マルチーズの老犬がごはんを食べない時の対処法


なぜ食欲がなくなるのか?

老犬になると食欲が低下する原因には大きく分けて2つあります。

1つは、老犬になりあらゆる体の機能が低下するためです。
味覚と嗅覚の低下により、食欲が湧かなくなります。
また、基礎代謝が低下すると、1日に必要なエネルギー量が減るため、本能的にカロリー摂取を控えるようになりご飯を食べなくこともあるようです。

もう1つの原因は、病気の場合です。
食欲が低下する病気には様々あり、心臓や腎臓の病気や甲状腺ホルモン機能の低下、歯周病、がんなどがあります。
食欲が減ったと思った時は、歳だけのせいにせず病気を疑い「早期発見・早期治療」できるようかかりつけの病院に診てもらうようにしましょう。

マルチーズの老犬がごはんを食べない時の対処法

ここでは、病気ではなく体の機能が衰えたことに伴う食欲低下への対処法をご紹介します。

食欲がなくなった老犬にしてあげられることには、食事をおいしく感じさせてあげることです。
匂い・舌触り・食感を変えてあげることで食欲を誘うことができることがあります。

フードを温める・ぬるま湯でふやかす

食材の匂いを強くすることができます。
犬は味覚よりも嗅覚で味わうと言われていて、人肌温度の36~37℃に温めてあげると良いでしょう。

ドライフードからパウチタイプなどに変えてみる

犬は、食べ物の食感を重視します。
食べやすい食感のウェットなフードに変えてみたり、ドライフードをミキサーで粉砕して食べやすくしてみましょう。

低脂肪の鶏ささみやお肉、白身魚などを少量混ぜてみる

犬は、肉や魚、乳製品など動物由来の食べ物が好物なので、それらの匂いから食欲を誘ってみましょう。

甘みのあるサツマイモやかぼちゃ、りんごなどをすりおろしたものをトッピングしてみる

匂いや食感の面から、トッピングすることによって食欲を誘ってみましょう。

便の状態をチェックしましょう

身体の機能が衰えたことによる食欲低下の原因には、消化機能が衰えたことも影響します。
下痢や軟便になっている場合は消化機能が低下しているサインです。

この場合には、子犬の頃のように朝晩2回の食事回数から朝昼晩3回の食事回数にして与えてみましょう。
また、夜は腸の働きも休んでしまうため、夜の食事量を少なめにしてあげたり、腸内環境を整える犬用サプリメントを使ってみるのも良いでしょう。

まとめ

残念ながら加齢を止めることができませんが、食事から老化の速度を遅くすることはできます。
食事内容や与え方を工夫して、健康に過ごせるように努めてあげたいですね。

また、体調を歳のせいだと決めつけずに、定期的に動物病院へ健診に行くことをお薦めします。