犬は麦茶を飲んでもいい?犬に麦茶の栄養素や与える際の注意点

犬は麦茶を飲んでも大丈夫か?

結論から言うと・・・大丈夫!!

犬は、麦茶を飲んでも大丈夫です。
犬に与える飲み物で注意しなければならないのは「カフェイン」や「タンニン」ですが、麦茶にはそれらの成分が含まれていません。
ノンカフェインの飲み物として小さな子どもにも安心して飲ませられる飲み物です。

人の健康に良いとされる麦茶ですが、実は犬にとっても嬉しい効果があります。
香ばしい香りと味がすることから、水をあまり飲まなくなった犬に麦茶を与えてみると飲んでくれたといった話もあります。

ただし、麦茶にはミネラルが豊富に含まれているため、結石のある犬には与えない方が良いことや、与え方などに注意しなければならないこともあります。

麦茶の栄養成分・効用

人の健康に良いとされる麦茶には、以下のような栄養素が含まれています。

  • カルシウム
  • カリウム
  • マグネシウム
  • リン
  • アルキルピラジン
  • GABA

夏バテ予防に効果的な飲み物

麦茶は人にとって、「体を冷ます」「血行促進」「胃粘膜を守る」「虫歯予防」「抗酸化作用」などの効果があると言われています。
これは犬にも同様の効果が期待できます。

麦茶の独特の香ばしさは「アルキルピラジン」という成分によるものです。
この成分には血液の流れを良くする効果があり、「GABA」にも血液をさらさらにしてくれる効果があります。
これらの成分によって、血栓ができるのを防止し、血液を清浄化する効果が期待できるでしょう。
また、「アルキルピラジン」の香ばしい香りには、ストレスを解消する働きがあるとも言われています。

また、麦茶の元となる大麦には体を冷やす働きがあり、体の火照りを取ってくれる効果があります。
胃の粘膜を保護する作用があることからも、暑さに弱い犬や夏場の水分補給元として麦茶は理想的な飲み物と言えるでしょう。

犬に麦茶を与える時の量と与え方

与えるときの適量とは?

犬に麦茶を与える時のこれといった目安はありませんが、水と同じように日常的に与えることは避けましょう。
麦茶は、水のように犬にとって必要な飲み物ではありません。
日常的に与えてしまうと、味が付いているせいか水を飲まなくなってしまうこともあるようです。
夏場の散歩やドッグランでの運動後の1杯分だけ、夏バテ気味の時の1日のうちの1杯だけにするなど、与えるシーンを決めておくと良いかもしれません。

麦茶の与え方

一般的にスーパーやコンビニなどで購入できる麦茶の中には、ミネラルが強化されているものがあります。
しかし、犬にとっては効果が強すぎてしまうため、ミネラルや添加物の強化がされていないものを選ぶようにしましょう。
作る際には、なるべく新鮮な水を沸かして作ったものがおすすめです。
そして作った麦茶を、人間が飲む濃度からさらに2~3倍薄めてから犬に飲ませてあげるようにしましょう。
最近では犬用の麦茶も販売されていますので、そちらを与えてあげるのも良いでしょう。

あげるときの注意点

与え過ぎに注意

前述でも紹介した通り、麦茶には体を冷やす作用があります。
与え過ぎてしまうことで、嘔吐や下痢の原因になってしまうでしょう。
また、おしっこの回数が多くなったり、おもらしをするということも起こり得ますので、与えるときは多量には与えず、少量だけ与えるようにしましょう。

結石のできやすい犬には与えないこと

ミネラルが豊富なことが特徴的な麦茶ではありますが、ミネラルを多く摂取することで腎臓や膀胱などで結石ができてしまうことがあります。
そのため、普段から結石のできやすい体質を持つ犬には、麦茶を与えないようにした方が良いでしょう

アレルギーに注意

麦茶は犬の健康を脅かすような成分は特に含まれていませんが、まれに麦茶によってアレルギーを起こす犬がいます。
そのため、初めて与える際にはごく少量だけを与えてみて、アレルギー反応が出ないか様子を見るようにしましょう。
体調に変化が見られないようであれば、徐々に量を増やしていくと良いでしょう。

ちなみに犬のアレルギー反応には以下のような症状があります。

  • 体をかゆがる
  • フケが出る
  • 抜け毛が増える・ハゲができる
  • 嘔吐・下痢
  • 顔や耳の内側、目の周り、口周り、股の内側などが赤くなっている

このような症状が現れた場合には、すぐに麦茶を与えることを中止して、動物病院で診察してもらいましょう。

さいごに

夏バテ予防に最適な麦茶は、人にも犬にも役立つ飲み物です。
特に暑さが苦手で体の熱を放出しにくい体質を持つパグやフレンチブルドッグなどの短頭種の熱中症予防アイテムとしても役立つかもしれませんね。
麦茶の効果を上手に活用するためにも、与え過ぎや与え方に注意して愛犬の健康に役立てていきましょう。