犬のノミ予防と駆除の方法とは?つらい痒みから愛犬を守ろう!

愛犬の健康を守る上で、ノミ対策は欠かせません。ノミは厄介なことに、1日に約50個もの卵を産みます。そして、それが犬の体だけでなく室内にまで及ぶと、犬に再寄生してしまうため駆除が非常に大変です。そうならないようにするには、なによりも予防が肝心と言えます。そこで、ノミの予防や駆除の仕方についてお伝えしていきます。

ノミが犬に寄生するとどうなるの?

ノミは草むらや庭の草木に生息しています。そのため、散歩中や庭で遊ばせているときなどに、犬が発する熱や二酸化炭素を感知して犬の体に寄生します。ノミが寄生したときの主な症状は、痒みや赤みを帯びた湿疹です。もし、愛犬が散歩から帰った後などに体を執拗に掻いていたり、噛んでいたりした場合は、ノミがいないかチェックしたほうがよいでしょう。
掻きむしってしまうと、傷口から細菌が入り皮膚炎を引き起こすこともありますので、動物病院で診てもらったほうがよいです。また、子犬などは大量にノミが寄生した場合、ノミの吸血により貧血を起こすこともあるので気をつけてください。
また、ノミは犬だけの問題ではありません。人間にも被害を及ぼし犬の場合と同様、痒みや湿疹を伴います。

ノミの予防・駆除する方法とは?

ノミは5月~11月の暖かい時期に活発になりますが、寒い時期も油断できません。家の中は冬でも暖かいので、潜んでいる可能性は十分にあります。そのため、1年を通してノミ対策をしておくことをおすすめします。では、ノミを予防・駆除する方法をみていきましょう。

ノミ予防薬を使用する

ノミの予防薬は、犬の首元に薬液を滴下するタイプのものや、飲み薬などがあります。ノミ予防薬は動物病院で処方してもらうほかに、ホームセンターなどでも購入が可能です。しかし、市販品の予防薬は医薬部外品なので効き目が弱く、あまり期待できないでしょう。
一方、動物病院で購入できる予防薬は、動物用医薬品のため効き目が十分にあり、成虫のノミ以外にも卵や幼虫も防ぐことが可能です。そのうえ、シャンプーをして体を濡らしても効果がそのまま持続されます。予防薬の効果は約1ヵ月なので、毎月1回投薬しておけば安心でしょう。

ノミ取りシャンプーで体を洗う

ノミ取りシャンプーは被毛についている成虫や卵、幼虫、さなぎ、糞などを取り除くことができます。しかし、そのときだけの一時的な効果しかなく、そればかりか、シャンプーをしたからといって完全にノミが取り除けるわけではありません。
そのため、ノミ取りシャンプーで体をきれいにした後に、ノミ予防薬を投与するようにするのが効果的でしょう。また、ノミの寄生が心配であっても、シャンプーのやり過ぎは皮膚が荒れてしまいます。とくに獣医師から指示をされてないようであれば、2~3週間に1回ぐらいで十分です。

ノミ取りコームで取り除く

ノミ取りコームでブラッシングをすると、ノミがいる場合はコームに引っかかり、取り除けます。そして、取ったノミは決して指で潰さないようにしてください。もしノミが卵を持っていたりすると飛び散ってしまい、よけい大変なことになってしまいます。 そのため、近くに中性洗剤を入れた水を用意しておき、その中に取ったノミを入れて死滅させるようにしましょう。

まとめ

犬の体にいるノミを駆除しても室内に卵が潜んでいると、それが孵化してまた増えてしまいます。そのため絨毯や犬の寝床など、こまめに掃除するようにしましょう。また、ノミ予防薬を投与していたとしても、絶対にノミが寄生しないというわけではないので、草むらなどにはあまり入らないようにしたほうがよいでしょう。