点では注意が必要で、できれば減塩や塩分不使用の梅干しを選んだ方が良いでしょう。
他にも、梅干しを与える際には注意したい点がいくつかあります。
そういった点を理解して上手に与えることで、梅干しは犬の健康にも嬉しい効果を与えてくれる食材となります。

梅干しの栄養成分・効用

梅干しには以下のような栄養成分が含まれています。

  • 梅ポリフェノール
  • クエン酸
  • ポリフェノール
  • カロテン    など

梅干しの健康効果は犬にも有効

梅干しには、殺菌効果や疲労回復効果があると言われていますが、この効果は犬にも有効です。
犬は色々な場所を舐めたりするので細菌を取り込みやすい犬にとって、殺菌効果は嬉しい効果です。

また、梅干しに含まれるクエン酸は、免疫力の向上や疲労回復、腸内環境を整えてくれる効果が期待できます。

梅干しはがん予防にも効果的

梅干しに含まれているポリフェノールは、抗酸化作用があり活性酵素の働きを抑制してくれるため、老化やがん予防にも効果的だと言われています。
また、腫瘍が出来た犬に対して「梅エキス」を取り入れた食事療法を行ったところ、ガン細胞が小さくなったという研究結果もあります。

また、ポリフェノールには、食欲増進効果もありますが、逆に脂肪を取り込むのを防ぐ効果があるという研究結果もあります。
そのため、肥満気味の犬にも役立つ食材となるでしょう。

その他にも、血流改善や高血圧や動脈硬化の改善・予防に効果的だと言われています。

犬に梅干しを与えるときの適量

犬に梅干しを与える時の適量は、これと言ってありません。
しかし、どんなに健康に良い食材とは言っても、与え過ぎないことが大切です。
犬の体の大きさにもよりますが、人でも1日1~2個程度しか食べない位なので、体の小さな犬には1日1/4~1個までとしておいた方が良いでしょう。

犬への梅干しの与え方

犬に梅干しを与える際には、まず塩分控えめや不使用のものを選ぶようにしましょう。
通常の梅干しでは犬にとって塩分が高すぎます。
また、犬が梅干しの種を食べてしまうと消化することができない上、中毒成分が含まれています。
そのため梅干しの種は必ず取り除いてから与えるようにしましょう。

梅干しを使った犬用レシピ

梅干しが苦手な人がいるように、犬でも好き嫌いがあるようです。
梅干しが嫌いな犬に無理やり食べさせる必要はありませんが、酸っぱさを和らげる食材と合わせることで食べやすくさせてあげられます。

◆チキンと野菜の梅煮

☆材料

  • 鶏肉・じゃがいも・にんじん・梅干し・ごま油・だし汁

☆作り方

  • 鶏肉と野菜を犬の一口サイズに切り、梅干しはみじん切りにしておく。
  • 鍋にごま油少量を入れて熱したら、鶏肉を炒める。
  • 鶏肉の表面に焼き色が付いたら、野菜と梅干しを加えて馴染ませる。
  • だし汁を加えて中火で野菜が柔らかくなるまで煮る。 ⇒ できあがり!!

梅干しを与えるときの注意点

生の梅は与えないこと

生の梅には、犬にとって中毒となる「アミグダリン」という成分が含まれています。
この「アミグダリン」という成分を摂ってしまうと、分解される過程で青酸を作り出し、青酸中毒を起こしてしまいます。
青酸中毒を起こすと、下痢や嘔吐、めまい、血圧低下、呼吸困難、発熱などの症状が見られ、最悪の場合、死亡してしまうこともあります。
生の梅は犬にとって大変危険ですので、与えないよう注意しましょう。

梅干しの種に注意

犬には、梅干しの種も絶対に与えないようにしましょう。
梅の種は、消化することができない上、生の梅と同様「アミグダリン」という中毒成分が含まれています。
また、梅の種を誤ってそのまま飲み込んでしまった場合には、喉に詰まらせてしまうことや腸閉塞になる可能性もあります。
いずれの場合も梅の種を食べさせることは犬にとって危険です。
犬が誤って食べないためにも、梅の種は必ず取り除いてあげるようにしてください。

与え過ぎない

梅干しがどんなに健康によい食材とは言っても、与え過ぎては逆効果となることもあります。
どんなものでも適量が大切です。
例え愛犬の好物だとしても、与え過ぎないよう注意しましょう。

アレルギーの注意

生梅や種でなければ、犬にとって危険な成分は含まれてない梅干しですが、個体によってはアレルギーを起こす可能性があります。
初めて梅干しを与えるときには、アレルギー反応が出ないか少量だけを与えて、少しずつ量を増やしていくようにしましょう。
一般的に犬の食物アレルギーの症状には、

  • 下痢や嘔吐
  • 皮膚の赤みや痒み
  • 充血
  • 毛が抜ける

などの症状が見られます。
犬に梅干しを与えた時にこのような症状が見られたら、梅干しを与えることはすぐに中止して、動物病院で診察してもらうようにしましょう。

さいごに

日本の伝統的な梅干しは犬の健康にも役立つ食材です。
しかし、与え方を間違ってしまうと危険な食材にもなり得ますので、十分に注意して与えてあげるようにしましょう。
万が一自信がないという場合には、梅を使ったおやつなども販売されていますので、そちらを活用してみても良いでしょう。