あなたとチワワ、主従関係は上手に築けてる?

チワワだけでなく、犬を飼っている人を飼い主と呼びますよね。飼い主になるということは、あなたは犬にとっての「ご主人」となるわけです。上手に関係性を築くことで、ワンコライフがもっと素晴らしいものにすることができます。今回は、人と犬との主従関係についてお話しましょう。

主従関係ってどういう意味?

そもそも、主従関係ってどういう意味なんでしょうか?辞書で調べると、片方が「主」で、もう一方が「従」となって、「主」に対して「従」となるものの方が従属したり従ったりしている関係のこととあります。人と犬の場合は、人が主で犬が従となりますね。しかし、本当にこのままの意味で、主従関係を築いてしまって良いのでしょうか? 人間社会での、主従関係では「従」側の人間が、主人の命令に忠実に従うというイメージがありますが、これをそのまま人と犬の関係性に当てはめてしまうのは、少し違うような気がしますし、どうもピンと来ません。これは、人と犬が一緒に生活してきた長い歴史の中で築いてきた関係が、単なる主と従ではない、それを超えた何かがあるからのように思えます。

人が犬のリーダーになることの利点

さて、先程「人と犬の長い共存の歴史」について触れましたが、犬が人に飼われるようになって、人と一緒に生活することが当たり前である時代の今、いくら犬の祖先がオオカミだといえども、犬はもはや自分たちだけで生活はできません。そこに何らかの人の手が介入しなくては生き延びるのは難しい時代になりました。 ところが、犬が野性として生きていた頃には、当然群れでの生活をしていたわけです。群れには必ずリーダーがいます。犬の祖先たちは、そのリーダーに従って生き延びて来ました。そこで生きるための主従関係ができあがっていたのです。犬が人と生活を共にするようになり、リーダーがいなくなった現代では、人がそのリーダーの代わりをしなくてはなりません。 リーダーと言うのは、大変責任重大でもあり、実はストレスを抱えてしまう位置でもあります。犬にとって人と生活することも「群れ」には違いありませんので、この群れという名の家族について犬がリーダーになってしまうと、非常に愛犬にストレスがかかってしまうのです。ですから、家族の中でのリーダーは必ず人間がなるべきなのです。

理想的な主従関係

主従関係と言うよりは、犬にとって飼い主がリーダーになることが理想です。この人の言うことを聞いていればストレスなく生活ができるというように、愛犬が感じることができればベストです。ところが、飼い主さんの中にはうまくリーダーになりきれない人がおり、この関係が逆転してしまっていることもあります。 そうすると、犬は自分がしっかりとこの家族を守らなくてはという想いを抱くようになり、結果無駄吠えや噛み癖が多くなることにも繋がります。もちろんストレスもかかってしまいます。特に小さなチワワにそのような大役を任せてしまうことは、理想的な関係とは言えませんよね。

人はそんなに偉いのか?

ところで、主従関係と言うと相手を虐げると勘違いする人もいます。そう、犬に対して虐待に近い行いをしてしまうのです。躾と言う名目の暴力や、意地悪です。「犬畜生」というような嫌な言葉がありますよね。犬は人よりも賢くないので、バカにしても良いというような思いからできた言葉かもしれません。 しかし、本当にそうでしょうか?人間はそんなに偉いのでしょうか?よく考えて見て下さい。犬の愛情は無限です。私たち人間は、犬から学ぶことがたくさんあります。人が悲しそうにしているとき、しんどそうにしているとき、何も言わなくてもそっと寄り添ってくれますよね?このように、弱いものに寄りそうことがはたして全ての人間にできることでしょうか?

命令ではなく、共存しよう

人と犬の主従関係で、まず思うことは、地球上で人間が一番偉いのだとおごり高ぶるのではなく、互いに高め合うために一緒に生活するのだと意識すれば、理想的な主従関係、共存が可能になるということです。このような理想的な関係を築くことができれば、きっとあなたと愛犬の生活は豊かなものになってくれるでしょう。