初めて犬を飼う人必見!犬の生理ってどんなもの?動物看護士が教えます。


犬の生理周期は?

犬の生理は、生後6ヵ月~12ヵ月の間に初めて始まります。
そして、1年に2回、半年に一度の周期で繰り返されます。
ただし、個体差があるので、1歳過ぎてやっと始まったというような場合もあります。
また、大型犬では1年に一度しか生理にならない犬もいます。

出血している生理期間は、10日〜20日ですが、これも個体差があります。

高齢になるにつれて、半年に一度の生理周期も長くあく場合や生理の出血が減る場合はありますが、人間とは違い、閉経することはありません。

犬の生理と人間の生理の違いは、犬の生理中は発情期になるので、この期間に妊娠をすることができるのです。
この人間との違いを分かっていなければ、うっかり同居犬や、散歩中に他の犬とかかってしまい、妊娠してしまったということになります。

犬の発情期のサイクル

半年に一度の生理周期がありますが、この半年で犬の発情に関して、大体決められたサイクルで繰り返されます。

まず、発情前期という時期が3~27日あり平均的には約10日です。
発情前期では、陰部が腫れ、出血します。
この期間を主に生理中といいます。
メス犬は、まだこの期間はオス犬を許容することはありません。
しかし、メス犬の匂いでオス犬が寄ってくる場合がありますので注意が必要です。

次に、発情期が8~10日あります。
出血量も少なくなり、オス犬を許容する時期です。
発情期に入ってから2~3日後に排卵が起こるので、その前後で妊娠する可能性が高いです。

その後、発情休止期という時期が約2ヵ月あります。
発情期の後、オスを許容しなくなればこの発情休止期の始まりです。

そして、発情休止期が終われば、無発情期という時期が約3ヵ月あります。
このサイクルを繰り返すことによって、半年に一度発情がくるというしくみです。

生理中、注意しなければいけないことは?

犬の生理は、発情期ということです。
それをふまえて注意しなければいけない事があります。
まず、望まない妊娠を防ぐためには、生理中と出血が治まってから少しの間は、オス犬との距離を考えないといけません。
同居犬がオス犬や、散歩中やドッグランなどの他の犬と触れ合う機会があるのなら、特に注意が必要です。
普段は、オス犬を寄せ付けない犬でも、発情期だけ受け入れる場合は多いです。
また、オス犬も、発情中のメス犬の匂いに寄ってくる場合も少なくありません。

また、生理中の出血量は個体差があります。
気にして陰部を舐めている犬は、普段生活しているものに血がつかない場合があるので、生理がきている事に気付かない飼い主も多いです。
出血量が多い犬のために、生理用のおむつなども売られているので、使ってみるのもおすすめです。

まとめ

犬の生理は、人間の生理とは違うものです。
犬の生理中とその後数日は、発情期ということを頭にいれておき散歩中、ドッグラン、ドッグカフェなどのお出かけする際は注意しましょう。
また、トリミングサロンやペットホテルへ預ける際も、生理中だということを伝えておくことで、望まない妊娠やトラブルを防ぐことが出来ます。
望まない妊娠を防ぐためには、避妊手術も一つの方法ですので、考えてみるのもいいかもしれません。