犬と会話ができる!?カーミングシグナルを学ぼう!

もしも犬と会話ができたなら、どんなに楽しい事でしょう。愛犬たちは私たち飼い主に対してどんなことを想い、感じ、伝えたいのか、“犬も言葉が話せたらいいのに…”と思ったことはありませんか?犬は話こそは出来ませんが、全身を使って沢山の気持ちを飼い主に伝えてくれています!今回は犬の気持ちを知るためのカーミングシグナルについてご紹介します。

カーミングシグナルって何?

カーミングシグナルという言葉を聞いたことはありますか?カーミングシグナルとは、ボディランゲージによる感情表現のことを指しています。今でこそ犬は人間社会で飼われて家族の一員として大切にされる存在になりましたが、昔の野生動物として存在していた時代は犬たちが群れで生活していました。その際、平和に過ごしていくために他の犬に対して自分は敵意がない事を伝えたり、相手の気持ちを落ち着けてるために使われていた手段がボディランゲージです。カーミングシグナルはボディランゲージのうちの一つで、いわゆる『犬の言葉』です。このカーミングシグナルの意味を飼い主が理解することによって、会話こそは出来なくても、犬の気持ちを読み取ってあげることができます。カーミングシグナルを理解し、今まで以上に愛犬との信頼関係を深めていきましょう。

こんな事を思っています

犬がどのような動作でどのような事を私たちに伝えているのか、全てではありませんが、代表的でよく見られる動作についてご紹介します。

わたしはあなたに敵意はありません

  • 円を描くように近づく
  • 目をそらす
  • 目の前に座る
これらの動作は相手に敵意がない事を表現しています。また、敵意がないことに加え、相手の気持ちを落ち着かせようとする意味合いがあります。ドッグランや散歩の時など、初めて会う犬や人に対してこれらのカーミングシグナルが多くみられますが、この場合は飼い主が見守る程度で様子を見ていても大丈夫でしょう。

わたしはストレスと不安を感じています

  • あくびをする
  • 耳を掻く
  • 体をブルブルする
  • 足を舐める
これらの動作が見られるときはストレスや不安、緊張を感じています。犬を叱っている時にあくびをされて、ムッとしたことがある方は結構多いのではないのでしょうか?人間の感覚だと叱っている最中にあくびなんてもってのほかな行為ですが、犬の場合は眠いのではなく、強いストレスを表しています。叱っている時にあくびや耳を掻いている動作が見られた場合には叱るのを止めて飼い主がクールダウンし、犬の不安やストレスを取り除いてあげるようにしましょう。

私はあなたに甘えたいのです

  • 相手の口を舐める
  • 片足で触れる
  • お腹を見せる
これらの動作は甘えたい気持ち、服従、リラックスを表しています。愛犬と触れ合っている時によくみられる動きではありませんか?これらの動作が見られるときは甘えたいリラックスモードに入っていますので、「この~かわいい奴め!」と、めいっぱい甘えさせてあげてくださいね。

危険なカーミングシグナル

ここまでは平和なカーミングシグナルについて紹介してきましたが、威嚇や警戒、怒りなどを表現しているカーミングシグナルもあります。威嚇などで赤信号を発している時に主に見られるカーミングシグナルは以下の通りです。
  • 歯をむき出しにする
  • 背中の毛が逆立っている
  • 耳が垂直に立つ
これらの動きが見られる場合は、すぐにその場から離れるか、相手と距離を置きましょう。犬同士の場合であれば、いつ喧嘩が起こってもおかしくありません。また、犬だけでなく人間や他の動物に対しても同様の動きが見られるときがありますが、威嚇が頂点に達すると突発的に噛みついてしまう危険性もありますので、注意が必要です。これらのカーミングシグナルが見られた場合はとにかくその場から一旦離れ、犬の警戒や威嚇の状態が落ち着くように優しく撫でたり、声をかけるなどして、飼い主が事前に対応してあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?私たちが外国へ行ったときに手振り身振りで何とか相手に意思を伝えようとするのと同様に、犬もまた私たちに全身を使って想いを伝えてくれているという事が分かりましたよね。一生懸命に全身を使って表現している姿を見ると、今まで以上になお愛しいではありませんか!飼い主がカーミングシグナルを理解することによって、きっと犬との信頼関係もより深まる事でしょう。愛犬との素敵な会話を楽しんでくださいね。