マズルコントロールは必要?フレンチブルドッグの噛み癖の直し方

フレンチブルドッグと暮していく中で、とくに気をつけなければならないのが噛み癖。もともと活発な性格で、噛んで遊んだりすることも好きなため、噛み癖がつくと直すのが大変になってしまう場合も。噛み癖を直す方法のひとつにマズルコントロールがありますが、フレンチブルドッグにも必要なのでしょうか。また、それ以外でも効果的な方法はあるのでしょうか。

噛み癖の原因は?

フレンチブルドッグの噛み癖がついてしまった主な原因は、子犬の時期に飼い主が甘やかして甘噛みを許してきたからと言えるでしょう。本来でしたら子犬のとき、母犬に甘噛みして強く噛んだ場合は怒られたり、兄弟犬と遊んでいるとき、強く噛んだらやり返されたりなどして「怒られる=いいことがない」ということを学びます。
そのため、飼い主が甘噛みを注意しないと、どんどんエスカレートしていくばかりで非常に危険です。とくにフレンチブルドッグは顎がしっかりしていて、噛む力が強いのでケガをさせてしまうほど、本気で噛んでしまうことも少なくありません。

マズルコントロールとは?

犬の習性のひとつに、子犬が興奮して吠えるのをやめなかったり、しつこくじゃれてきたりしたときに、母犬が子犬のマズルを自分の口に入れてやめさせようとすることがあります。これは、子犬を落ち着かせて安心させるための行為です。そうすることで子犬のほうも母犬に守られているから大丈夫だと認識し、大人しくなっていきます。これを必要に応じて飼い主が行うことを、マズルコントロールと呼びます。
マズルコントロールのやり方は、犬が吠えたり噛んだりしたときに、マズルを軽く掴んで落ち着かせ、直ったら褒めてあげるのを繰り返していくものです。マズルコントロールは体罰ではなく、あくまでも「吠えたり噛んだりしなくても平気だよ」と安心させるのが目的なのを、覚えておきましょう。

フレンチブルドッグにマズルコントロールは必要?

結論から言うと、フレンチブルドッグは鼻が短いため、マズルコントロールは向いていません。獣医師さんの中には、マズルを掴めないのでその代わりに、顔を覆うようにして押さえるとよい、とアドバイスされる方もいるようです。
しかし実際のところは嫌がる場合がほとんどで、あまり効果的とは言えないでしょう。噛み癖は、マズルコントロール以外でも十分直していけますので、別の方法を試したほうがよさそうです。

噛み癖の治し方

子犬の時期はとくに飼い主に甘えることが多く、甘噛みする姿はなんとも可愛らしいものです。しかし決してこれを放っておかず、しっかりと叱るようにしてください。注意するときは「ダメ」や「イケナイ」などの言葉を、目を見ながら言って伝えるようにしましょう。叱るタイミングは噛んだすぐ直後がポイントです。時間が経ってからでは、何に対して怒っているのかわからず、全く伝わりません。
そして、当たり前のことですが、叱っている相手は犬ですので、人間に対しての叱り方と同じ方法では、何も伝わらないことを頭に入れておきましょう。したがって、叩いたりといった体罰や、「何度言ったらわかるの!」というような叱り方は、なぜそんなことをされているのか理解できないばかりか、飼い主に対して怯えるようになってしまいます。しつけの上で、なにより大切なのは、犬との信頼関係であるのを忘れないでください。

まとめ

短鼻種のフレンチブルドッグには、マズルコントロールは難しそうですね。とはいえ、噛み癖が直らないと飼い主がケガをしたり、ほかの相手を傷つけてしまったりする可能性もあるため、子犬の早い段階からしっかりとしつけをしていってくださいね。もともとは非常に穏やかな性格で、噛み癖などがなければ、そんなに大きな問題行動を起こす犬種ではないので、楽しく暮らしていけるでしょう。