【動物看護士が解説!】トイプードルの妊娠期間、どう過ごさせてあげたらいいの?

愛犬のトイプードルが妊娠をした時、一番不安な事は、妊娠期間の過ごし方だと思います。特に、初めての妊娠経験であれば、何気なしにしていた生活でも、とても不安になる飼い主は多いです。トイプードルが妊娠した時の食事は、どのようなものがいいのか?普段通りのフードでもいいのか?また、トリミングやシャンプーなどのケアはやっていいのか?運動はさせてもいいのか?等、説明します。

妊娠中の食事について

妊娠中期は、母犬から胎児に胎盤を通して栄養が与えられます。胎児が成長すれば、その分栄養を多く必要とするので、母犬はしっかり栄養を摂取しなければなりません。
栄養をバランス良く、母犬と胎児に与えるためには、妊娠期・授乳期用のフードや子犬用のフードを与えることが好ましいです。
今まで通りのフードから、妊娠期・授乳期用のフードに変えるタイミングは、妊娠が分かってからでいいです。また、急に変えると食べない場合やお腹の調子が悪くなる場合があるので、今まで通りのフードに混ぜながら1週間くらいかけて徐々に変えていきましょう。
妊娠・授乳期用のフードは、栄養価は高いですが、カロリーも高いです。与え過ぎると肥満になったり、妊娠中のトラブルを招いたりする場合がありますので、決められた量を守って与えましょう。もともと、肥満気味なトイプードルは決められた量より少し少なめでもいい場合もあります。

妊娠中の運動について

妊娠中のトイプードルの散歩や運動ですが、全速力で走るようなアジリティーやフリスビーを使った激しい運動はやめておいた方がいいです。しかし、通所通りの歩いて行く散歩はしても構いません。
犬も出産するためには、体力が必要となります。妊娠したからといって、安静にし過ぎたり、散歩を避けたりする必要はありません。
犬の妊娠期間の中で、2~3週間経つと安定期に入ります。特に安定期に入るまでは、運動や散歩も無理の無い程度でさせてあげましょう。
妊娠後期に入ると、母犬のトイプードルのお腹も大きくなってきます。家の中でも、段差や階段の昇り降りには特に気をつけてあげなければいけません。また、床がフローリングだと、滑って転倒する可能性があります。滑らない床の素材にしたり、マットを引いたりするなどの工夫もしてあげることが好ましいです。
また、家の中の遊びや、同居犬との遊びも、激しい遊びは避けた方がいいです。母犬や胎児に負担がかからない程度で、適度な運動をさせてあげることが一番いいです。

妊娠中のケアについて

トイプードルは、トリミングやシャンプーを定期的にする必要がある犬種です。通常であれば、1ヵ月に1回ぐらいトリミングサロンに連れて行って、シャンプーカットをしてもらっているトイプードルが多いです。
しかし、妊娠中となるとなかなかトリミングサロンに連れていけないです。妊娠期間は約2ヵ月ですし、出産してからも子犬達の世話をしなければなりません。
交配を予定して出産させるのであれば、交配日直前に短くカットしておくことをおすすめします。
もし、妊娠中にシャンプーやカットをしたいと思うのであれば、安定期に入って出産予定日の10日前までには済ませておきましょう。
トリミングサロンによっては、妊娠中は出来ないところもありますので、行きつけのサロンには事前に確認しておくことをおすすめします。

まとめ

トイプードルの妊娠期間中の過ごし方は、フードは妊娠期間用のフードに変えることが好ましいです。また、激しい運動や散歩は控えた方がいいですが、体力を落とさないためにも、継続的に適度な運動は必要となります。カットやシャンプーなどの定期的なケアは、安定期に入ってからするようにしましょう。飼い主が神経質になると愛犬にも伝わります。ストレスにならないように、様子を見ながら快適に過ごさせてあげましょう。