チワワの耳が立たない!垂れ耳のチワワに健康上問題はある?


チワワの基本情報

  • 大きさ:超小型犬
  • 体重:1.5〜3kg
  • 体高: 15〜23cm
  • 被毛の長さ:スムースコート(短毛)ロングコート(長毛)
  • 被毛の種類:シングルコートとダブルコート両方あり。個体によりバラバラ
  • 毛色:ホワイト、ブラック、クリーム、フォーン、レッド、チョコレート、ブラック&タン、パーティーカラー、トライカラー、ブリンドルなど
ロングコートチワワ

チワワの身体的特徴

チワワの身体的特徴と言えば、世界最小の体の小ささにあります。

小さな顔に大きな目と大きな耳、短めのマズルを持ち、ひたいは丸くカーブを描き、「アップルドーム」「アップルヘッド」と呼ばれています。

小さな体は本当に守ってあげたくなるほどデリケートに見えますが、小さいながらも凛とした立ち姿は、自信に満ち、大型犬にさえ負けない心の強さを感じさせてくれます。

チワワの性格・気質

  • 賢い
  • 勇敢
  • 甘えん坊
  • 臆病
  • 警戒心が強い
  • 他人に厳しく、家族に甘い
  • 献身的
  • 感受性が強い

チワワは見た目通りの弱さと、見た目からは想像も付かない強さという二面性を持っています。

それらの性格をうまくバランス良く引き出すことで、誰からも愛されるチワワになってくれるでしょう。

弱さだけが際立つ性格に育ってしまうと、とにかく臆病で他人や他の犬とも遊べないチワワになってしまい、つい恐怖心から、あらゆるものや人に吠えて威嚇するようになってしまいます。

逆に強さだけを引き出そうとしてしまうと、勘違いした強さになってしまうと、家族で自分が1番えらい!となってしまい、わがままで誰の言うことも聞かない問題犬になってしまうことがあります。

チワワは小さいながらも大変家族に献身的で、家族に何かあるときには、自分の命をかけてまでも家族を助けようとします。

チワワがそんな風に100%信頼を寄せ、愛し愛される関係を目指したいですね。

ロングコートチワワ

チワワの歴史

チワワといえば、メキシコが原産と思われがちですが、実際の起源は今もハッキリわかっていません。

(スペインからアフリカ、ヨーロッパ、マルタ島を経てメキシコに伝わったという説もあり、スペイン人が中国から外国を経由してメキシコに持ち込んだという説もあります)

現在チワワの先祖と言われる犬は「テチチ」と呼ばれ、かつてインディアンたちの食用犬として飼育されていたのでは?と考えられています。

ただ全てのテチチが食用だったわけではなく、レッドのテチチは宗教的儀式の生け贄や食用に。

ブルーのテチチは神の使いと信じられ大切に飼われていたとされています。

そんなテチチが1850年頃、アメリカ人がメキシコ市からテチチを持ち帰り、さらに小型に改良され、今のチワワが誕生しました。

チワワの飼い方と室内環境

チワワは寒さにも暑さにも弱いので、完全に室内飼いをします。

ただ室内で放し飼いをするということではなく、チワワが広い室内の中でも、自分の落ち着ける場所を作ってあげることが必要です。

そのために、

サークルやケージを準備し、その中にチワワ用の寝床を作ってあげましょう。

サークルやケージは、お留守番をしてもらうとき以外は、自由に出入りができるようにし、チワワの気分で自分のテリトリーに帰ったり、室内を散策したりできるようにします。

ロングコートチワワ

お手入れ方法

チワワにはスムースコートとロングコートの2通りあります。

スムースなら短毛だし抜け毛もないような…と思われがちですが、ロングコートの被毛の方が長いので目立ちはしますが、どちらも抜け毛はあり、短毛の場合も同じくらい抜け毛はあります。

◆チワワに必要なお手入れ

ブラッシング:毎日(スムースコート…スリッカーブラシ・ピンブラシ スムースコート…ラバーブラシ・獣毛ブラシ)

シャンプー:月に1〜2回(季節、皮膚や被毛の状態を見て回数を調整)

歯磨き:毎日(チワワのような超小型犬は歯垢が溜まりやすいので、毎日の歯磨きは日課にする)

肛門腺絞り:1〜2ヶ月に1回(個体により回数変化)

爪切り:1〜2ヶ月に1回(運動量や個体により変化)

耳の掃除:1〜2週間に1回チェック(個体により変化)

このようなお手入れが、普段飼い主の私たちがする、メインのお手入れになります。

チワワはトリミングが基本的に必要ありませんが、肛門絞りや爪切り、耳の掃除に自信がない方は、トリマーさんにお願いしてもいいですよね。

その時に、肉球の間に伸びてきた被毛をカットしてもらったり、スムースコートのチワワの場合、カットまで行かないまでも、無駄な遊び毛を綺麗に整えてもらうことができます。

チワワの散歩

ロングコートチワワ

チワワは小さいし、散歩っていう散歩はいる?なんて疑問ありますか?

チワワに散歩は必ず必要ですよ!

チワワに必要な散歩時間1日2回:1回につき15〜20分

が目安になります。

チワワは小さいですが活発で、外を駆け回るのが大好きです。

散歩をさせる目的は、運動不足の解消だけではなく、溜まったストレスの解消や、外の世界を見たり匂いを嗅いだりすることで、チワワの脳の活性化に結びつきます。

チワワにいろんな経験をさせ、外の世界をたくさん見せてあげると、チワワ自身心身ともに満たされるので、ワンワン・ガウガウと凶暴チワワになることなく、愛されチワワになることが多いです。

チワワは子犬の時期はほとんどが垂れ耳

チワワを子犬の頃から飼っている人は気がつくことですが、子犬の頃のチワワはほとんどが垂れ耳です。

子犬の頃から立ち耳のチワワもいますが、ほとんどが体が小さくコロコロとしていて、耳も垂れ耳で子犬らしく可愛い姿をしていますよね。

チワワが成長するにつれて耳も立ち耳になってきます。

急に立ち耳になるのではなく、立ったり寝たりを繰り返して、立ち耳が定着することが多く、定着の仕方と時期には個体差が大きいです。

また、スムースコート、ロングコート、どちらが立ち耳になりやすい・なりにくいに差はなく、いずれも個体によって変わってきます。

チワワが立ち耳になる時期は?

チワワが立ち耳になる時期には個体差が大きいのですが、体が成犬に近づいてくる生後6ヶ月あたりに立ち耳になることが多いようです。

チワワがこの時期を過ぎて立ち耳にならない場合は、ずっと垂れ耳のままである可能性が高いです。

また片方の耳だけが垂れたままであるということもあります。

チワワの垂れ耳だと健康上問題があるの?

もしチワワの耳が大きくなっても立ち耳になることなく垂れた耳のままであったら健康上、問題があるのかないのかが気になりますね。

耳が垂れているだけでは特に健康上に特に問題はありません。

しかし立ち耳のチワワと比べると耳が蒸れやすいので外耳炎を起こさないように気をつける必要があります。

\チワワ

チワワの垂れ耳の矯正法は?

垂れ耳であるだけで健康上の支障などはないので、特に立ち耳に矯正する必要はありません。

しかしチワワをドッグショーに出したい場合は、垂れ耳であるとスタンダードからはずれてしまうために矯正しなくてはなりません。

垂れ耳の矯正を行なう場合は生後2~3ヶ月でチワワの耳の内側にサージカルテープなどを貼って固定させる方法が多く使われます。

またマッサージをすることで立つようになることもあるようです。

しかし生後2~3ヶ月では、まだ耳が垂れ耳のままになってしまうか立ち耳になるかがわからない時期でもあります。

テープを貼られることでストレスになってしまうチワワも多いので、無理はさせないようにしたいものです。

垂れ耳を矯正させる確実な方法は、あまりありません。

どうしても立ち耳にしたいという場合は、一度動物病院で相談してみるのもいいでしょう。

チワワの垂れ耳☆矯正方法

◆準備するもの

  • サージカルテープ
  • ハサミ

◆矯正方法その1

  • サージカルテープをチワワの耳の長さに合わせ、5cmくらいの長さで数枚準備
  • 準備したサージカルテープをズラしながら重ね、チワワの耳に合わせ、両端の長さを調整
  • 出来上がったテープを耳の内側に貼って固定

◆矯正方法その2

それで支えが弱いと感じる時には、爪楊枝を芯として耳を支え、その上に、サージカルテープで固定する方法をお試しください。

☆サージカルテープを使った矯正は、毎日ひたすら貼り続けるのではなく、2〜3日続けたら、1日何も貼らないで皮膚を休める日を作ってくださいね!

チワワの垂れ耳矯正の注意

チワワの耳が立つということが、チワワのスタンダードな形でもあり、大きな耳がピンと立つというのが、チワワのチャームポイントでもあります。

健康上、問題がなくてもできれば立った耳にしたいというのは、飼い主さんなら誰もが思うでしょう。

成長が終わり、垂れ耳で固定されてしまった場合は、そこから立ち耳にすることは難しく、矯正を行うには、成長過程(生後2〜3ヶ月)で行うことで効果が出ると言われています。

ただし、チワワの垂れ耳矯正には3つ注意があります。

1.耳の中に貼ったテープは剥がれやすい

チワワの耳の内側は、触ってみるとわかりますが、結構湿っているというか、脂っぽいのです。

そのため、サージカルテープを貼っても長時間は持たず、気づくと剥がれていることがあります。

まめにチェックをし、剥がれていたら頻繁に貼り直すようにします。

2.チワワが大変嫌がる場合がある

耳周りに何かを貼られて、ほとんどのチワワは嫌がります。

それでも次第に慣れて、何ともなく過ごせるチワワもいますが、そうではなく、とにかくストレスで取りたがるチワワもいます。

後者の場合、貼る度にストレスが溜まってしまっては、本来の目的を達成する前に、チワワが精神的に参ってしまいます。

特に、矯正をする時期である子犬期は、人との信頼関係構築にも大変重要な時期でもあります。

万が一、慣れることなく嫌がり続けるのであれば、継続は難しいかもしれません。

3.皮膚が敏感な個体だとかぶれることがある

サージカルテープを使用する際には、テープを使わない日を設け、皮膚に負担がかからないように実践しますが、やはり、皮膚が弱いチワワの場合、テープ負けを起こし、皮膚が赤くなったり、最悪、かぶれてしまったりすることがあります。

どんなに矯正を嫌がらないチワワだったとしても、毎日皮膚の状態をチェックして行う必要があります。

チワワの片耳は立ったのに、片耳は垂れたまま。大丈夫?

答えは「問題ありません。大丈夫です」

たまに、片方の耳は立ってきたのに、片方の耳は垂れ耳のままと心配になることがあります。

これは、病気でも何でもない場合が多く、単純に片方の耳の軟骨が弱かったりすることが多いようです。

片方だけが垂れ耳である時期が、まだ成長期であるのなら、時間をズラして立つ可能性もあります。

または、片方だけ矯正を試みてみるのも方法ですね。

いずれにしろ、心配であれば1度獣医さんに診てもらうといいでしょう。

片方だけの垂れ耳チワワも可愛い個性の1つで、気になるのは最初だけ。

実際は両耳立ち耳や垂れ耳のチワワより可愛く見えることが多いのも事実ですよ!

垂れ耳チワワの耳掃除はどうする?

さて、立ち耳のチワワであれば、耳の中は通気性が良く、さほど耳の状態を心配することはありません。

垂れ耳の場合、どうしても耳が塞がれるので、特に湿度が上がる季節などでは、耳の中の状態を気にする必要があります。

とはいえ、チワワは耳の中に被毛が密集して生えるということがないので、耳の毛を抜く必要もなく、面倒なケアは必要ありません。

耳掃除も普段のブラッシングの時に状態をチェックし、だいたい1ヶ月に2回くらいケアする程度で問題ありません。

垂れ耳チワワの耳の中☆健康チェック

◆耳の中の臭い

耳の中がいつもと違い、発酵したような臭いがある時は、炎症を起こしている可能性があります。

◆耳垢の色や質感

通常、犬の耳垢は健康な場合それほど多くなく、粘り気もありません。

耳垢が赤茶色や黒っぽく、粘りがある耳垢の場合、細菌やマラセチアの感染を疑います。

◆耳の内側の皮膚の色

耳の中だけではなく、耳の内側の皮膚が赤くなっている場合、チワワが耳の炎症で痒くて掻いてしまい、炎症を起こしている可能性があります。

 

☆犬の耳の中の炎症は、早期の段階であれば比較的簡単に完治しますが、慢性化してしまうと完治に時間がかかります。

少しの変化ですぐ対応してあげるようにしましょう。

垂れ耳チワワの耳掃除方法

◆準備するもの

  • コットン
  • イヤークリーナー(必要に応じて)

◆基本の耳掃除方法

コットンにイヤークリーナーを含ませ、拭ける範囲の深さを綺麗にします。

◆汚れがひどい時の耳掃除方法

  • イヤークリーナーを耳の中に数滴垂らします。
  • 耳の付け根部分を優しく、何度か押してマッサージし、クリーナーをなじませるようにします。
  • 軽く犬の耳に息を吹きかけ、犬にブルブルと耳を振ってもらいます。
  • ブルブルすることで、外に出てきた汚れをコットンで拭き取ります。

◆注意事項

イヤークリーナーを直に耳に垂らす場合、全てのクリーナーが完全に外に出てくれない場合、クリーナーが耳の中に残り、逆にそれが原因で炎症を起こすこともあるので、綺麗に拭き取る自信がない場合は、コットンに含ませて拭く方法以外は、獣医さんやトリマーさんにお願いするようにしましょう。

この記事のまとめ

チワワのミミが立たない!垂れ耳のチワワに健康上問題はある?
  • 体重:1.5〜3kgの超小型犬
  • 体に似合わず勇敢で献身的。賢く感受性が強い。怖がりで警戒心が強いのも特徴。
  • シングルコートとダブルコートがあり。毛色は「ホワイト」「ブラック」「クリーム」「フォーン」「レッド」「チョコレート」「ブラック&タン」「パーティーからー」「トライカラー」「ブリンドル」など多数あり
  • チワワの子犬時期はほとんどが垂れ耳
  • 生後6ヶ月あたりに立ち耳になることが多い
  • チワワが垂れ耳のままでも健康上の問題はなし
  • チワワの垂れ耳は生後2〜3ヶ月成長期に、サージカルテープを用いて矯正できることもある
  • チワワの垂れ耳矯正の注意:「テープが剥がれやすい」「チワワにとってストレスになることがある」「皮膚がかぶれることがある」

チワワの耳が立たない!垂れ耳のチワワに健康上問題はある? さいごに

チワワの子犬時代は、ほとんどの犬が垂れ耳です。

生後6ヶ月頃から立ち耳になる犬がほとんどですが、中には垂れ耳のままのチワワもいます。

しかし健康上は何も問題はありません。
矯正しようとしてストレスを与えてしまうよりは、そのままで過ごすのもいいのではないでしょうか。

垂れ耳だと蒸れやすくなるので、耳のお手入れだけは気をつけて行うようにしたいですね。
垂れ耳のチワワも可愛いものです。