マルチーズの噛み癖にマズルコントロールは有効か?

マルチーズの噛み癖

マルチーズの噛み癖には原因がいくつかあります。
嫌なことを止めてほしいと威嚇で噛む、噛んだ時の飼い主のリアクションを楽しむために噛むなどの遊びの一環や、ストレスから噛むことで発散している場合などがあります。

言葉を話せない犬にとっては噛む行為はごく自然な行為で、一度ついてしまった噛み癖を直すことは決して簡単ではありませんが、正しい対処をすることで直すことができます。

マズルコントロールとは?

マズルコントロールとは、本来母犬が、子犬が悪いことをした時にマズルを噛むことでルールを教えるための手段です。
そうすることで服従することを教え、子犬を危険から守るために使っています。

口や鼻は大切な器官のため、犬にとっては本来マズルを抑えられることは嫌な行為です。
しかし主従関係を作るために、母犬を見習ったマズルコントロールを使う方法が用いられています。

マズルコントロールをすることに対して賛否両論がありますが、賛成派でも正しい方法で使うことが重要になってくると言えます。

マズルコントロールのやり方

前述でも述べたように、犬にとってマズルを抑えられることは基本的に嫌なことだということを認識しておきましょう。
いきなりマズルを抑えられると、反抗したり人の手を嫌うようになります。
最悪の場合、信頼関係も崩してしまいます。

マズルコントロールをするためには、まずマズルを触られることに慣れさせておく必要があります。
頭や身体を撫でながら少しずつマズル部分も撫でるようにして少しずつ慣れさせていきましょう。
初めは触るだけから初めて、徐々に鼻先を掴んで様子を見ながら行いましょう。
おやつを使ってみても良いでしょう。
マズルを捕まれても抵抗を見せなくなれば、信頼されている証拠です。

ここまで来てやっと正しいマズルコントロールができる段階になります。

噛み癖への間違ったマズルコトロール

噛み癖を直すには、原因に対して正しい対処が必要だと述べましたが、マズルコントロールも使うタイミングを間違えば、噛み癖を悪化させたり信頼関係を崩しかねません。

例えば、歯磨きをされるのが嫌いなマルチーズが止めてほしいと噛んできたとします。
噛むことはいけないと教えるためにマズルコントロールを使った場合、マルチーズからすると意味が分かりません。
嫌なことをされたから嫌だと言っただけなのに、マズルまで抑えられて更に嫌な思いをさせられているのです。
そうなると、歯磨きが更に嫌いになってしまい、次の歯磨きの時もまた噛むでしょう。

ストレス発散のために物を噛む癖も一緒です。
ストレスを発散しようと噛んでいるのにマズルを掴まれると余計にストレスになりますよね。

マズルコントロールを使う場合には、正しい状況なのか判断してあげる必要があります。

まとめ

マルチーズの噛み癖にマズルコントロールは有効なのか。
答えは、場合と状況によります。
マズルを触られることに慣らしていたとしても、間違ったタイミングで使うと噛み癖を悪化させてしまうでしょう。

犬の気持ちを理解し、状況を判断して使える場合であれば、噛み癖に対してマズルコントロールは確かに有効ではあります。
しかし初心者の方にはタイミングがなかなか難しいかもしれません。
正しいマズルコントロールを使えるか自信がない場合には、他の方法を使って噛み癖を直していく方が良いでしょう。