マルチーズの社会化不足で起こる問題とは?

基本的には、おだやかで優しく利口な性格を持ったマルチーズ。 飼い主にべったりしていたいマルチーズなので、一緒にお出かけしてドッグランやカフェなど楽しみ方がたくさんあります。 しかし、マルチーズが社会性を身に付けずに成長してしまうと、そんな楽しみもなくなってしまうほか、問題行動に悩まされることになります。 今回は、マルチーズの社会過不足についてまとめてみました。

可愛い子には旅をさせよ!!マルチーズの社会化期とは?

犬は生後4週齢~13週齢頃までの期間を社会化期と言われており、この時期に外の世界に好奇心を示し学習意欲を見せ始めます。その後13週齢~12カ月齢までが第2の社会化期と呼ばれ、環境に適応していくことを学んでいきます。
本来、社会化期は母犬や兄弟と過ごす中で、悪いことをすれば母犬に叱られ、兄弟とじゃれ合う中で噛まれることの痛さを知り、事の良し悪しやルールを学びます。 しかしこの期間にはすでに犬家族とは離れ、新しい家族と過ごしているので、私たち飼い主が事の良し悪しからルールやマナーを教えていく必要があるのです。
家の外へ積極的に連れ出して、家族以外の人や動物、外の空気や風、車の音や生活音などに慣れさせて色んなことを経験させておきましょう。

マルチーズの社会化不足で起こる問題とは?

社会化不足によって起こる問題行動はたくさんありますが、マルチーズに特に多いのが無駄吠えです。 警戒心が強いマルチーズが社会を知らずに育つと、家の中でも外から聞こえてくる音に反応して吠える、来客で吠える、散歩中に知らない人や動物に吠える、攻撃を仕掛けることだってあり得ます。
無駄吠えをするマルチーズの心理は、「それなに?怖い!!不安!!」です。社会化不足のマルチーズは、「知らないものや場所=怖いもの」となってしまうのです。警戒しなくても良いものに警戒してしまい、マルチーズにとってもストレスとなっています。

社会化不足は不健康のもと!!分離不安について

分離不安とは、留守番などで強い不安を感じてパニックに陥り、様々な行動を引き起こす心の病です。
分離不安の症状には、「過剰な吠え」「不適切な排泄」「破壊行動」から、自分の足や尻尾を噛んだり舐めたりし続ける「自咬症」や、グルグル回り続ける「常同症」を引き起こす場合もあります。 そして、この分離不安の原因の1つに社会化不足があります。社会化期に外の世界に慣れていないなどの経験不足から心の免疫が低く、飼い主に依存していることがあげられます。
飼い主が少し離れただけで泣きわめいたりするようであれば、分離不安を疑いましょう。 分離不安への対処は、できるだけ獣医師のアドバイスをもらいながら対処した方が良いでしょう。

まとめ

マルチーズの社会化不足に良いことなんて1つもありません。
社会性を身に付けておけば、問題行動も減り、一緒にドッグランやカフェなどお出かけを安心して楽しむこともできますし、何よりマルチーズにとって余計なストレスがかからなくなります。
社会性を身に付けさせるためにも、飼い主さんが面倒だと思わずに、積極的に社会と接する機会を作ってあげましょう。