歩けないの?歩かないの? 愛犬の散歩ぎらいの原因と対策


散歩ができない!歩かない!【子犬の場合】

子犬の場合生後2ヶ月~4ヶ月は社会化成長期にあたり、成犬になってからの性格や判断力 に大きな影響があると言われています。
この時期にお散歩デビューをさせますが、飼い主がうまく子犬をリードしてやることができないと、社会性が育たず散歩嫌いな犬になってしまいます。
子犬がお散歩デビューをしたけれど、散歩を嫌がる、歩かない、その理由と対策法をご紹介します。

外の世界が怖い

今まで家の中でしか歩いたことのない子犬にとって、外の世界で見るもの、聞くもの、すべてが始めてです。
クルマの音、見知らぬ人、歩いたことのない道、嗅いだことのない匂い、すべてが怖いのです。
むしろうまく歩けないことのほうが当たり前なのかもしれません。

対策その1 あせらず・ゆっくり・楽しんで

まずは外の世界が楽しいと思わせることが一番です。
無理やり歩かせるのではなく、外の空気に触れさせることから始めましょう。
子犬を抱いたまま歩いたり、座ったままクルマや散歩している犬や人を眺めたりしてみましょう。
公園などの草むらなどで匂いを嗅がせてやるのもいいでしょう。

対策その2 リードやおやつをうまく使いましょう

散歩の時に始めてリードつけると嫌がって歩かないことがあります。
家の中でもリードをつけたまま歩かせたり、一緒に遊んだりして少しずつ馴らしましょう。

外の世界に少し慣れてきたら、歩く練習を始めます。
最初はなかなかうまく歩いてはくれません。
座ったまま動かなくなったら、リードを前に引くのではなく、後ろから上に軽く引き上げると前足が浮き上がり立ち上がります。

立ち止まって歩かないときは、子犬が向いている方向と違う方向に歩いてみましょう。

また、おやつを鼻先につけて誘導しながら歩かせる方法もありますが、くせになるとおやつがないと歩かなくなるので注意が必要です。

散歩ができない!歩かない!【成犬・老犬の場合】

成犬や老犬の散歩ができない原因にはさまざまなものがあります。

子犬のころから限られた世界しか経験していないと、社会性が育たず警戒心の強い臆病な犬になってしまいます。
臆病な犬にとっては、散歩そのものが怖いことであり嫌なものなのです。

散歩中に怖い目にあったり、苦手な犬がいたりして散歩嫌いになることもあります。
また、飼い主にかまってもらいたいという甘えから、わざと踏ん張って歩かないこともあります。

対策1 犬の気持ちになって考えてみよう

すべての犬が散歩好きなわけではありません。
もともと散歩が嫌いな犬もいます。
外に出ると尻尾が上がらず丸まったままの犬は、長時間の散歩は避けてください。
散歩そのものがストレスの原因になります。

散歩の途中に苦手な犬や嫌いな場所がある時は、違う散歩コースを選んであげましょう。

犬が甘えてわざと歩かないときは、座り込んで声をかけたり、抱き上げたりしてはいけません。
要求が叶うことで何度もくりかえすようになります。
立ち止まったりせず、リードを後ろから軽く引くなどして、リーダーは飼い主であることを覚えさせます。

対策2 急に歩かなくなったときは要注意!

今まで散歩が大好きで楽しく歩いていたのに、急に歩かなくなった、あるいは歩くのを嫌がる場合は病気や怪我の可能性があります。
すぐに獣医師の診断を受けましょう。

また、老犬の場合は加齢による体力の衰えから、今までと同じ距離が歩けなくなっている場合があります。
負担のない距離に変更してあげましょう。